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罹患発覚編

 さて、ミーティングの翌日。幸運にもその日と次の日は休みでした。

 いつものように起き上がった瞬間、強烈な頭痛と体がずしりと重く思いようには動きませんでした。

「これは何かおかしい」

 そう思った私は体温を測りました。そしたら衝撃の表示が。


 37.5


 その瞬間に血の気がサーっと引いたのを覚えています。すぐに私は体温計や水分や軽いお菓子などの食料を持って自室へ自主隔離を始めました。すでに両親は仕事に行っていたため、妹にラインしポカリ等を準備してもらいました。

 すぐに熱は下がる。

 そう思っていた矢先でした。下がるどころかどんどん上がっていき、最終的には起き上がれなくなりベッドに寝たきりになってしまいました。

 最初は発熱だけだったのが、どんどん体調は悪化していき、喉の痛み、咳、関節痛といった様々な症状が私に襲いかかってきました。

 私自身、元気だけが取り柄のようなものがあり、中学三年生でインフルエンザになって以降、風邪になったこともインフルエンザになったこともありませんでした。数年ぶりの発熱に私は戸惑いと不安に襲われていました。

 そして喉の激痛から一切の食べ物が食べられず、食欲は減り、体調はどんどん悪化していきます。

 ついに、体温は40.0という最高温度を叩き出すほどになりました。



 母親に発熱したことを伝え、夕方に抗原検査を実施しました。実際は、朝の発熱時点で抗原検査を自分で行いました。その時は陰性でした。それを受けて私は内心こう思っていました。

「ああ、インフルエンザだ」

 しかし、どんどん熱が高くなっていくにつれて「コロナではないか?」という疑念が生まれ始めます。実際、コロナに罹患する要因はいっぱいあるので罹患してもおかしくはない状態でしたが、心の中ではこう思っていました。


「どうか…どうか…インフルエンザでありますように…。コロナじゃありませんように…!」


 そして抗原検査の結果は…もちろん陽性。

 私の願いは通じず、2022年12月13日に新型コロナウイルス感染症罹患ということになりました。

 コロナになったというショックはとてつもなく、職場に電話連絡をして罹患したことを伝えていたときも、私はずっと「ごめんなさい。本当にご迷惑かけてすいません」と謝っていました。

 住んでいる地域によってコロナの療養期間等に差はありますが、私の暮らしている地域では療養期間1週間で隔離解除は1週間後に症状がなくなったら最短で8日目で外出が可能ということでした。

 私はこの日からコロナと戦うことになるのです。

 このときの私のメンタルといえば、もうおかしかったと思います。この辺は後ほど詳しく紹介しますのでお待ち下さい。



 こうして12月13日から1週間、私の孤独な戦いが始まりました。コロナはいろんなものを奪っていきましたが、それは次の更新のときに紹介していきます。

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