【連載版】「第四話」『別れさせ屋』の僕の計算式は、迷子の『復縁屋』によって粉砕される。~宮崎のポンコツ美少女は、僕の恋心だけを正確にハッキングしてくる~
初めまして!
現在中学2年生です。 初めて小説を書いてみました。
理屈っぽい男の子と、ちょっと不思議な女の子が宮崎でドタバタするラブコメです。
まだまだ未熟なところもありますが、精一杯書いたので楽しんでもらえると嬉しいです!
※本作品は、プロットの相談や設定の整理にAI(Gemini )を使用しています。
律と別れ、自宅の自室に滑り込んだ瞬間。
あすかは背中でドアを閉め、そのままズルズルとその場に座り込んだ。
「……~~~~っ!!!」
声にならない叫びをあげて、両手で真っ赤な顔を覆う。
あすか(心の声):
(言っちゃった……! 私、自分から指絡めて、ポケットまで入れちゃった……!! 律くんの手、すっごく震えてて、でも、すっごく熱くて……あああああ恥ずかしすぎて死ぬ!!)
さっきまでの「余裕な年上感」はどこへやら。
彼女はベッドにダイブすると、ぬいぐるみを全力で抱きしめてバタバタと足を動かした。
あすか:「『上書きしてあげる』とか、私どの口が言ったの!? 少女漫画の読みすぎだよ、バカあすか!!」
律の「負けないからな」という言葉を思い出す。
あすか:「……負けない、か。……ふふっ、あんなにかっこいい顔で言わなくてもいいのに。……こっちこそ、負けないんだから」
彼女は、律に送ったLINEに「既読」がつくのを10秒に1回確認しては、「まだつかない……」「あ、ついた!」「……返信こない……」と一喜一憂し、結局一睡もできずに朝を迎えた。
翌朝。教室の扉がガラリと開く。
登校してきた律の顔には、まるで特殊部隊の迷彩ペイントを塗り忘れたかのような、真っ黒で深いクマが刻まれていた。
律(心の声):
(……昨夜は、脳内シミュレーションが予期せぬエラーを吐き出し続け、スリープモードへの移行に失敗した……。だが、僕の精神力なら問題な……)
律の思考が止まる。
自分の席の隣。そこには、いつも通り涼しげな顔をしている……はずの、あすかがいた。
しかし、彼女もまた、コンシーラーでは隠しきれなかったであろう立派なクマを装備していた。
律:「…………。……おはよう、あすか。ずいぶんと、不健康そうな顔色だな」
あすか:「…………。……律くんこそ。……そんなパンダみたいな顔してどうしたの?」
律:「……ふん。僕は昨夜、ターゲットを確実に仕留めるための『論理的攻撃手順』を3,000パターン構築していただけだ。……寝不足などではない」
あすか:「……へぇ。私も、復縁のための『感動の再会シナリオ』を4,000本執筆してて……一瞬も、瞬きする暇もなかっただけだよ……(フラッ)」
二人はお互いの「クマ」を直視できず、死んだ魚のような目で黒板を見つめる。
クラスメイト(心の声):
(……え、あの二人、昨日なにがあったの……? 修羅場? それとも……一晩中、ヤバいことしてたの……!?)
1時間目:現代文。
律の頭が、重力に従って前後に揺れる。
隣を見ると、あすかもまた、教科書を立てて盾にしながら瞼が限界を迎えていた。
ゴン。
小さな音がして、二人の頭が左右から「お互いの方向」に傾く。
まるでパズルのピースがはまるように、二人の「クマ顔」が安らかに重なった。
キーンコーンカーンコーン――。
律:「……っ!?」
あすか:「……ふぇ?」
律が真っ先に感じたのは、左肩にかかる「柔らかくて温かい重み」と、鼻先をくすぐるシャンプーの甘い香りだった。
律:「(椅子がひっくり返りそうな勢いで立ち上がる)……な、な、なっ!? 何を、僕の左肩に頭を乗せているんだ! それは僕の領土への不当な侵入であり、不法占拠だぞ!!」
あすか:「(目をこすりながら)……んー……。律くんこそ、私の頭を支えにして、ぐっすり寝てたじゃん……。私の肩、ちょっと痺れてるんだけど……」
クラスメイトA:「(ニヤニヤしながら)おーい律ー。お前ら、寝てる間ずっと『……負けない……』『……負けない……』って寝言でハモってたぞ?」
律・あすか:「(石化)」
クラスメイトB:「なんの勝負か知らないけど、寝る時まで一緒とか仲良すぎだろww」
律:「ち、違う! これは高度な情報戦の……心理的な駆け引きの一環で……っ!」
律は真っ赤な顔で、教科書をバラバラとカバンに詰め込み始めた。手が震えすぎて、ペンケースを3回落とした。
律が真っ赤な顔でペンケースをぶち撒け、あすかが顔を伏せてプルプル震えている横で、教室の空気は急速に凍りついていた。
クラスメイトA:「(ひそひそ声)……なあ、見たかよ今の律。あんなに慌ててるの、入学以来初めてだぞ」
クラスメイトB:「っていうか、あすかさんも……。いつもはどんな男子の告白も『ロジックが足りない』とか言って秒で切り捨ててたのに。……今の、完全に『乙女』の顔じゃん……」
クラスの連中にとって、二人は「近寄りがたい完璧超人」だった。
それが今、授業中に肩を寄せ合って爆睡し、起きたら起きたで中学生のような言い合いをしている。
クラスメイトC:「……なんか、引くわ。あんな冷徹キャラだと思ってたのに……一晩で何があったらあんなにデレるんだよ……」
その「引き気味の視線」に、律の鋭い(自称)聴覚が反応する。
律:「(ガタッと立ち上がり)……誤解するな! 僕たちは、……その、……『徹夜で互いの弱点を探り合う高度な盤上遊戯』に没頭していただけだ! 決して、……決して、軟弱な交際をしていたわけではない!!」
あすか:「(机に突っ伏したまま)……律くん、お願いだからもう喋らないで……。余計に怪しいから……」
二人の「冷徹なエリート工作員」というブランドイメージは、宮崎の青い空に粉々に散っていった。
最後までお読みいただきありがとうございます!
実は作者は宮崎在住の中学2年生です。
学校の休み時間や宿題の合間に、コツコツとこの物語を考えました。
作中に出てきた蜂楽饅頭や宮崎の街並みは、僕(私)がいつも見ている大好きな景色です。「宮崎、いいところだな」とか「律とあすかのコンビ、いいじゃん!」と思ってくださったら最高に幸せです。
初投稿でドキドキしていますが、もしよろしければ**【ブックマーク】や、下の【☆☆☆☆☆】**をポチッとして応援していただけると、いつか二人の**『勝負の続き』**も書いてみたいと思っているのでとても力になります
感想もいただけると、泣いて喜びます!
また、もし「ここ、漢字間違ってるよ!」「文章がおかしいよ!」という場所を見つけたら、**【誤字報告】**機能でそっと教えていただけると、めちゃくちゃ助かりますし、勉強になります!
※本作品は、プロットの相談や設定の整理にAI(Gemini )を使用しています。
追記;第五話はこちら>>>N5445LV
26日17時投稿
連載版として第一話にまとめ直しました。続きもこちらで更新していきます!




