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畑での作物は育ってますか?

作者: 雲ノ上

 皆さん小説を読むことが好きですか?

 多分ですが好きだと思います。私は大好きです。


 まず、このエッセイを読まれている時点で大半の方に異論は無いでしょう。

 さて、小説家になろうには沢山の人々が登録をされていますね! 私もその一人です。登録していなくても小説を読むことが出来ますので、どれ程の人達がこのサイトを見ているか私には想像できません。

 それだけ知名度がある、小説家になろうで私も作品を投稿しています。

 投稿をする側、作者として色んな人に読んで欲しいと日々努力をしています。作者の方であれば皆同じ事を思うでしょう。

 自分が伝えたい事、書きたいストーリーを文に苦労、苦悩して書き上げ投稿出来たときは嬉しくなります。

 作者だけでなく読み手であれば、お気に入り作品の更新があると嬉しくなるでしょう。

 今まで出会ったことの無いジャンルを見つけた時。または新しい作者との出会いを果たした時にも嬉しくなる事だと思います。


 さて、此処まで書きましたが私は小説家になろうで作品を投稿する事は、農業と同じだと最近感じているので皆さんに伝えたくなり文章にしています。

 特に同じ作者の方々の同感を得る事が出来る事だと思っています。

 それでは、話していきましょう。





 まず、この「小説家になろう」が土壌です。

 土地はとても広大です、育てる作物に制限はありませんから生産者が好きな作物を育てる事が出来ます。

 そして生産者が作者です。

 その生産者が育てる作物が投稿している小説ですね。

 最後に、作った作物を食べてくれる消費者が読者です。



 まず、生産者であれば土壌に作物の種を蒔く事から始まります。

 育てる作物は生産者がチョイスをするので、ファンタジーであったり恋愛であったり、はたまたホラーかもしれませんね。

 種を育てるために水を与えますね。ただの水だけでは育ちが悪い事もあるでしょう。そのために肥料を与えたりします。

 さて、この水や肥料が作物の育ちに影響を与えます。

 現在の畑では、俺TUEEEE肥料やハーレム肥料、異世界転生農薬や異世界トリップ農薬を使う事が主流になっています。

 趣味で生産を始めた人が上記の肥料や農薬を使うことで店頭で売られるような立派な作物を育てた実績が大きく影響しているからでしょう。

 実績を作った生産者の肥料を使えば作物の育ちが良い事も実証されていますから、生産をする際の目安にする人も多いでしょう。

 しかしながら、同じ肥料を使うことで成功した生産者の作る作物と、同じような作物しか育たなくなっているのが現在の畑の状況です……。私も参考にしていますから悪く言う事が出来ませんがね。

 その様な状況を打破しようと、試行錯誤を繰り返し他の肥料を考え出す生産者が出てきます。せっかく作物を作るのなら自分にしか作れない物をと努力します。

 しかし、新しい肥料を使うと土壌に合っていないのか作物の育ちが悪くなる事の方が圧倒的に多いのが現実です……。

 土地には沢山の栄養があるのに、作物が栄養を取る事が出来ずに育ちが悪くなります。

 逆に作物が栄養の取りすぎで腐っていく事もあります。

 育ちの悪い作物や腐ってしまった作物を見ている内に育てる事を諦める生産者も出てきます。諦めてしまう人が多くなります。

 それと、農業を主体としている人は少ないです。

 大半の生産者は兼業農家で仕事をしつつ作物を育てているので仕事が忙しく、作物を育てる事を途中で諦める人もいます。折角大きく育っているのに放置せざるえない人もいるのです。

 または家庭菜園を趣味でしている人もいるでしょう。そのような人たちは作物の育ちが悪くても最後まで収穫する事が多いと感じます。

 なぜなら、消費者が自分で有ることが多いので味が少し悪くても見た目が少し悪くても気にする事がないからです。たまに育ちの良い作物が出来て他の人に分け与える事で人気が出る事がありますが、少数でしょうね……。

 後は、一つの畑に沢山の種を蒔き過ぎて面倒が見れなくなる生産者もいますね……。

 収穫が終わっていないのに次の種を蒔くものだから最初に育っていた作物が枯れてしまう事が多いです。

 折角待ちわびている消費者が居るのに枯れた作物を見たら消費者の思いを踏みにじる事になります。

 なので、作物の育ちが悪くても諦める事をしないで欲しいと思います。枯れたと思っていても、もしかしたら生きているかもしれないので水を与えてください。

 最後に大きな実をつけるかもしれませんから、お願いします。





 この広大な土地には、そんな畑が沢山あります。生産者が努力をしても消費者には届かない事が悲しく感じる事があります。

 ここで、消費者の皆さんにも言いたい! 一言で良いので生産者さんに美味しいです! 次の作物も楽しみにしてます! と声を掛けてあげてください。

 その一言は……、どんなに疲れている日でも育てる喜びを教えてくれます。

 そして、幸いな事に私の作物を選んでくれる方はこの一言を言ってくれる方が多いです。生産をしてて良かったと、消費者に届ける事が出来て良かったと思えます。

 私も生産者としてだけでなく、消費者として他の生産者に声を掛けようと思っています。

 


 さて皆さんの畑の作物は育っていますか?

 私の畑では成長は遅いですが確実に作物は育っています。

 それとエッセイや短編は作物としては、種を蒔いて収穫まで一瞬ですので腐る事や枯れる事が無いのも魅力ですね! 



 これが今私が感じている小説家になろうです。皆さんはどのように感じますか?

 私の例えが微妙で伝わらない人が居るかもしれませんね……。 

 もしくは同意してくれる方が居るかも知れません。

 判断は皆さんに任せたいと思います。


 あと……、私の作品を待ってくれている少数の読み手の方からエッセイ書いてる時間が有るなら今書いてる話の続きを書いてよって聞こえてきそうですね……。

 それはさて置き、感じた事を淡々と書きましたが少しでも作者と読者に伝わったらと思います。

 どのように感じるかは皆さん次第ですね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 考えながら読むと、あーそうだなぁって感じでした。 自分も一回書いてはいたのですが、なかなか続きをかけずに、他の方の作品を見ていて、あー似てるなー、辞めよ。ってなったこともありました。 確かに…
[一言] 実に素晴らしいたとえで感動しました!
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