第2話 さんねんご
ムリ。キツイ。
716年11月20日
あの日ーー僕が死亡した日ーーから3年が経った。どうやら、僕はもといた国とは違うところ、しかも、そもそも今いる世界は元の世界、カミルとは違うらしい。この世界は「地球」というようだ。
この世界には、カミルとは大きく異なっているようだ。剣も魔法もない、と思う。よく調べてはいないが、この3年で1度も見ていないということを考えると、恐らく存在しないと思う。そして何より驚いたことは、この世界の技術力の高さだ。何を以てしてもカミルに劣るものはないだろう。てれび、というやつには驚かされた。初めて見たときは、てれびの中に人が入っていて、そんなところなは人の入るスペースがないのに、、、なんて感じだ。あのときは、中の人を助けようとてれびに向かって叫び、バンバンと叩きまくってしまった。あれは、もう僕の黒歴史確定だ、、、。
そうそう、僕はあの日、目覚めた時すぐにはわからなかったが、赤ん坊になっていた。何故かはよくわからないが、これは転生というやつなのだろうか。どうせ前世では、生を全うしたのだから、この人生はありがたく頂いておこう。素晴らしい世界なのだから。
そうそう、僕はあの日、目覚めた時すぐにはわからなかったが、赤ん坊になっていた。何故かはよくわからないが、これは転生というやつなのだろうか。どうせ前世では、生を全うしたのだから、この人生はありがたく頂いておこう。素晴らしい世界なのだから。