地下城塞 6
ゼノギアスのリメイク出ないかなー。
ゼノギアス面白いんだよなー。たぶん思い出補正が思いっきりかかちゃってるけど。
重厚なストーリーに練られまくった設定、ボタンの組み合わせが楽しい戦闘、役に立たない緑のあいつと役に立ちまくる緑の先生、永久離脱するヒロイン。
いまだに分厚い設定資料集が本棚の取りやすい所にしまってある。
とはいえゼノギアスは諸般の事情によりリメイクは絶望的。
だから現実的なところでドラクエ5のリメイクを待っている。最期がDSだからもう長いことしてないでしょ?
そういえばペルソナ4のリメイクが制作ラインに乗ってるんだっけ?こっちも楽しみだな。
これから出るゲームのことを考えると、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思える。
あとリメイクしてほしいゲームっていったらなんだろう。
スーパーチャイニーズとか?
習近平的に。
「チッ…!!」
通された広いとは言えない居間に、禿頭の男の舌打ちが大きく響く。
公太郎たちと小棚を兼ねる卓をはさんで向かいに腰かけた男は、さみしい頭頂部以外、路上で出会ったドワーフのようにヒゲがぼさぼさの伸び放題で、枯れ木のように細くなった全身からひどい悪臭を放っている。1000年の鬱屈に本体が腐りつつあったグリモアとは別種の獣臭と酒臭さ。おそらくは入浴どころか歯磨きすらろくすっぽしてないだろう。とても人前に出られるような状態ではない。
だというのに男はそんなことは微塵も気にしていない様子で、年季の入った木組みの椅子の背もたれに腕を回し、顎を突き出してこちらを見下すような横柄な態度だ。
…とはいっても男の種族は、横幅はともかく、上背は小柄なドワーフである。物理的に見下すには、そもそもの身長が足りていない。なので男は座高を稼ぐため、椅子の上にわざわざ木箱を置き、その上に座しているわけだが、公太郎からすればなんだかもう、見てるこちらが赤面しそうというか、涙が出てくる思いだった。
「おい、ガレラ!!なんでこいつらを家に上げた!?」
男がたいそう不服そうに手ぶりを交えながら、隣に座ったドンズの妻へ毒づく。どうやら妻の名はガレラというらしい。
「俺ァ、他のヤツラみてぇに『淫魔』なんぞにビビッちゃあいねぇがよ!?『淫魔』が俺らになにをしでかしたか。許すつもりはねぇし、話すこともねぇだろが!!」
男の目玉はこちらを向いてすらおらず、がなり立てる先はあくまでガレラである。
「…あたしに言ってないで、直接言ったらどうだい。情けないねえ…」
「チッ!!」
ド正論に舌打ちで返す男(状況的に考えれば彼がドンズだが)に、ガレラがやれやれとため息をつく。それがまた気に入らなかったのだろう。ドンズ(仮)は抗議とばかりに卓へ酒瓶と湯飲みのような陶器の盃を取り出し、乱雑に酒を注ぐと一気にあおってみせた。
「ゲェフッ」
品の欠片もなく吐きだされたゲップによって、さらなる異臭がたちまち立ち込める。
ドンズ(仮)のしょっぱさに、対面の公太郎は目を覆いたい気分だった。元の世界でもこういった手合いは、そこかしこで目にした覚えがある。ああしろこうしろと指示を出す威勢はいいものの、めんどくさい部分や、やっかいなとこは他人任せ。大抵その「他人」は妻や母親になるわけだが、まったく、ガレラには同情しかない。
────…いるよな、こういう人。
うんざりしながら公太郎は同列に座ったイリスとラピルをちらりと見た。
イリスは口を真一文字に結び、行儀よく背筋を伸ばし、澄んだ瞳で事の成り行きを見守っている。
ラピルも同じようにきちっとした姿勢で座しているが、こちらは目蓋を閉じ、はなから対話する気など全くないというような、完全に二人を意識からシャットアウトしている感じだ。
────やれやれ、やっぱ進行役は俺がやるしかないな…
公太郎が細く長い息を吐きながら覚悟を決めたその時、しかし、ドンズ(仮)と目が合った。
────やべっ!!見られた!!
しまった、と思った時にはもう遅い。
「なんだぁ…?なんか文句あんのか、あんちゃん?」
果たしてドンズ(仮)が初めて自ら公太郎へ声をかけてきた。不機嫌そうに、とびきりのドスを利かせて。公太郎のちょっとした視線の移動に察するものがあったらしい。
ドンズ(仮)からすれば、公太郎が「なにコイツきっしょ。お前らもそう思うだろ?」…と目で語ったように見えたことだろう。
大失策だった。ドンズ(仮)のような居丈高にふるまう者は、他者を思いやる心はあまり持ち合わせていないというのに、とかく自分に対する「軽んじ」には敏感だ。
正確には「きっしょ」とまでは思ってはいないが、そんな男にそんな弁明をしたところで意味はないだろう。…というか、事実、「うんざり」はしてたので、ドンズ(仮)の察しも当たらずしも遠からずであるし。
────ごまかすしかない。
「…水魔法LV.1」(小声)
公太郎はひそかに魔法を起動し、額を押さえながら大量の汗を偽造した。
「お…お手洗いを、お借りできないかなー…と思いましてー…」
続けて、両手で腹を抱え、少しずつ息を乱し、小刻みに震えてみせる。
「便所ぉ…?」
公太郎の演じるの抜き差しならない様に、ドンズ(仮)が不審な面持ちで手にした盃を卓へ置いた。
「じ…実は昨日、ちょっと酒を飲みすぎたみたいでー…。それからどうにも、腹の調子がー…」
「腹ぁ痛いんか?…ったく、酒飲んだくらいで下すたぁ、人間は情けねぇなぁ…」
呆れたとばかりにドンズ(仮)が、はね放題の顎髭を撫でつける。ドンズ(仮)の声色からはややトゲが抜け、場の空気も少し緩み、公太郎もほっと一息ついた。どうにか乗り切れそうだ。
別にドンズ(仮)とて公太郎のへたくそな演技を100%信じているわけでもないだろう。…とはいえ、万一本当だった場合、惨事が起きるので斬り捨てるわけにもいかない。
何気にわざとらしくない形で「酒」というキーワードをだせたのもよかった。自然な流れで酒好きなドワーフと共通の話題のとっかかりを得れたのだ。災い転じて福となす、むしろ僥倖なくらいだった。
…まあ、ドンズ(仮)の言う通り、かなり情けないかっこうを晒してしまったが。
「便所は廊下の奥だ。おいガレラ、案内してやれ。漏らされちゃかなわねぇ」
ドンズ(仮)は自ら動く気はないらしく、ガレラに顎で指図を出す。ガレラも慣れてしまって疑問にも思わないのか「はいはい」と立ち上がりかけた。
「あ、いえー、大丈夫ですー。波は去ったみたいで、いけそうですからー」
「…そうかい?」
手のひらを返すような公太郎の制止で、ガレラが「やれやれ人騒がせな」と腰を下ろす。
「本当に大丈夫ですか、ハムタロ?我慢はいけませんよ?」
一方、素直なイリスは信じ切ってるようで、公太郎はちょっぴり胸がチクリとした。
「お気遣いありがとうございます、イリス様。ですが、ご心配なくー。痛みは引きましたのでー」
イリスやガレラには申し訳ないが、今、この場を離れるわけにはいかない。イリスとラピルとドンズ(仮)だけが残った空間に良いことなどあるはずも無いし、せっかくつかんだ会話の流れを手放すのは惜しい。ここは、踏み込むところだ。
「ええと、当たり前のことをお伺いするようで恐縮ですがー、ドンズさん…でよろしいでしょうかー?」
「おう、俺ァドンズだ。あんちゃんは、なんでも…魔王様の従者だかなんかだとか?」
「ええ、そうですー。申し遅れましたが、私はハムタロー。魔王イリス様にお仕えしておりますー。そしてこちらが我が主、魔王イリス様。さらに、同じく従者のラピルですー」
「魔王…ねぇ…」
手早く紹介を終えてみたものの、やはりというべきか、ドンズはどう見ても少女のイリスと「魔王」というネームバリューのちぐはぐさに納得しかねている。
…が、再びガレラの時と同じ面倒なやり取りを繰り返すつもりはない。公太郎はドンズに「こんな淫魔のガキが魔王だと!?」のようなセリフを吐く隙を与えず、流れるように次の展開へと移っていく。
「街で出会った方にお聞きしたんですがー、ドンズさんが街の顔役のような立場とのことでー…?」
「顔役ぅ…?誰だ、そんなこと言ったのは。やめろ。俺ァ、そんなんじゃねぇよ」
「…そうなんですかー?おかしい…ですねー。たしかにその方は、ドンズさんは顔が広くて、皆…頼りにしてるとおっしゃってたんですがー…」
顎に手をあて、公太郎は「そんなはずはないんだが」と考えるそぶりをしてみせた。もちろんここまで、路上の男やガレラから、ドンズは街の顔役ではないと散々聞いたので、あくまでフリだ。
といっても、顔役ではなく「顔役のような」だし、路上の男がドンズの名を挙げるくらいには顔も広い。だから公太郎としては嘘を言ったつもりはない……まあ、多少は盛っているが。これも円滑なコミュニケーションのためというものだろう。
「あぁん…頼りぃ…?よしなってんだろ、ケツがかゆくなってきやがる。ったく、ほんと誰だ、余計なこと吹き込みやがって。…つってもまぁ…ここいらで俺が一番歳くってっから、知り合いは多いっちゃあ多いがなぁ…」
否定の言葉とは裏腹に、口元が緩んだドンズは、まんざらでもなさそうだ。
「ああ、よかったー。私どもがこうしてお邪魔させていただいたのは、ドンズさんへのご挨拶と、仕事の依頼をお願いしたかったからですのでー」
「…仕事、だと?…俺に?」
「仕事」という単語の裏に潜む厄介事の気配に、ドンズの目が鋭くなる。
「ドワーフの皆様に、ですー。ドンズさんには皆様への『渡り』をつけていただきたいー」
公太郎はそこで一拍の間を取り、呼吸を整えた。本題に切り込むにあたり、ドンズの反発が予想されるからだ。
「我が主…魔王イリス様は、領地となったこの地に、新しい街を拓きたいとお望みですー。あまねく領民たちのため、誰もが安心して、寒さに凍えず、腹を空かせず、暮らせる街をー。そこでドワーフの皆様には、そのお手伝いをお願いしたいのですー」
「新しい街ぃ?」
「イリス様は地下深くにこれだけの見事な建造物をしつらえた、あなた方…ドワーフの技を高く評価しておられますー。ぜひともその力、新しい街のために奮ってはいただけないでしょうかー?」
「俺らに…そこの淫魔のガキのため、働けっつぅことか!?」
耳を疑う…というようにドンズが大声となっていく。だが、耳を疑ったのは公太郎も同じだった。
────いや、ガキて。
反発は予想していたが、言っていいことと悪いことというものがある。…それほどまでにドワーフと淫魔の間に何かがあるということなのだろうが、さすがに聞き逃せない。
「…魔王イリス様ですー。どうかドンズさん、落ち着いてくださいー」
窘めた公太郎が、余計に腹に据えかねたのだろう。激昂したドンズが、ガタンッと派手に椅子を倒した
「ふざっけんなよ、この淫魔どもっ!!言うに事欠いて、俺らに淫魔の役に立てだとっ!!出ていけっ!!謝罪の言葉なら、聞いてやらんでもないと思ったが、今すぐここか…」
まくしたてるようなドンズの叫びは、静かにスッと立ち上がったラピルによって遮られた。
「……………」
「……んだぁ?なんか文句あん…」
ラピルは一言も発せず、きれいな顔に笑っているのかそうでないのかどちらともとれるようなアルカイックスマイルを貼り付け、ただドンズを見下ろしている。しかしそのメガネ越しの瞳に燃える、冷たい炎の揺らぎに、気圧されたドンズの勢いは急速に失われ、罵倒が途切れた。
だが。
「座りなさい、ラピル」
無言の圧を放つラピルに、イリスが落ち着いた声で語りかける。
「イリス様…」
「よい。わたしへの多少の無礼は赦します」
「…………かしこまりました」
イリスの命に、ラピルはおとなしく着席し、再び目を閉じた。公太郎からすれば、まるで言外に、ドンズなど視界に入れる価値もない…とでもいうように見える。
まあ、ぶっちゃけその気持ちは理解できなくもない。イリスは多少の無礼と言ったが、ドンズのそれは全くもって多少のラインを超えている。
────…っていうか、謝罪てなんだ、謝罪て。今日、初めてここに来た俺たちに、なにを謝ることがある?
交渉が難航する予感に、公太郎は頭が痛くなった。
後から言い訳のように聞かれたくないので断っておくが、「街をつくる」というこちらの目的、手の内を先にさらしたのは、ドンズの反発を誘うためでもある。
あえて怒らせたドンズは、彼らドワーフの抱える問題を隠すことなく、自らつまびらかにするはずで、なればこそ、その解決策を共に探る道も開けてくる。…もし、たとえ解決できなくとも、現状よりは前向きな落としどころを見繕うことくらいは期待できるだろう。
そういう計算の上に公太郎はいるわけだが、もしもドンズが論理や道理などお構いなしに、「淫魔」であることだけを理由に、関係ない者へ一方的な謝罪を要求するだけであれば、交渉は破綻するしかない。
────ともかく、話を進めないと。
座ったラピルが圧を消し去り、物言わぬ彫像に戻ってから、場には重苦しい沈黙が訪れている。頭に血が上ったドンズも、夫に諦観したようなガレラも、唾を飲み込んでこちらの出方をうかがっているようだ。ただそれは、嵐の前の静けさというべきものであって、次に誰かが口を開けば、容赦なくドンズの罵りの的となるだろう。
…そうはいっても、このまま無為な膠着状態を続けるわけにもいかない。
「コホンッー…」
わざとらしい咳払いをして、公太郎は自ら話を元に戻そうと試みた。イリスの盾となると決めたからには、矢面に立たなくてはならない。
しかし。
「…ドンズとやら。お前の目は節穴か?」
公太郎が動くより先に口火を切ったのは、そのイリスであった。
「あぁん?」
ドンズが唸りながらねめつけるが、イリスはわずかな風にそよぐ柳ほどの動揺も見せない。むしろそんな声が出せたのかと公太郎がゾッとする低音…まるでシャアにキレた時のハマーンのような迫力で続ける。
「わたしにはたしかに淫魔の血が流れている。そしてなるほど、お前たちと淫魔の間には、なにか因縁があるようだ。だが、お前の目には本当に、その淫魔のなにがしとやらと、わたしが、同じ者であると見えているのか?」
「んだと…ガキがっ、エラそうにっ!!」
次の瞬間、逆上したドンズは卓越しにイリスの襟元を掴もうとして、できなかった。
「あ…あんた…」
カッとなった夫を押しとどめようと立ち上がりかけたガレラも、中途半端な姿勢のまま息を呑む。
怒りに突き動かされたはずのドンズの全身は、石化したように硬直している。
イリスが無造作に、何気なく伸ばした腕。その先にある二本の指の爪が、ドンズの両の眼球と薄皮一枚を隔てて静止していた。
「うっ…くっ…」
まるで居合の達人の抜刀である。いつの間にか抜き放たれたイリスの爪、その神速の域にある早業は、素人の目で捉えることなどできるはずもない。事実、公太郎はデキの悪いコマ落ちしたアニメを見ているような気分だった。
きっとドンズもそうに違いない。振り上げた拳を降ろせずに、まともな声すら出せないでいる。
「お前の言う通り、お前から見れば、わたしはさぞ若輩者だろう。…が、子供であることと無力さが同義だと思い違いをしているなら、わたしが『魔王』である理由の一端を、ここで披露するのも吝かではないぞ」
ここまでおとなしく座っているだけだったイリスが突如知らしめた技量に、発する異様な威圧感に、場の誰もが凍りつく。それはドンズとガレラはもとより、普段の優しく、素直な彼女を知る公太郎も同様であった。
そういえば、忘れていた。イリスはこう見えて、魔王フェルズの義妹なのだ。決して侮ってはならない。さもなくば、こうして彼女の隠し持つ、爪牙の鋭さに背筋を冷やすハメになる。
………なんか、ラピルだけは涼しい顔で「ふっ」とどうだ見たかと言わんばかりに笑ってるけど。
「……ふん、戯れが過ぎたな」
まるで義兄が乗り移ったかのような口ぶりで、イリスが腕を引っ込めた。
「先ほど、このハムタロが申した『あまねく領民たちのため』という言葉に一切の嘘偽りはない。そして当然、領民にはお前たちも含まれる。だからドンズよ、お前の目が節穴でないというのであれば、敵と味方を見誤るな」
イリスは再び行儀よく姿勢を正すと、まっすぐにドンズを見据えて諭しはじめる。
「お前はさっきからしきりに、わたしへ怒りをぶつけているが、それで一体なんになる?わたしには、お前の怒りに心当たりがないのだぞ?大声で『淫魔め』と罵られたところで、だからなんだという感想しか出てこぬ。お前は謝罪しろと言ったが、そんなわたしが仮に謝罪を述べたとして、お前の心はわずかでも満たされるのか?噛み合わないやり取りの果てに、お前が得られるものがあるとすれば、それは空虚だ。そんな無意味なものを追い求めるくらいなら、ドンズよ、お前の怒りの根源をわたしに話してみよ。わたしはお前たちの痛みを分かち合うため、今、ここに座している」
気がつけばイリスの威圧感は嘘のように消え去っていた。それどころか、慈愛の後光が差し、部屋の空気が少し暖かくなった気さえする。
────イリスの完勝だな。
理不尽極まりない怒りを向けてくる相手すら包みこむイリスの懐の深さに、公太郎は「これが俺の主だぞー!!」と叫びたくなる誇らしさだった。
「ぐくっむぅぅっ」
もはやドンズも返す言葉も無いようで、歯噛みしながらドカッと椅子に腰を下ろす。
その着席は、事実上、ドンズのサレンダーに等しい。だがこの場を締めるには、どうしてもドンズ自身の応えが必要である。
イリスだけでなく、公太郎も、ガレラも、さりげなく薄目を開いたラピルも、皆がドンズに注目していた。
それからどれくらい経っただろう。10秒か20秒かだろうが、妙に長く感じる待ち時間だった。
「…お…お…」
どうにかこうにか、乾いたぞうきんを絞るように、ドンズが最後の言葉をひねり出していく。
「…お……お…女子供に、言うことじゃねえっ!!」
ようやく出たのがただの負け惜しみで、公太郎はずっこけた。
────それじゃ話が進まねーだろ!!
TIPS:都合上、ドンズの株が下がりっぱなしだが、あまり下げると公太郎がもういいやって言いだしそうで、なかなか塩梅が難しかった。
イリスがフェルズのようなしゃべり方をはじめたのは、やはりイリス的にも腹が立ってたから。




