戦利品と今後の目標
ブックマークしてくれた皆さん!感激です!できれば評価と感想も頂ければ昇天できますね!(多分)「何言ってんだこいつ」
今回にはちょっとアレな表現があります。一応R15にしておきましたが、いいコは真似しちゃだめですよ!私たちはオークじゃありませんので
俺は逃げ出した人間剣士三号(仮)を始末すると、そいつの装備まるごと剥がして持って帰った。
別に男の裸に興味などないつうか、気味悪いので下着はそっとしといてやった。
そこで森の獣共に注意だ、人間を食うときはちゃんとその色々と臭いがキツイ布切れをちぎってからだ。お兄さんとのお約束だぞ
今回人間を襲う時、いくつかいいことに気がついた。
まずは装備、人間は手先が器用だからか、やたらいいもの持ってきてくれる
やつらから拝借した武器はゴブリンには大きいかもしれないが、タガーやナイフとかは非常に役に立つ
そして大きめなゴブリンだと長剣も使えないことはない。要練習だ
人類の武装はゴブリン共の攻撃力アップにつながるから、これからも集めていきたい
そして道具。剥ぎ取り用のナイフなどは一応ゴブリン共の武器として与えているが、その他の道具も有用性のあるものばかりだ
薬っぽい薬品ボトル、恐らくそのままなんらかの薬だろう。用途は後で魔法使いの娘に聞こう
縄、油、貯蔵の効きそうな乾燥食品、そしてランタン……結構本格的だ。
これはマッチと、石?火を起こすのに石を使うのか?わからんな。
まあ、どの道元の使い主はもういないんだ。俺らが活用してやろう
それともう一つ、そこ大切。
ゴブリン共だが、さっきリーダーと共に、10体のゴブリンを人間の一人の後をつかせた。
全員毒の盛ったタガーを持たせているので、奇襲すれば負けることはない
なんせ人間は心身疲弊の状態、まともに戦ってもゴブリン達が勝てそうな相手だ。
殺すのは簡単だが、どうせならその価値を絞り尽くしたい
そしてやつらが持つ最も高価な宝は、情報だ。特に人里の情報は一番気になる。
俺は進んで人類を滅ぼそうとか、そういうこと考えているわけではない
だが、魔物として生きていく上に、人類の持つ資源は必要だし、人類は俺たち魔物を殺しに来る。
よろしい。ならば戦争だ。
神様は俺に思う存分暴れてこいと言った。ならば俺は好き勝手やらせてもらう
俺はこの世界の魔物の王として君臨する。そして来たる勇者共をたたきつぶす。
強者と戦い制することは、武に生きる人にとって最上の喜び。現にあの魔法使いの娘は俺を殺せる資質をもっている
彼女は世界最強とはとても思えない。ここはまさに俺が望んでいる最高な世界だ。
今度の戦いに備えて、俺は自分の軍勢を更に強化して行かなければならない。そのために、人類の持つ武器や道具をもっと欲しい。
あの人間剣士のおかげで、もう森を出る方向はわかった。ついでに人が住んでいそうな街も見かけたという。
これで人類の街を攻略する第一段階はクリアできたと言っていい。
だがこっちの軍勢はゴブリン五十体くらい、恐らくは大きな街を落とすのには戦力が足りない。
それに人類六人の装備くらいじゃ、やはり全員に充てることはできず、攻撃力不足の問題は結局解決できてない。
ここは、一つ小さな街、もしくは人間の村を襲って、そこを拠点とすべきだと俺は思う。
その利点は三つ。
一つは小さな村でも、農具やらなんやらで、鉄器を持っているはず。ならば道具屋はあるだろう。
そこを奪えば、人類のゴブリン狩りを襲うのと桁が違う武器が手に入る。
有り体で言えば包丁でも構わない。ゴブリンに戦いのセンスを求めるのは壮大してからだ。
もう一つはちょっとアレかもしれないが、人間の女がいっぱい集まっていそうだからだ。
正直白状すると、今の俺は結構昂っている。俺のアレを見てくれ、こいつをどう思う?
すごく…ヘンタイです。
とりあえず特に人間を殺すとあっちが非常に大変になるので、処理を任せられる女がいてくれるとありがたい。
そこは別に許可を求めてませんので悪しからず
別に俺の処理だけではなく、ゴブリン共の番の需要もある。あいつら、なぜか性別バランスが悪いんだよな……
とにかく、人間の女は必要です。異論は認めよう、だがこっちはヤる気満々だ。
そして三つ目は今秘密だ。村をとってからのお楽しみとさせてもらおう。
まあ、今の戦力ではまだまだ不安があるので、まずは森のゴブリンやオークを粗方傘下に収めてからにしようと思う。
そして捕虜の扱いも考えておかねばならない。
魔法使いの小娘だが、今はまだ寝ている。呑気だな……
戦う時は気づいてないけど、改めて見てみると、古代でも現代でもそうはいない美女である。
銀色の短髪に巨乳とか、拙者のストライクゾーンど真ん中ではございませぬか!!!
あかん、あっちがこれ以上に充血させたらやばいことに……
「っ……」
小娘が呻く。これは起きたのか?
そっと顔をひっぱたいてみたが、段々反応が大きくなり、ついに
「っっ!!!!!」
小娘が跳ね上がった。手足が縛られているのでうまく動けないが、おっぱいがたゆんたゆんと揺れる。眼福じゃ
俺の下半身あたりに目線をやると、自分の置かれた状況がわかったらしい。小娘は警戒から一転、この世の終わりみたいな表情してきた。
見てて面白いなこのコ。
魔法発動はどうやら詠唱が必要らしいので、対策として口を塞いだが、俺が相手だとこっちもいらないか。俺はそいつの口に突っ込んでた布(剣士Aのトランクス)をとってやった。
「!どうするつもりですか?」
「俺の言葉がわかるか?小娘。」
「…さすが魔王種ですね。人語も喋れるとは…一体私をどうするつもり?」
「質問しているのは俺だ。弁えろ、人類。」
「っひ!」
少々殺気をばらまくと、小娘が面白いようにまだ跳ね上がった。
脅しすぎたのかな?
「……分ります。あなたが言っているのは人間語ですから。」
「ふむ。お前の名前はなんだ?」
「サリア・サーペント……です。」
「よし。サリアよ、俺の知りたいことを教えてくれれば、悪いようにはしない。」
「…!本当ですか?」
ほら食いついた。
「無論だ。そのためにお前を生かした。」
「…断ります。魔王種の手助けなど、人間失格です。」
「ほう~」
と思ったら、結構気骨もあるじゃねぇか。
それは上々。こうでなければ面白くない。
「ならば無理やり聞き出すまでだ。」
「っひ!な、何を、きゃあああ!近づけないで!」
さっきから俺の下半身が気になってしょうがないくせによく言う。
そのまま、俺は彼女の服に手をかけた。
捕虜の扱いが非人道的すぎる?すんません、俺人間じゃなくオークなので。