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龍神の花嫁 八俣遠呂智編(ヤマタノオロチ)  作者: 霜月 如(リハビリ中)
7章 闇御津羽神(くらみつはのかみ)と伝説の羅盤
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7-04 鬼退治


狙った通り、目的の座標に龍脈移動が成功した。


使えば使うほど熟練度が上がると言った、淤加美(おかみ)様の言葉の意味が、最近ひしひしと感じる様に成ったと思う。



前は近くの神社仏閣に飛んでから、座標ポイントまで歩いて場所を記録し、そこへ移動できるようにしていたのだが、今では感覚だけでドンピシャリと移動できるので、座標記録が必要無いぐらいでだ。


もちろん龍脈が通っていない処には行けないんだけど、そういう場所のだいたいが、緑など植物の育たない砂漠化した場所や岩肌だらけの場所だったりする。



今回移動した場所は、O山県の岡山市からは北西、総社市からは北東に進んだ山の山頂に位置する、城跡であり、鬼ノ城があったとされる場所なのだ。


そこは桃太郎のお話に出て来る、鬼ヶ島のモデルになったと言う(いわ)れのある城である。


夜という事もあり、遠くに街の明かりが綺麗に輝き、夜間公開されていれば、絶景の夜景スポットだろう。



そんな城跡(しろあと)から――――――



「ほら御先祖様、見てくださいまし。人間達の()いている篝火(かがりび)が綺麗ですね」


「あれ全部が篝火(かがりび)なのか? オレの知ってる人間の集落はもっとこう……小さくて、集落の中央で焚火(たきび)をしているぐらいしか知らぬな。火を絶やすと野犬やら狼やらが群れで襲ってくるから、必ず火の番をしている者が居たものだが……ここから見える町は、焚火(たきび)よりも明るいぞ」


いつの話だ!


内容から察するに、酒呑童子(しゅてんどうじ)が平安時代って感じで、オロチの壱郎(いちろう)君が縄文時代から弥生時代って処かな?



千尋(ちひろ)。これがよく聞く、ジェネレーションギャップとか言うヤツか?」


「……間違いでは無いわな。僕とセイもギャップがあるけどね」


「嘘つけ! 古いネタ振っても返してくるくせに」


「古いネタって知ってるなら、わざわざ振るなよ」


「お前なら期待を裏切らないと思ってな」


生まれる前のネタに、着いて行くのも大変だちゅーに



「というか、そこの夜景見ている二人。真面目に入り口を探してよ!」


「まぁ、せっかく良い雰囲気だったのに、無粋(ぶすい)なんです事」


「すまんな雌龍(めすりゅう)。こんな風に、現代の人間達が住む町を、ゆっくり眺めるのは無かったからな……それより、着いて来た人間が(つら)そうだぞ」


「だ、大丈……うぷっ」


「ありゃ、忽那(くつな)さん。完全に龍脈の氣に当てられてるね」


(たける)さんもそうだったけど、龍脈で氣酔いする人が居るんだよね。少し休めば治るから、それまでは耐えてもらおう。


ここで水氣で治療を行っても、氣酔いしてるのに水氣を当てるんだから、本末転倒である。



入り口を知っている唯一の人物。忽那(くつな)さんがこれでは、荒神(あらがみ)狼のハロちゃんの鼻だけが頼りだ。


先ほどから鼻をスンスン鳴らして、鬼の臭いを追っているハロちゃんは、刑事ドラマに出てくる警察犬のようである。


こんな事言うと、犬では無いわ! と怒られそうだから言わないけどね。



千尋(ちひろ)殿、こっちから鬼の臭いがする』


ハロちゃんが、実際の声とも念話とも言える、不思議な声でそう(つぶや)く。


声を抑えている処を見ると、すでに近くに鬼がいる様である。


そんなハロちゃんが、行き止まりである山の斜面の前で止まる。



「ここの斜面に、結界で入り口が偽装されてるらしいな」


「偽装ならすり抜けられるのかな?」


四国で見た、狸さん達の隠れ家と同じなら、ホログラムの様にすり抜けられるはず……なのだが、どうやら簡単にはいかない様だ。


「おい雌龍(めすりゅう)。これって本物の斜面じゃないのか?」


「触れるって事は、本物だねえ。立体映像になってるのかと思ったんだけど……」


こういった場合、何処かに仕掛けがあって、それを作動させれば入り口が開くはず。


しかし、それらしきモノは見当たらない。



皆で仕掛けを探していると、酒呑童子が――――――


「ここが入口なんですよね?」


『間違いはない。ここが一番鬼の臭いが強いのだから』


「なら簡単じゃない……ぶっ壊せばいいのよ」


…………はっ?


あまりにぶっ飛んだ意見だたので、全員の思考が止まってしまっていたが、そんな事お構いなしに――――――


「ちょっと人間の方、その刀借りるわよ」


「あ、はぁ……どうぞ」


酒呑童子(しゅてんどうじ)忽那(くつな)さんの刀を借り受けると、入り口のある斜面から10メートル位離れて、突きの構えを取る。


「少し離れないと、巻き込まれますよ」


マジでぶち破る気だ!



みんな慌てて入り口付近から離れると――――――


酒呑童子(しゅてんどうじ)はそのまま助走をつけて、刀を斜面に向けて突きだした。


轟音(ごうおん)と共に、巻き上がる土埃(つちぼこり)を避ける様、地面の一部が隆起(りゅうき)する。


カチューシャに化けているオロチの巳緒(みお)が、土の壁を作ってくれたらしい。


さすが、水氣と土氣を持つオロチである。


すかさず念話で――――――


『ありがとう巳緒(みお)。助かったよ』


『お礼は食べ物で』


本当に食いしん坊だ。



土煙が納まって来ると、隆起(りゅうき)していた土の壁が平らに戻る。


便利なモノだ。


土煙が晴れ視界が開けてくると、酒呑童子(しゅてんどうじ)が開けた穴から、巨大な一本角の鬼が、穴を崩しながら出て来る。


「なんじゃ貴様らは。他人さまの玄関をぶっ壊して置いて、謝りもしないのか?」


玄関だったんかい! だったらチャイムぐらい用意して置けっての!



出て来た巨大な鬼に臆することなく、酒呑童子(しゅてんどうじ)が――――――


「はん!! 自分で穴を広げて置いてよく言うわ」


「あんだぁ? 小娘が生意気な……ん? よく見たら、同じ鬼族かいな」


「この酒呑童子の末裔を、貴様らの様な野良鬼と同じにするな、この雑魚が」


「どうやら御仕置きが必要らしいな。泣いて謝っても遅いぞ!!」


巨大な鬼は、入り口の残骸となった巨大な岩を持ち上げると、それを酒呑童子に投げつけた。


普通なら回避行動に出るのだが、酒呑童子は飛んで来る岩を前に微動だにせず、刀を持たない左手を突き出すと――――――


何と自分より大きな岩を受け止めたのだ。


しかも片手で――――――



「軽いな……返すよ。しっかり受け止めて」


後ろから見ている僕らからは、軽い手首の運動程度で投げた様に見えたのだが、その放られた岩は豪速球になって巨大な鬼を吹っ飛ばした。


斜め後ろを見ると、忽那さんが腰を抜かして尻もちをついている。


普通の人間だし無理もない。


僕らだって、驚愕して動けないのだから。


京で鬼ごっこした時に、鬼族が強いのは分かっていたけれど、これ程までとは……


あの時は、単純に逃げ回ってただけで、戦闘にはなかったからね。


今ハッキリと鬼族の実戦を目の当たりにして、筋肉を鍛えればここまで来るのかと驚愕したわ。


神の御業とか術無しでこの威力だもの……筋肉は全てを解決するとはよく言ったモノだ。


そう言えば京でも、水葉が放った闇の球体を鬼族のオーラで消し飛ばしたっけか?


物理攻撃だし、僕の術反射に引っ掛からないから、敵に回った場は最悪の相性とも言えよう。


良かった、今回は味方の方で……


それと同時に、来年の鬼ごっこは辞退したくなったわ。



酒呑童子の末裔が、刀を持って忽那産の前まで来ると――――――


「はい、これ返すわ。殴った方が早いし」


言っている事が、そのまんま香住だ。



忽那さんが震える手で刀を受け取ると、丁度あけた穴から青や赤や緑の鬼達がぞろぞろと出て来たのである。


「良くもやりやがったな!」


「アジトにカチ込むとは良い度胸だ!」


「血祭りにあげて後悔させてやるぜ!」


まぁ何と言うか、ドラマとかで悪党がよく言う台詞。



「もっとこう、熱い展開は無いのかね?」


「熱い展開?、この戦闘終わったら、俺……結婚するんだ! とかか?」


「いやいやいや、セイ。それ死亡フラグだから」


「ボク。その台詞言わなくて良かった」


忽那さん。貴方も会話に乗っかって来るとは、結構余裕あるじゃん。



そんなアホな話をしている僕らには目もくれず、鬼の群れの中へ突っ込む酒呑童子。


顔は笑みを浮かべながら、鬼の腕を引き千切る姿は、まるで鬼神の様……まぁ鬼なんだけど。


しかし相手も鬼族である。千切れた腕が即座に再生していく姿は、先日の鵺戦を思い出させる。


だが、そんな再生を見慣れているのか、臆することなく攻撃を続ける酒呑童子だが、多勢に無勢。いくら強くも数に圧され捌き切れなくなり始めていた。



「まずい。こちらも助けに入るよ! 忽那さんは前へ出過ぎないように」


「は、はい」


「よっしゃ。いっちょやるか!」


壱郎君が胸の前で拳を打ち付けると、そのまま鬼族に向かって走り出す。


前衛は、壱郎君と酒呑童子の二人に任せておけば良いか……


僕の方は、支援を――――――と思ったが


鬼達はパンツ以外を身に着けて居らず、上半身は筋肉の鎧で護られている。


これでは、防具耐久低下(デバフ)の水素脆化を使っても意味がない。


本当に、僕の水氣との相性は最悪だ。


仕方がない。こちらも斬り込むか? だがそうなると、背後に居る人間の忽那さんが狙われた場合、護る者が居なく成ってしまう。



「僕は結局、見ているだけしかないか……」


「良いんじゃね? 千尋はいつもボス戦の切り札なんだから」


金剛石すら切り裂く、水圧のブレスで鬼を貫通させながら、そう言ってくる頭の上のセイ。


まったく簡単に言ってくれる。


威力あり過ぎる術ばかりで、扱いに困ってるのにね。


時々、鬼達の足元にある地面が、鋭い錐の様に突き上げ、鬼を串刺しにする。


巳緒の土氣の術か……便利だよね。


そういえば、ハロちゃんが居ない――――――そう思ったら、小型犬クラスになって鬼達の足元を抜けて、背後から火を吹いていた。


こんがり焼けて、鬼が火達磨に成り。地面を転がって火を消そうとする鬼達。


「なんだこいつら、強すぎる」


「下がれ! 下がれ!」


「おい! 押すなよ」


もう既に、鬼達の士気が下がりまくっている。これは陥落も時間の問題だな。



後退する鬼に追撃を掛ける僕達。


士気が下がっているとはい、鬼自身の身体能力まで落ちている訳でなく、鬼は傷がどんどん再生して治るので、傷をつける傍から再生されるという鼬ごっこだ。


しかも、広かった入り口前とは違い。狭い通路の戦闘に成っている為、一度に倒せるのはせいぜい2人までである。


鬼を2人倒しては、背後の鬼が前に出て、その間に倒れた鬼が再生する。これ程に再生者が多いというのが厄介だと思ったことは無い。



勿論、大術で一気に吹っ飛ばすと言った事も出来るが、人質が居るんだよなぁ。


下手な爆破系の術を使うと、洞窟が崩れて生き埋め……なんて事もありえる。


よって、水素(ハイドロゲン)爆発(エクスプロージョン)対消滅(アナイアレーション)の術は使えない。


揺炎(フレア)も太陽が出て居ない夜だし。なにより洞窟の中だしね。


ここは辛抱強く、確実に進んでいくしかない。



どれくらい戦闘が続いたのだろうか――――――


一進一退を繰り返しながら、(ようや)く大きく開けた場所に出たのだが、その場所は――――――


鬼達でいっぱいのモンスターハウスであった。


かなり大きい空間は、青い火が幾つも浮いていて、灯となって辺りを照らしている。


おそらく鬼火か何かだろう。



「おい。でっけぇ鬼で芋洗い状態だぞ」


「こんなにいっぱい居るのかよ。今(まで)よく人間を襲わなかったな」


身長2メートルを超える鬼が、所狭(ところせま)しと(ひし)めき合っている状態に呆れた壱郎(いちろう)君とセイが声をあげるが、僕も同じ意見だ。



「やっと明るくて大きい部屋に出たと思ったら……鬼がこんなに……もう駄目だ」


忽那(くつな)さんなんか、頭を抱えてしゃがみ込んでしまった。



だが、酒呑童子だけは――――――


「しっかりしなさい! アンタの大事な人を助けるんでしょ」


その言葉を聞いて、喝を入れる為か? 自分の両頬を叩く忽那さん。


「…………そうですね……すみません。ボクが弱気になっては、彼女救えません」


その眼には、諦めの色は無く。完全に立ち直っていた。


どうやら酒呑童子の言葉には、味方を鼓舞(こぶ)する能力が含まれているようである。


だが、せっかく上がった士気も長くは続かなかった。


なぜなら――――――



「カチコミがあったと報告を聞いて来てみれば、先日のガキじゃねーか!」


鬼達が左右に割れると、他の鬼より2回りは大きい赤鬼と青鬼の2匹の鬼が、地面を揺らしながら出て来たのだ。


すげえ貫禄。



「おい! 言った通りに酒呑童子の首を持って来たんだろうな?」


赤鬼が脅しを掛ける様に睨んで来る。


「まさか、助っ人を連れて来てオレらとヤル気じゃあるまい?」


今度は青鬼が、持っていた巨大な金棒を地面にドスン! と下ろし、やはり睨みを利かせて来る。



「ボ、ボクのフィアンセを返せ!!」


「返してやるとも、なぁ兄者」


「おうよ。首と交換よ」


どうやら、青鬼が兄で赤鬼が弟らしい。



そんな赤と青の兄弟の前へ進み出る酒呑童子が――――――


「情けない……アンタ達それでも鬼族の端くれなの? こんな弱い人間に、首を取って来るように頼むなんて……自分たちで取ったらどう?」


「なんだこの生意気な小娘は?」


「コイツ角があるぜ兄者」


「どこの阿婆擦(あばず)れだか知らねーが、俺達の酒を注がせてやる。光栄に思え」


そう言って、馬鹿笑いを始める鬼の兄弟に――――――



「酒を注げだと? お前たちの狙う首の方から出向いてやったのに、まだ寝言を言う」


「なんだと? 首が出向いただぁ?」


青鬼がそう言い放った刹那、その場の全員が酒呑童子の姿を見失った。


本当に瞬きをした、一瞬の出来事であった。酒呑童子の身体が消えたかと思ったら、青鬼の隣で酒を注いでいたのだ。


「私は酒呑童子の末裔……これは別れの盃よ。最後の酒を楽しみなさい」


信じられぬというような顔で、盃を見詰める青鬼。


「兄者!?」


盃に酒を並々と注いだ後、徳利を持って歩いて来る酒呑童子。


かっこ良すぎだろ。



完全にコケにされた青鬼は、盃を地面に叩きつけると――――――


「このクソ小娘がぁ!! 舐めくさって!!」


「全員生きて返すな!!」


赤と青の鬼が雄叫びを上げると、周りの鬼達が一斉に飛び掛かろうとする。


こんな事だろうと思った。


僕は用意して置いた、水を霧状に変え麻酔(エーテル)の術を展開する。


『みんな息を止めて!!』


パーティメンバーに念話の周波数を合わせ、そう警告する。


当然、鬼達にはその念話は聞こえない訳で、エーテルをもろに吸入した。


鬼達は次々に倒れて、(いびき)を掻きながら、鼻提灯(はなちょうちん)を膨らませている。


寝てしまえば、再生もヘッタクレもないので、可愛いものだ。



だが、次々に倒れる部下の鬼を見て、気が付いた赤と青の兄弟は、口元を覆いながら奥へと後退した。


辺りのエーテルが薄くなった処で、僕はもう息をして平気だと伝えたのだが――――――


ひとつ問題が発生した。



「おい、肝心の人間が寝ちまったぞ」


「しまったぁ!! 忽那さんは人間だから、念話が聞こえないんだった!!」


「千尋はどっか抜けてるよな」


「返す言葉も御座いません」


空間を満たす為のエーテル麻酔を創るのに、ペットボトル4本を使ってしまった為。


残りは一本。


その残りの水で、エーテルを浄化しようとしていると、壱郎君が――――――



「人間は雌龍に任せるから、オレらは先に行くぜ」


「分かった。人質に手を出されないよう気を付けてね」


任せて置け! と言って奥へ進んでいく、オロチの壱郎君と酒呑童子の末裔。


すっごい心配なんですけど


「ハロちゃん。悪いけど後を追ってくれる? あの二人……戦闘力には申し分無いけど、キレると人質居ても突っ込みそうだから」


『うむ。了解した』


倒れて寝ている鬼を避けながら、奥へ進んでいくハロちゃんを見送ると、こちらはエーテルで寝てしまった忽那さんの浄化に入る。


「しかし千尋、この寝ている鬼達……どうするよ?」


「どうするって……暫らくは起きないはずだけど……どうしようか? 波のロープじゃ引き千切られちゃうだろうし、かと言って丈夫な鎖なんて無いしね」


もしかしたら鎖すら引き千切りそうだ。


水を使えば、易々と切れないロープも作れるのだが、水はもう無いし。



「鬼達が起きる前に、片を付けるしか無いね」


「起きたら背後から挟み撃ちにされるな」


「そうならない事を、祈るばかりさね」


本当にそうなった場合、僕も水切れで最悪である。



僕らは早々に片付けるべく、忽那(くつな)さんを起こすのであった。




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