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リミナルスペース  作者: 竜郭院大聖
3/12

ホテルイーター

招待状はピエロ地獄に繋がっていた

タクシーの運転手は道化師でした

メイクの下の悪意は私を欺きました


彼らは部屋に私を押し込めました

偽りの幸せの部屋

悪意を隠した綺麗な壁紙が私をあざ笑っていました


水と共に精神汚染が広がる

光と共に疲労が入る

暇だったのでゲームをしてみました

疲れました


快適な食事

血のワインと私の存在のようにとろけたチーズ

おいしい肉は私を疲れさせた


ちりも積もれば山となり、私は逃げ出しました

だけど悪意は逃がしませんでした

眠くなる中絶望の布団がかけられました


私は悪意の疲労に飲まれました

穴の中では大きな口が嘲笑う

私は消失しました

口は満足気にため息をついていた

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