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魔女のアナ  作者: takayuki
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やってきたその時

 【第七の魔法】やってきたその時


 早朝の朝、アナは飛び起きるようにベッドから立ちあがりました。机の上の水晶が青く点滅するように光っていたからです。すると、部屋の窓が開きサレナが左腕を抑えながら息を切らせて入ってきました。


 アナは心配して声をかけました。

「どうしたの ?その腕 !」


 「うん・・・・何か夜に胸騒ぎがしたから外にでたら、学校の方でエネルギーを感じたの。行ってみたら、あいつがいた・・・ジョージだよ・・」


 ジョージがこの時代に来た事を知るとアナは、下を向いて悩んだように目をつぶりました。


 ジョージとは16世紀に魔女数千人の処刑を行った王様でした。その時代のほとんどの魔女は魂を吸えるだけ吸っていたのですが、その魔女たちのエネルギーを得たジョージの力は絶大でした。時空をも超え歳をとらず、魔女を滅ぼすことを目的に生きていたハンターだったのです。


 サレナが落ち込みながら言いました。

「ジョージがいるとは知らずに近づき、すぐに捕まってしまったの・・・ジョージは言ったわ


≪大魔法使いラムを探してる。この時代のこの場所にいることは分っているんだ。明日までに探しておれに教えなければお前の魂をゲヘナ(地獄の穴)へ突き落すぞ。フフフ≫


ってね・・・この時代にジョージが来たっていう事はその時が来たんでしょ?」


 アナの水晶も点滅して目的の時が近い事を告げていました。アナはサレナに対して、うなずきました。その時のアナの顔は体調が悪く目にはクマが出来ていました。



 朝も昼も終わり、その夜のことです。学校の火事が起こった時から夏休みが始まっていた校舎の夜にはまったく人がいません。アナとサレナが学校へ行った時には、もうすでに激しい闘いが始まっていました。あのジョージと対等に戦える魔女なんて、相当有名な魔女です。力のないふたりにはジョージたちの動きすら見る事ができませんでした。

 ジョージの衝撃波でジョージが探している謎の魔女がアナたちの近くへと飛ばされてきました。その魔女の顔を見て二人はギョっと驚きました!

 

 ラムという魔女はなんと、ミシェルだったのです!!

 それで謎は全て解けました。どうして、急に先生が学校に放火をしたのか。また、みんなの魂エネルギーが獲れなかったのは、もうすでにミシェルに奪われていたからでした。ジョージとの決戦が近いと感じていたのでしょう、学校の生徒たちの魂を獲るためのミシェルの策略だったのです。そして、ルークに魔法をかけても元に戻ってしまった理由もミシェルだったのです。ミシェルがかわいすぎる事も魔法を使っていたからです。アナの水晶でルークの最後の時の様子が見えなかったのはミシェルという大魔法使いが見せないようにしていたからでした。


 そうです。アナとサレナがこの時代に来たのはルークが死ぬ運命を変えるためだったのです。ミシェルが大魔法使いだと解るまではどうしてルークが亡くなるのか分らなかったのです。

 【第七の魔法】おわり


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