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 あれから有無を言わさず、ソロとコソを私が借りたホテルの部屋へと連れてきた。


 それからしばらく三人で話をして、なんとなく二人の話がわかった。


「つまりその怪盗団が私の魔法石の話をしていて、あなたたちはそれを先に盗って守ろうとしてくれたってことだね」


「「そうだ!」」


 二人揃って元気よく返事をくれたけど、私からすると結局盗まれるわけで。それが困るからこういうことになっているのに気づいていないような気がする。だけどこの二人は本当の悪い人じゃないと思う。まあ、いい人とも言いがたいけども。


 とりあえずソロとコソは私の味方らしい。五色星魔法石を取り戻すのを手伝ってくれるらしい。


「あいつらは日中に行動するから、俺たちは夜に行動するようにしている。だからあの日も夜に行ったのだが……」


「俺たちは失敗した。そのせいで五色星魔法石はあいつらの手の内になってしまった」


「俺たちは悔しいぞ! リラ殿! このままでは闇オークションに売られてしまう!」


「絶対に取り返すぞ! 綺麗な物は正義だ!」


「「うおおおおおお!! リラ殿! それでどうする?」」


 二人が突然叫んだと思ったら、ずいっと私に近づきこれからのことを問いかけてくる。


「とりあえず盗んだ怪盗を見つけたいと思う。それについては適任がいるから、お願いしてくる」


「なるほど!」


「それじゃあ俺たちはどうする? じっと待つのか?」


「ううん。ソロとコソには闇オークションを開催するオーナーを張り込んでほしい。さっき二人はオーナーが誰なのか知ってるって言ってたでしょう」


「そうだ! 俺たちは知っている!」


「なら、さっそく張り込もう!」


「ああ、そうだな! リラ殿、では先に俺たちは行く!」


「うん、お願い。私もお願いしたらすぐに行くから」


「ここに場所を書いておいたぞ!」


「ありがとう」


 ソロとコソとは一度別れ、私は彼女がいるであろう洞窟を目指す。


 なにがなんでも五色星魔法石を取り戻す。だってあの子の行く末を見届けるのも、造った私の幸せなのだ。


 闇オークションで売られるのは私、そしてあの子が望む未来ではない。

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