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孤独との死闘編

 コロナに罹患すると移らないように隔離をするんですが、コロナの症状と同じくらいに私が戦っていたものがあります。

 それが、「孤独」です。

 ここからお話するものは、あくまで藤波の持つ性格がある前提で話を進めていきますので不快に思われたり、共感しないこともあるかもしれません。あらかじめご了承ください。



 まず私の性格をお話します。

 私は、どちらかといえば社交的な方だと思っています。人と話すのが大好きで、暇な時間ほど誰かと喋っていないと気が済まないほどのおしゃべりモンスターでもあります。

 なのでコロナ罹患した瞬間に人と面と向かって話すことが一切出来なくなり、コロナ療養期間一週間はずっと自室に引きこもり生活でした。連絡手段といえば、スマホのラインだけ。メッセージでのやりとりも十分楽しいですが、やはり声を聞ける電話などの音声通話が一番好きでした。

 誰とも話せないあの一週間は、まさに孤独との戦いでもありました。

 そしてコロナ罹患したまさにその日、職場の先輩たちから続々と労いのライン通知がたくさん来ました。


 今はゆっくり休んでいつもの元気な姿で戻ってきてね!

 お腹空かないかもしれないけど、必ず水分はとってね!


 とても嬉しい反面、初めて病欠で仕事を休んだ為に「先輩たちに迷惑をかけてしまった」という気持ちが先に生まれてしまい罪悪感に苛まれていました。

 コロナで体はボロボロで心細くなり、人と会話したくて仕方なかった私は、コロナでボロボロになった喉を酷使してまで友達に電話しました。

 高熱で正常な判断ができなくなっていた私は、心細さと以前もお話しした冬のソロキャンプ状態の極寒の中で涙が溢れて止まりませんでした。なんで自分だけがこんな目に遭わなくてはいけないのか? と。

 今思えば考えすぎだと思いますが、本気で神様を恨みました。



 そして私が人と話せない私が一番苦痛だったのは、テレビが見れないこと。

 私の部屋にはテレビがなく、いつもリビングで見ていました。YouTubeなどもたくさん見るんですが、どちらかといえばドラマやバラエティーを見るのが大好きなテレビっ子でした。

 一週間テレビが見れず、暇で暇で仕方ありませんでした。もちろん、動画を見たり漫画を読んだりなどもしましたが、やはりテレビには遠く及びませんでした。

 無事療養期間が明けて、隔離が解除し、一週間ぶりのテレビは本当に最高でした。

 当時を振り返れば、やはりコロナによる症状で体は疲弊し、心細くなっていた影響が著しく出ていました。

 今は楽しくテレビを楽しんでいます。

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