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私集(ししゅう)

『元気を出して』


 元気を出してとだれかに言われて

 わたしはまた歩き出す

 そしてふたたびつまづいた時には

 すこしうしろをふりかえり

 「元気を出して」となみだをぬぐって

 わらいながら、前にいるあの人の前にむかって

 走っていく



『雨物語』


 いつだったか、こんな雨がしとしとふる日

 わたしはあの人に出会いました

 しとしと雨が、なぜかすごくやさしく見えて

 私の目からも、しとしと雨が落っこちる

 そんなことが、しょっちゅうあるんです


『わたしだけが』


 わたしだけが、ひとり罪悪感をいだいて

 わたしだけが、ひとり悲しい思いをして

 わたしだけが、ひとりつらくてせつなくてなみだをながして

 わたしだけが、ひとり夜おそくまで起きてなやんで

 なのにあなたはわたしのことなど、気にもとめずに

 友だちと遊びに行ったりしてる

 わたしだけが、わたしだけが、こんな気持ちで……


『じごくと天国』


 ここは、わたしにとってじごくだ

 やさしいひとがひとりもいない

 まだ生まれないのに、みんなにつっつかれて

 わたしはまだタマゴ

 いたくて、泣きたくて、やっと出てきたら

 いじめられて、ひとりぼっちになった

 落ちこんだ

 そうだんするあいてが、いなくなった

 泣いた。大声で泣いた

 そうしたら、みんながあやまってきたから

 なかよしになった

 その時、はじめて天国に行ったような気がした

 でも、ある時

 わたしは、またひとりになった

 みんなは、わたしより早く生まれたから、

 わたしが生まれる前に、いっしょに遊ぶ友だちを作ってたんだ

 またじごくだ

 もう、みにくいあひるの子だ

読了ありがとうございます。


当時はいろいろと恋したり(記憶ないんですが)引っ越して、新しい学校の友だちとうまくいかなかったり、けっこうありました。

たぶん、みにくいアヒルの子は何となくで書いたものです。

なぜ「罪悪感」を漢字で書けたのかが謎です。

昔の自分が蘇ってきて、少し不思議な気持ちに浸っております。

また、ずっとノートを捨てずにとっておいてよかったです。


ではでは、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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