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初まりの勇者と終わりの呪い  作者: 草上アケミ
第一章 聖なる獅子と不滅の鳥
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第十二話 帰路

 ギルがようやく目を覚ましたとき、既に日は暮れてしまっていた。

 開け放たれた窓の外は真っ暗だったが、テーブルの上の灯りは揺らぐことなく室内を照らしていた。

 鋭敏である自負しているギルの聴覚でも、風が木々の葉を揺らして立てる微かな音しかとらえられないくらい静かな夜だった。


 ギルが覚えているのは、リディンと乱闘になったことまで。そこから先の記憶はない。

 そのため、ギルはなぜ自分が寝台で寝かされているのか全く分からなかった。着ていた筈の革鎧も、脱いだ覚えがないのに全て取り外されて青の詰襟のみの格好になっている。ブーツも脱がされ、寝台の脇に揃えて置かれていた。

 鎧を脱がされてからそこそこ時間が経っていることは分かった。ここの所、ずっと争炎の革を身に着けていたせいで身体に溜まっていた疲労感が綺麗になくなっていたからだ。


 ギルが横に目を向けると、リディンが隣の寝台に腰掛けて舟を漕いでいた。

 リディンもまた剣と盾を寝台の足元に立てかけ、防具を外して肌着一枚になっていた。だが、少ない荷物を寝台の上に散らかした様から本格的に寝る気は無いことが窺えた。

 ギルが跳ね起きると、リディンはびくっとして腰を浮かした。寝ぼけているのか、剣が無いというのに手を反射で背中に回していた。


「あー、やっと目が覚めたか」

 動いたのがギルだと気付いて、リディンはまた腰を下ろした。

 剣の柄を掴もうとした手が空を切ってから装備を外していることを思い出したらしく、若干ばつが悪そうだった。

「何があった」

 まだ眠たそうなリディンとは対照的に、ギルは完璧に覚醒していた。

 真剣な目でリディンを見てから、油断なく周囲の様子を窺った。一見、日が沈んでしまったこと以外は、特に状況に変わりがないように見えた。

 しかし、何が起こっていたのか分からない以上、用心するに越したことはない。


「別に何も。疲れてたんだろ、こっちも驚いた」

 リディンは伸びをしながら間延びした声で言った。両手で顔をごしごしと擦り、眠気を振り払ってからギルに向き直る。

 まるで緊張感のない仕草だったが、そんなこととはお構いなしにギルはいつもの寄せつけない雰囲気を纏っていた。

 全く気を緩める様子のないギルに、リディンは呆れたように息を吐いた。

「落ち着けって。仮に今、俺たちの身に何か危険が迫ったとして、一番損するのは天煉だろうが」


 決闘後はお互いに尊重し合うのが絶対のルールとなっている。ギルが天煉の陣中にいる状態で何かがあれば、そのルールが破られたととられてしまう。

 ギルが単独で決闘を挑んだならまだしも、証人兼交渉役としてパーシェが間に入っている以上、ギルに危害が加えられることは天煉にとって不利益にしかならない。ギルを黙らせることができたとしても、パーシェまで抑えることは難しいからだ。

「そうだとしても……」

 リディンが理屈で説明しても、ギルは納得できていないようだった。

「それより、右手を診せろ。今更隠し立てすんじゃねぇぞ」


 やっと金と茶の目を完全に開いて、リディンはギルに掌を向けた。

 ギルは、意識を失う前にそのことで揉めていたのを思い出した。

「もう動く。この程度の傷、竜種には掠り傷みたいなものだ」

 ギルは少し鬱陶しそうに右手を軽く上げ、自然な動きで手を握ったり開いたりしてみせた。特に痛がるような素振りも見せなかったが、リディンは若干疑わしげな目でギルを見た。

 リディンはギルの右腕を掴もうと手を伸ばしたが、ひょいとかわされてしまった。


「少し加減を間違えたくらいで大げさすぎるぞ」

 ギルは尚腕を追うリディンを避け続けた。肩ごと掴み掛かろうとすると、即座に押し返して距離をとる。

「その『少し』の失敗で一時的に右手が使えなくなるなんざ、戦争の武勇は盛り過ぎってもんだな」

「……あれは、別だ」

 リディンの指摘に、ギルは急に口籠った。手の動きが止まり、目を少し伏せる。


 その隙をリディンは見逃さなかった。ギルの右手首を掴んでぐいっと引き寄せ、袖をたくし上げた。

「何をする!」

 ギルは声を荒らげて腕を引こうとしたが、リディンはがっちりと掴んで離さない。

 そのままべたべたと触りながらくまなく観察を続けた。

「外傷なし、内出血もなし、骨の異常もなし、後は――」


 リディンは触診する振りをして、突然腕をつねった。

 腕をつねられてから少し間を開けて、ギルは顔を顰めた。

 まるで、痛みが無いのに痛がっているかのように。

「やっぱり、腕の感覚が切れてやがるな」

 リディンの指摘に、うっ、とギルは息を詰まらせた。ギルの演技は、本当は気付いてほしかったんじゃないのか、と勘繰ってしまうくらい下手くそだった。


 リディンもギルをただ寝かせていたわけではない。自分が出来得る限りの治療をギルに施していた。

 吹っ飛ばされた衝撃で傷めた内臓に治癒系展開術をかけて回復力を高め、細かい擦り傷には手持ちの傷薬を塗って処置していた。

 ままならない様子の右腕も調べて不調の原因を探っていた。だが、見ただけでは何らおかしいところはなく、至って健康そのものだった。

 それなのに手が動かなかったとなると、腕が痺れてしまっていると考えるのが妥当だ。リディンは、それを確かめるためだけに、ギルの目覚めを待っていた。

「どこが掠り傷だ。かなりの重傷じゃねぇか馬鹿野郎」


 リディンはさらに腕をぎりぎりとつねり上げた。もう偽る気がなくなったのか、ギルが痛がる様子はなかった。

 感覚が麻痺しているのは、ある意味負傷よりも危険な状態だ。

 負傷には痛みが伴うため限界が思い知らされるし、怪我をしているという自覚もある。

 しかし、痛みを感じられない場合、さすがに目に見える大規模な出血などは確認できるが、骨折や捻挫に気付かず無茶をして重傷化させやすい。終には骨も筋肉も使い物にならなくなって壊死寸前に陥り切断、という事態になってしまうこともあるのだ。


「全然慌ててねぇってことは、前にも同じことやったのか?」

 ギルの反応を見ながら、リディンは腕の皮膚をつねったり爪を立てたりして、何処まで麻痺しているのか確認した。

 診断の結果、上腕の中程から先の感覚が、切り落としてしまったかのようになくなっているのが判明した。肘の感覚も、若干鈍っているようだ。

「能力遮断の暴発だ。三日もすれば完全に治る。そんなものを重傷とは言わん」

 ギルはあくまでも擦り傷程度の負傷という認識を改める気はなさそうだった。

「竜理論を聞いてるんじゃねぇよ、一般論で言え!」

 ギルのあまりの無頓着ぶりに、リディンはとうとう本気で怒鳴った。夜中であることなどお構いなしに声を張り上げる。

「戦場で三日動けなくなる負傷を負ったら十分重傷扱いだろうが! それとも片手で戦うつもりか、この馬鹿野郎!」

「滅雷を撃つには片手で十分だ。それに、いざとなれば顎を使えばいい」

 大真面目な顔でギルはそう言った。


 これにはリディンも溜め息を吐くしかなかった。

「馬鹿は馬鹿でも戦争馬鹿かよ。ついでに頭は鋼鉄製か」

 ギルはきょとんとした。

「さすがに骨と肉でできてるが?」

「そういう意味じゃねぇ!」

 リディンの皮肉は、頑固で頭が悪く常識が備わっていない竜の少年に届くことはなかった。


「おい……」


 突然聞こえた第三者の声に、ギルとリディンは反射的に扉の方へ向いた。

 少しだけ開けられた扉の隙間から、鉢金を巻いた赤橙色の頭が覗いていた。夜番の兵士のようだ。

「何かあったのかと思えば、全く人騒がせな……」


 リディンの大声を聞きつけて、様子を確認しにきたようだ。窓も開けっ放しだったので、音は外に筒抜けだった。途端に、リディンはばつが悪くなった。


「あー、すみません」

 リディンはギルの腕を放り投げて、慌てて全ての窓を閉めに走った。

 きっちりと鎧戸まで閉め、愛想笑いを兵士に向ける。


「つまみ出されたくなかったら静かにしてろ」

 一体何様のつもりなのか、兵士はそんな台詞を吐いて顔を引っ込めた。

 足音が十分遠ざかったことを確認してから、リディンはようやく作り笑いを引っ込めた。

 リディンは、窓を閉めに走ったときの倍以上の時間をかけて寝台まで歩いた。

 朱色の瞳に何の感慨も浮かべず、ギルはリディンをじっと見ていた。

 醜態を嘲笑っていればリディンも正面から感情をぶつけられるが、何も反応を返してこないので胸の内でわだかまっていった。


「くっそ、ああもうどうでもいい。治してやるからとにかく少しじっとしてろ」

 リディンは半ばやけくそでギルの腕をとり、右手の人差し指と中指をギルの右肘にそっと当てた。リディンが絶対に諦めないことを悟ったのか、ギルは一切抵抗しなかった。

 肘に当てられた指先に琥珀色の輝きが灯り、リディンは手首の方へと指を沿わせていった。


「ササクエ、イールン、セダ、ツイエゲラ、ゾイ、ククフォン」


 リディンは耳慣れない呪文を唱え、手首で指の動きを止めた。輝きは手首の上で一層強まり、軽い音と共に琥珀色の光が弾け飛んだ。

 光が弾けた瞬間、ギルの顔が苦痛に歪んだ。リディンの手を振り払って右腕を抱え、寝台の上にうずくまった。

「くっ、うう……」

「言っとくが、完全に治したわけじゃねぇからな。命渡の力で感覚を無理やり繋げただけだ。怪我をしたときの痛みは今までの倍だと思え」


 悶え苦しんでいるギルに向かって、リディンは突き放したように告げた。半分八つ当たりだった。

 命渡の能力は癒しの他に、繋がりの強化という側面も併せ持っている。この特性を用いてリディンは鈍ってしまった感覚を増幅させ、擬似的にギルの麻痺を解除した。効果が完全に切れてしまう頃には、ギルの回復力が麻痺を克服してしまっているだろう。

 もちろん、過敏(センシティブ)になる程の増幅になってしまったのはリディンの嫌がらせ以外の何者でもない。

 ギルは戦闘の負傷とつねられた痛みが一度に何倍にも跳ね返ってきた右腕を押さえて歯を食いしばっていた。右腕の些細な掠り傷が、肉を抉られたように痛んではさすがに平静ではいられない。

 恨みがましい目でギルはリディンを睨んだ。


「盛大に心配させた報いだ。しばらく反省していやがれ、バーカ」

 表面上は機嫌悪そうに早口で罵ったが、リディンはどこかほっとしていた。ようやく真っ当な反応が返ってきたからだ。


 寝台の上に広げていた荷物をぞんざいにまとめると、リディンは顔を背けたまま寝転んだ。

 ギルはリディンが身じろぎ一つしなくなった後も、しばらく様子を眺めていた。

 そして、テーブルの上の灯りを消すと自分も寝る体勢に入った。


------------


 夜が明け、ギルとリディンは身支度をして長の館を出た。

 送り出す面々は昨日のこともあって決していい顔をしていなかったが、特に突っかかってくることもなく穏便に里から出発した。

 二人は街道を歩いてケアリアの町を目指した。距離にしておよそ一日歩いて着く程度、翌朝には到着する予定だ。

 道のない場所をひたすら歩いていた行きとは違い、かつて地図に載っていた道が二人の目の前に続いていた。リディンが忘れていた記憶の中にも道に関することはあって、途中で迷う心配はなかった。


「本当にあれだけで足りるのか? 今日は歩き通すんだろ」

 心配というより、信じられないという気持ちでリディンは先を歩いているギルに念を押した。

「何度平気だと言えば分かる。いい加減煩い」

 言葉の割には苛立たしさを一切表に見せることなくギルが返した。


 出立前に、部屋の外に朝食が用意されていたのでリディンはありがたく食べたが、ギルは手を付けようとしなかった。

 怪我人なんだからちゃんと飯を食え、とリディンがしつこく言って、やっと渋々手持ちの兵糧をちびちびと齧った。それでも尚パンを口に突っ込もうとするリディンに、ギルは昨日のお返しとばかりに鮮やかな関節技を右肩に極めた。

 疲労から回復し、過敏になった痛覚も大分落ち着いてきたギルが、たかが空腹程度でリディンに後れを取るわけがなかった。

 結局、皿の上にパンを一個残し、リディンは自分に回復の術をかけて、二人は出立した。


「飯を一日や二日抜いたところで、倒れるわけがないだろう」

「それはさすがに駄目だろ」

(ぬし)は竜の丈夫さを低く見過ぎだ。三日程度なら寝ずに行軍できるし、険しい山一つを立ち止まらずに登り切ることだってできる」

「どんな体力してんだよ。というか、竜種って括りでそれってことはパーシェもそんぐらい出来るってことか」

「パーシェの実力は知らんが、多分そうだ」

「あれ、見知った仲じゃないのか」

「あいつと模擬戦をやったことは一回もない。『結界も碌に使えない奴と戦う程無責任じゃない』らしい」

「……言いたいことは何となく分かるな」

「どうしてそうなる。殺し合いをしない程度の分別ならあるぞ」

「なんでそこで殺し合いという単語が出てくるかは置いといて、テメェはそうでも相手は怖ぇだろうが、色々と」

「色々ってなんだ」

「例えばだ、結界が無いとカッとなったときに大怪我させんじゃねぇかって気を揉むもんだろ」

「大怪我くらいで文句は言わん」

「だから、そういう話じゃねぇって」

「じゃあなんだ」

「それこそ色々だっての。世間体とか、政治とか、気分とか」

「そんなもの死霊に食わせろ」

「食わせんな! 少しは気にしろ」


 全く実りのない雑談を交わしながら、二人は街道を歩いていった。わざと音を立てて複数人であることを周囲に知らせているので、野生動物に出くわすこともない。

 出くわしたとして、熊よりも図体が大きく機敏な天煉の戦士を蹴散らしたギルの敵ではないが。

 空が少し暗くなってきた頃に、ようやく二人は三叉路に行き当たった。道の一方はケアリアの町に通じ、もう一方は森の反対側にあるベベッドの町へと伸びている。

 今まで二人が歩いてきた道と比べて、二つの町を結ぶ道はきちんと整備されている。

 二年前の戦争終結後からずっと、天煉の里への道は商人に無視され続けていたのだろう。

 だが、盗賊達は気紛れにこの道を辿り、忘れられていた里を見つけてしまった。

 今回の騒動を繰り返さないためには、誰かが二度と見つけることが出来ないように道を封鎖する必要があった。


 ギルは街道の中央に立つと、槍に巻きつけた飾り紐を解き、鞘を外した。

 顕になった槍の黒い穂先に、黒い結晶が覆いかぶさるように成長し大きな刃を形作る。結晶の刃は穂先の三倍近い長さをもち、地金よりも鋭く透き通った光を放った。

「主は下がっていろ」

「次は左手が使えなくなるのか?」

 ギルにも分かるように、たっぷりと嫌味を込めてリディンは言った。

「慣れないことさえやらなければ、昨日のようなことにはならない。それに、主は道を吹き飛ばせるのか?」

「……分かった」

 渋々リディンがケアリア方面の道へと退避すると、ギルは大きく槍を振り上げた。


  チッ


 天上に向けられた刃の先に、小さな朱い火花が散った。

 火花が消える寸前、空気を断ち切り槍を地面に叩きつける。

 結晶の刃は容易く砕け散り、辺りに破片が拡散した。真っ黒な結晶の破片は一つ一つが微小で、消し炭のようにも見えた。

 次の瞬間、黒の奔流が大地を揺らした。破片の一つ一つが膨れ上がり、漆黒の破壊物質となって道を飲み込む。

 黒に触れた木々は一瞬で木端へと変わり、踏み固められた地面に亀裂が走り土煙を巻き起こした。


「っああああ!」

 気合と共にギルが槍を大きく左に薙ぐ。

 破壊の波は槍に追従して森を削り取りながらだんだん小さくなっていく。

 余波で木々が近くのものから順番にめきめきと音を立てて倒れ、更に土煙が上がった。

 リディンの立っている場所にまで余波は及び、咄嗟に左手の盾を眼前にかざすと木っ端がぱらぱらと当たった。ギルの上に降りかかる枝葉は巧みな槍さばきで全てあらぬ方へと弾かれていた。

 最初の一撃で粗方の生き物は逃げ出してしまっていたので、余韻は気味が悪いほどに静かだった。


「これで道は無くなったな」

 相変わらず表情は薄いが、どこかやりきった雰囲気でギルが独りごちた。

 足元に落とした鞘と飾り紐を拾い上げ、もやのような砂埃が立ちこめるその場から動かずに槍を仕舞った。

 リディンは思わず顔を引き攣らせた。

「いや……確かに、確かに道は無くなった。だけど、な……」


 土煙が晴れ、二人の目の前には無残な光景が広がっていた。

 ばらばらになった樹木と砂になった石が黒土の上に散らばり、所々で山となっている。人の背丈ほどもある幹の残骸が地面に刺さっている場所もある。

 深い森の中で無残に曝け出された地表の向こう側は倒れた木々で隠され、先の道は見えない。

 余程の豪の者でも無い限り、巨大な鉤爪に抉られた跡のような場所に分け入ろうなどとは考えないだろう。一歩でも踏み込めば呪われそうな気さえしてくる。

「やり過ぎだろ……」

 リディンはぽつりと呟いた。

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