表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詞、紡ぐ場所。

Guilty Fool

作者: 蒼井托都

息が詰まるほど嘘 嘘


笑顔に感情はいらない


震えているのも嘘 嘘


何もかも隠したい


あなたの前では嘘 嘘


綺麗なあたしだけ見ていて


怯えているのも嘘 嘘


何もかもが解き明かされる



そんな瞬間が怖くて


あなたをまっすぐ見ていられないわ


「どこまで分かっているの?」


その一言で何かが


始まって終わる予感がする



嘘みたいな一瞬電撃走った


細胞の全部あなたを捉えた


夢みたいに抱きついてみて


恋しい名前呼べたら


何もかも許されそうな気がした


嘘みたいな一瞬記憶に浮かんだ


細胞の全部あなたを呼びたかったけど


あたしを後ろから抱きしめる


罪の音が引き裂く



綱渡りだけど嘘 嘘


日常に十字架いらない


甘えたいけれど嘘 嘘


何もかも隠したい


あなたの前では嘘 嘘


祈るあたしなんか見せない


あなたの言葉が嘘 嘘


強がりを全部剥がしてく



こんな瞬間が怖くて


あなたをまっすぐ見たくなかった


「何もかも分かってる」


そんな言葉が聞こえそう


逃げたくて堪らないの



嘘みたいな一瞬空気が変わった


細胞の全部あなたを拒んだ


夢みたいに手を繋いだり


恋しい名前呼べたら


何もかもが満たされそうな気がした


嘘みたいな一瞬記憶を繋いだ


細胞の全部あなたを通りすぎて


あたしを求めて離さない


罪の音が呼んでる



ただ あたしは


ただ ただただ


ただ あなたに


心の全部で溺れていたいのに


邪魔なもの全部消せたらいいのに


たとえ罪の音が何より痛くて


この身の全てを突き刺していても



嘘みたいな一瞬あなたの時間を


細胞の全部で欲しがってた


夢みたいにずっと二人で


笑って話せていたら


それだけで生きていられそうな気がしたのに



嘘みたいな一瞬電撃走った


細胞の全部あなたを求めた


夢みたいに駆け寄ってみて


恋しい名前呼べたら


何もかもが輝いて見えそうだ


嘘みたいな一瞬世界が終わった


細胞の全部あなたを呼びたかったけれど


ほら振り返れば


あたしを愛してくれる


罪の声の裁きを


幕開ける修羅場の始まり






(C)Aoi Tact


エイプリルフールに嘘モノです。

過去に何回かやってるんですが、嘘に絡んだテーマってはっきりしているので毎回書きやすいかなって感じています。

今年は修羅場に行き着くまでに嘘を吐こうとした人間のことを書いてみました。

まあ最近いろいろメディアでもよく話題になっている内容というか、ああいう感じの世界観です。それにしても今年は話題になりすぎじゃないでしょうか。

個人的にやる気はないですが、そこまで周りが盛り上がらなくてもいいんじゃないかなってよく思います。

他人の恋路は他人のものだし、人の恋路を邪魔する奴は馬にでも蹴られてどうにかなれみたいな感じの言葉もあるし、

まあある意味、もともとあった恋路を邪魔した関係が白日の下に晒されて糾弾されているとも取れますからね。

どちらが邪魔なものなのかとかも個人個人で価値観が違うと思うし、まあその価値観がおかしいとも時には取られるわけですが。

そんなこんなで、何が言いたいかというと、人生って深いな~ということです(綺麗にまとめてみた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ