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家族よ…早く入ってくれ…編

 高熱などの様々な症状に苦しめられてきた私ですが、コロナ療養で一番困ったことを今回はお話しします。

 それは…お風呂です。

 なぜ、お風呂? と思うかもしれませんが…実はお風呂が私がコロナ療養の中で一番困ったことでした。



 私はコロナ療養期間中2日に1回のペースでお風呂に入っていました。お風呂といってもシャワー程度で体と頭と顔を洗う程度ではありますが…。

 私自身風邪を引いても、たとえインフルエンザであっても毎日入っていました。しかし、今回は新型コロナウイルス感染症。相手ウイルスの格がインフルとは比べものにならないくらいに違います…。

 完全隔離をしなければならないほどに感染力が強いので、コロナ陽性者である私がお風呂に入れば、同居している家族に移らないように消毒をしなければなりません。

 実際、私の母がやってくれていました。

 コロナに罹患している私がお風呂に入ることだけでも大仕事です。少しでも負担を減らすため2日に1回と決めていました。

 コロナ療養期間はもちろん、家族が全員お風呂に入り、一番最後に私が入ることになります。

 ところが、ここで問題が発生します。


 いつまで経っても家族がお風呂に入らない!


 仕事などの影響で帰りが遅くなることも多いため、あまり言えないところはありますが、家に戻ってテレビを見たりなどでのんびりしすぎてなかなかお風呂に入らない日が多かったのです。

 実は私、仕事から帰ったらすぐお風呂に入るくらいにお風呂はすぐに入るタイプです。しかし、私以外の家族はそうではありませんでした。

 お風呂に入りたい! でも、まだ入ってないから待って! の問答をライン上で繰り返していました。

 ようやく許可が出た頃には深夜になっており、気づいたら日付をまたいでいたなんてことも…。

 私自身あまり夜更かしはしない人間で、深夜に起きているのはよっぽどの理由があるときだけです。なので、お風呂に入る日は眠気と戦いながらひたすら連絡が来るのを待ち続けました。

 当時の私の部屋には顔のスキンケアを一応やっていましたが、洗顔しないとそれは意味ありません。だんだんと潤いはなくなり、体調の悪さもあって肌はボロボロになっていきました。



 今回の療養期間を経て私は声を大にして家族に言いたい。

 わがままを承知の上で言わせていただきます。


 仕事で疲れているのは分かります。見たいドラマがあるのも分かります。ジャニーズのライブ映像を見たいのも分かります。私だって分かります。

 しかし、毎日入らないだけで私の肌はボロボロです。隔離中のスキンケアにも限界というものがあります。深夜になる前に、眠いと寝落ちする前に、日付を跨ぐ前に全員お風呂に入ってください!

 お風呂に入れないだけでストレスになってしまいました。もし、私の家族の誰かがコロナに罹患したら、同じ過ちは犯さないでほしいです。



 かなり直球な言葉になっていましたが、これが私の本心です。

 ご家族で暮らしている方。どうか、どうか…協力してコロナ療養を乗り切ってください。

 私の経験がまだ見ぬ誰かの手助けになればと願っています。

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