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ガトの伝記  作者: GTY
中学生編『後編』
50/62

第49章『正夢』

 さらに30分程が経過した頃。

「ぅ………ぅ……」

「ハユ!」「ハユさん!?」

 遂にハユが目を覚ました。

「みん……な……」

 ハユは苦笑を浮かべ「ちょっち休んでいいかな」と聞いた。僕らは全員大きく頷いた。

 その間は僕らも休む事にし、みんな睡眠を始めた。


 ◇


「我に勝てるはずがない!」

「勝てなくても勝つんだよっ! 何せてめえはガトを殺した!」

 え……? 僕は普通にここに………え!? 僕の体は透明に近い半透明になり、地面から少し浮いていた。

 そしてタク達の前に立つのは巨大な体。身長はおそらく15mほど。そして黒く巨大な角。あれでつかれればどんな者でも一撃で死ぬだろうか。そしてそこには僕の死体(?)が刺さっていた。

 そいつは紫入りのマントをはおり、巨大な王冠をかぶっている。

 僕はそいつが誰か一一瞬でわかった。

 __魔王だ……!__

 これこそ魔界の王、魔王。

 何が起こっているの……? なんで死んでるの? 僕は幽霊なの? 何なの? 色々な疑問が浮かぶ中、一番の疑問はなぜ魔王と戦っているか、だった。

 まだ四天王は大王タコしか倒していないはず何にも関わらず、なぜ、もう魔王との戦いが始まっているんだ? 記憶損失? それとも夢? 夢……これは……夢……!

 これは恐らく夢。ただ妙なほどのリアリティだった。この感覚、覚えている。

 僕は今狂ってる。狂気状態になっている。

 そう。あの狂気状態に。

 タク達は魔王との戦闘を開始している。その時だった。

 魔王の爪がハルリの腹に刺さったのは。

 爪もまた巨大で一瞬にして心臓を潰した。ハルリはただ、1言も発せずただ、絶望した目付きで死んでいった。

 ハルリの死体は魔王の爪に刺さっている。それを魔王がもう片方の手で潰す。

 同時に魔王の手の中から青い液体が飛び出す。それは紛れもなく、モンスターの血だった。

 その次の瞬間。ハユが「そんな__」と絶句していたところに魔王の爪が刺さったかと思うとタクにも刺さっていた。そして再び潰され、今度な人間の赤い血が飛び出し血しぶきとして赤い雨が降る。

 そしてグチョグチョになって性別すらわからなくなって死体が魔王の手から落ちてくる。ただその死体が誰のものかはわかった。

 もう何がなんだかわからなくなった。


 ◇


「ガトー」

 この声は……ハユ?

「ん……?」

「やっと目を覚ました。何回起こしたと思ってるんだか」

「アハハハハハ」

 僕は苦笑を浮かべる。

 同時に1つの結論と仮説が経った。まずさっきのは夢。これが結論。そしてさっきには恐らく……正夢。

 現在、10:20ですっ。今日もギリギリ!>_<です!

 なんか妙に汗をかいています。

 それはさておき、眠いです……。新人賞用のラノベも書かなきゃいけないのに……。

 と言う訳でさようなら!

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