宴
依頼者:男爵 領政府
" 現在、子爵軍の主力 艦隊が、わが男爵領の一部であるワダン島へ向けて移動中だ。
表向きは、'軍事 演習' となっているが、実際は軍事 '侵攻' だ。目的は同島の占領と思われる。
これまで子爵領は、諸侯からの支援もあって目覚ましい発展を遂げてきた。あと百年もすれば かつての栄光を取り戻すと見られていたが、代替わりから こちら、かつての領地を取り戻すと称して周辺 地域への侵略を開始。諸侯からの非難を受けても、なお 留まる気配が ない。
近年は、『今や、子爵軍は 世界 最強の公爵軍とも渡り合える!』などと豪語しているが、実際には わが男爵軍 単独でも殲滅 可能なレベルでしかない。
公爵 領府からの支援の申し出もあり、この際、身の程を思い知らせるチャンスだったのだが、ここで子爵軍の将校グループから内密に書簡が届いた。
『この度の艦隊 行動は あくまで演習である。一部の艦が島に接近する事はあるが、これは艦 同士が ぶつからないよう、艦隊を広く展開しているためであり、侵略の意図は ない。』
とのことだ。
実際、現時点で敵 艦隊は艦 同士の距離を広く保っており、敵 艦隊 司令部こと、旗艦への接近ルートは ガラ空きだ。
そこで、守りを固める時間を与えず 一気に接近して撃破できるよう、多段ブースターを用意した。
目的は敵 旗艦の撃破、及び、それによって艦隊の撤退を促すことだ。
くれぐれも他の艦には、手を出さないでくれ。"
前金 180,000圓
後金 240,000圓
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「──艦長、敵 旗艦の座標から感。かなり 大きいです。」
(予定どおりか。Vitaが撃沈してくれたようだな……)
「よし。出撃 待機中の水中メカ、待機 解除。あとは、お客さんが当該 海域から撤退するまでの辛抱だ。」
「……しかし、子爵 艦隊も、まさか我らが真下に潜んでるとは思わんでしょうな。」
「そうだな……。まだ未熟、と言うことだ。」
(……もっとも、ヴィータの連中は感づいていたようだが……)




