第一次データ圧縮についての議事録
議事録
議題
第一次データ圧縮について
報告
思考オブジェクトの減少数は目標未達。R−001の試行に起因するデータ増加量が上回った。これはシミュレーション結果とは異なる。(坂村)
(以下 A:坂村)
質疑
Q: シミュレーション時との乖離の原因は何か(竹山)
A: PDによるイレギュラー。
Q: シミュレーションとパターンを変更する対策を行わなかったのは何故か。(J.トーマス)
A: 今回のR−001はベースデータに沿った発生を求められる事項だった。これを無視すると情報ギャップの修正が発生し、サーバに大きな情報ギャップが発生する。
Q: ベースデータはミーム化していなかった。データの強制デリートによる情報ギャップを許容したほうがデータ量を圧縮できたのでは。(S.スパグジャ)
A: データの圧縮の観点ではそのとおりだが、情報ギャップの発生は恒久的な負荷を生じる。また、クライアントに対する不信感を与えるため、データの強制改ざんを行うことを許容するわけにはいかない。
Q: PDは今後もイレギュラーな問題を起こすのではないか。(竹山)
A: PDすべてがイレギュラー因子というわけではない。現状ではU2が重要イレギュラー因子。彼はL7と同様、環境上位。環境上位+シミュレーション経験者の組み合わせは避けるべきである可能性がある。
Q: 何故シミュレーション経験者を優先したか?(J.トーマス)
A: 今後予定されるクライアントはサーバ内の世界を『そう』であると認識して入ってくることになる。シミュレーション経験者のほうがクライアントに近い存在であると考えるべきである。今回の問題はベースデータをそのまま流用したため、シミュレーション時のイベントをそのまま採用しなければならなかったことである。
Q: 何故、PDの存在を考慮に入れた難易度設定にしなかったか。(山本)
A: その点に関しては完全にこちらの落ち度である。シミュレーション経験者がこの件に行き当たる可能性は少なかったが、試験体PD-U2がミーム情報を手に入れ、他のPDが呼応した。
Q: 今回の試行がシミュレーション結果を再現しなかった事による影響は?(川瀬)
A: 現時点ではまだサーバ容量には余裕がある。ただし、思考オブジェクトの増加は元数に依存し、増加率のべき乗でデータを圧迫する。今回思考オブジェクト数の減少が予想通り起きなかったため、サーバの容量リミット時期が1年以上前倒しになる可能性がある。そのズレは今後の圧縮試行によって調整していく予定。
Q: 該当イレギュラーPDの処理はどうするつもりか(安藤)
A: PDはクライアントと同等であり、外部からの関与はありえない。法規・道徳的にも問題。サーバの自浄作用に任せる。
Q: 今後のR試行は予定通り進める予定か? (山本)
A: R−001が発生したことにより、PDたちがR−002の発生を予見すると考えられ、PDによる妨害が起こる可能性がある。そこでR−002については難易度の調整、事前データとの齟齬が発生しないレベルでの早期化を行う予定。
また、リスクヘッジとして、突発タイプのイベントであるR−003、R−004の時期を前倒しし、R−002に連携させる予定である。サーバには多少の負荷がかかることになるがご理解いただきたい。




