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龍神の花嫁 八俣遠呂智編(ヤマタノオロチ)  作者: 霜月 如(リハビリ中)
6章 隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶたぬき)と検体N
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6-21 水分子振動(レンチン)


「うへ……砂が口の中に……」


「ペッペッ、今日は飛ばされてばっかだな。身体中砂だらけだし、このまま海に飛び込みたいぐらいだ」


それについては、セイに同意。


砂を叩き落としながら泣き言をほざく僕とセイ。


少しでも上に向けて撃てば、近場で炸裂しなかったのだが、幽世にも妖が棲んでいると聞いたので、悪さもしていない妖を巻き込むのは、やっぱりねぇ……気が引けると言うか何というか。


「それで? 鵺はどうなったよ?」


「倒せてないだろうね。最初の鵺も生き残ったし」


「ああん? 倒せてないってお前なぁ」


「大丈夫さ。見てて……」


砂埃が晴れると共に、肉の塊が現れ鵺が再生をしようとしていた。


やっぱり再生が遅くなってる。初期の状態ならとっくに元の姿に戻っているはずだ。


あれだけ自分の身体以外のモノを取り込めば、新しい細胞はまだ馴染んでいないのだろう。


だが再生を待ってやる道理はない。



僕は水を操る――――――――――――



暫くすると、脈打っていた肉片は動きを止め、白い煙を上げ始める。


やがて完全に肉が真っ白に色が変わると、崩れて砂に成ってしまったのだ。



「千尋、お前何をやった?」


「水分子振動を使って内側から焼いたのさ」


「あぁ、香住嬢ちゃんが名前を付けた術だな、えっと確か……レンチン!」


「お前なぁ……お弁当温めてるようで、術らしくないから言いたくなかったのに」


「でもよ、鵺に水分とか血液とかの体液が無くて、使用不可だったんじゃなかったか?」


「少し前まではね……でも鵺の奴アレだけ水棲生物を食べてたでしょ? 貝とか和爾とか……それで水氣が上がるって事は、身体に水分を含むって事だからね。お陰で使用可能になったわけさ」


相変わらず血液は出無かったけどね。どうやって動いてたんだか……


「なるほど……ん? じゃあ天之尾羽張での一撃は要らなかったんじゃね?」


「そうでもないさ。水分が通わない……例えば……背中に出来た貝殻とか、炭酸カルシウムでしょ? そういう部分は水分が無く水分子振動(レンチン)でも残る訳よ。少しでも残れば――――――」


「再生か……だから純粋な肉片だけになるように、天之尾羽張を使ったんだな?」


「そういう事。天之尾羽張は余分な部分を消し飛ばしたってわけさ」


僕が一通り説明を終えると――――――


「やっと終わったわね。おつかれ~」


「先輩こそ、お疲れ様です」


他の皆も、砂だらけではあるが無事に戻って来るので、死傷者ゼロで何とか乗り切った。



「儂もさすがに肝が冷えたわい」


(たけ)~おんぶ!」


「あぁはい、天照様。ただいま参ります(ゆえ)


建御雷様も大変だな。



「なんか気を失ってる間に、終わっちゃったわ」


「まぁほら。みんな無事だし帰ろうよ」


どうやら穴に落ちた経緯は覚えてないみたい。


このまま上手く乗り切るぞ!


「そうね。砂だらけだし、帰ってお風呂入りたいわ」


「じゃあ早い処。狸さん達に終わったことを報告して帰ろ」



天照様に現世への穴を開けてもらい、現世側の淡路島へ出る。



そこには、コンクリートで出来た波消しブロックが海辺に広がり、逆側には明石海峡大橋が見える淡路島最北端であった。


とは言え、まだ深夜であるが為。香住や先輩達には、街灯のある近場とか橋上のライトで照らされた海峡大橋しか見えないだろうけどね。


そんな冷たい血の通ってないコンクリートでも、街の明かり……人の営みがある、見慣れた景色である現世(うつしよ)の方が、やっぱり安心はするものだ。



先輩達に時間を聞いてみたら、深夜1時少し前だと言うので、幽世で2時間は経過した事になる。


実際に戦闘してたのは、多く見積もって20~30分ぐらいだと思うけど、やはり時間の流れの違いが大きいらしい。


さすがに朝帰りはしたくないので、狸さん達へ颯爽と報告へ行くと、狸達が総出で巣穴の入り口の前でで待って居てくれて、長老狸さんが――――――


「おおっ! 天照様。御無事で何よりですじゃ」


「隠神刑部の子孫よ、出迎えご苦労。見事この龍神千尋が鵺を討ち取ったぞ」


「いやいや、皆のお陰ですよ。僕一人ではとても……」


「ほう、さすが天照様御一行ですな」


「お主も、この辺一帯が鵺との戦いで滅茶苦茶になっていて、直すのが結構な手間じゃな」


「なーに。邪魔をしてくる鵺さえ居なく成れば、一族みんなで力を合わせ、どうにか直しますわい。それより宴の準備をさせます故。(くつろ)いで行ってくだされ」


そう言って、若い狸達に指示を出し始める長老に天照様が――――――


「まぁ待て隠神刑部の子孫よ。妾達はこの通り、砂だらけ埃だらけでな。早く帰って洗い流したいのじゃ」


「おおっ、それは気が付かず申し訳ありませぬ。だったらここは神々の名湯があります故。そちらに入られてはどうでしょうか?」


「ふむ。そう言えばここから道後温泉は目と鼻の先であったな……どうする千尋?」


「え? えっと……どうしようかな」


せっかく四国まで来たのだから、道後温泉にも魅かれるが――――――


早く帰って寝て、起きたらテスト勉強もしなければ成らないというジレンマが……


しかし道後温泉は神話にも出て来るぐらいだし、将来神職に(たずさ)わる者として、温泉に入って置きたい気もする。


そんな僕の考えを読んだ淤加美(おかみ)様が念話で――――――


『神職も何も、御主は(すで)国津神(くにつかみ)であろう』


『また勝手に思考を読んで……でも、僕だけじゃ無いんですよ。香住や先輩もテスト勉強あるだろうし。僕の我儘に付き合わせるのも……ねぇ』


『だったらさっさと聞いてみよ』


『今そうしようと思ってたんです』


まったく御主は……


と、呆れた様な淤加美様の呟きを他所に、念話を切ると――――――


「香住と先輩はどうします?」


「私はどちらでも良いわよ。赤点さえとらなければ良いし」


じゃあ大丈夫か。正直僕も香住も頭は良い方ではない。


通っている学園も、小中高とエスカレーター方式であり。難しい試験では無かったのが幸いし。こうして高等部1年をやって居られるのだ。


お互い、得意科目だけは点が良いが、他は赤点ギリギリと言ったところであり。


僕が理数系が得意に対して、香住は文系全般と言った具合で、全く逆の科目を得意としている。


まだ学園も1年生だし。僕に至っては将来が神社を継ぐと決まっているので、無難に卒業できて神職の資格が取れれば良いかな? ぐらいにしか考えて居ない。


香住は……聞いて無いけど。将来は料理屋でもやるのかな? 料理得意だしね。



香住の承諾は得た。残るは小鳥遊先輩だが――――――


「私は絶対に行くわ! 3千年もの歴史があるのよ。ここまで着て行かない手は無いわ」


「3千年!? 紀元前じゃないですか!?」


「発掘された土器などを調べると、3千年も前の物だったそうよ。神話でも白鷺伝説って言うのがあるしね」


先輩はスマホの画面をこちらに向けて、ネットで調べた情報を見せて来る。


「白鷺伝説なら知ってますよ。傷ついた白鷺が湧き出るお湯に浸かったら、傷が癒え飛び去って行ったというのが道後温泉の発祥だと言うヤツですよね。その傷が癒える様子を見ていた人間が、そのお湯で温泉場を造ったと言う……でも3千年も古いとは知りませんでした」


「見つかった土器により最低でも3千年ってだけで、もっと古いかもしれないわね。さすが日本最古の温泉って言われてるだけはあるわ。他にもH庫県の有馬温泉、W歌山県の白浜温泉が日本三古湯と言われ、日本書紀にも出て来る温泉よ。さらに言えば、ここ道後温泉はアニメの舞台にもなってるわね」


そいつは凄い。


小鳥遊先輩が妖の勉強をしているのは知って居たが、伝承とか民俗学とかまで詳しいのは知らなかった。先輩の兄である(たける)さんの影響かな?


大学で民俗学を選考してるみたいだし、(たける)さんが今書いてる論文もその辺のモノだろう。



小鳥遊先輩の頭の良さは知らないが、赤点取って追試で泣かなきゃ良いが……先輩の事だからないな。


まず追試を受けてる姿が思い浮かばない。


先輩勉強できそうだし。



「香住と先輩がオッケーなら、お風呂だけでも入って行きますか」


「決まりじゃな。しかし、いきなりで入れるのかや?」


ですよねぇ、一応祝日なんだし、深夜だし。


天照様の言うように、予約なしのチェックインは無理でしょう。


「それなら心配無用ですじゃ。幽世側の道後温泉なら開いてますから――――――ポン吉。天照様達を御案内して差し上げなさい」


長老に呼ばれたポン吉君が前に出て――――――


「オイラが案内しますから、着いて来て下さい」


そう言って巣穴に入ろうとするので、天照様が――――――


「幽世側へ行くなら此処に穴を開けれるぞよ」


「さすが天照様。しかし、ここから道後温泉まで結構な距離があります故。幽世側の整えられていない獣道を歩かれるよりは、幽世側道後温泉直通の抜け道を使われた方がよろしいかと思われますじゃ」


「なぬ? 直通があるのかや? ならば使わせて頂こう。(いささ)か疲れ切って居る故な」


「「「「 異議なーし 」」」」


全員一致で同意すると、ポン吉君の案内で狸の洞窟を数分ほど進む。


そこは行き止まりであり、温泉どころか水氣が一切感じられない岩肌があるだけであった。


「これ、若狸。よもや道を間違えたのではなかろうな?」


「ここで良いんですよ天照様。今カラクリを作動させますから少々お待ちを」


えっとこの辺に……とか独り言を呟きながら、何かを探しているポン吉君。


「カラクリ? 何か仕掛けがあるの?」


「えぇ、元々狸の洞窟自体が、初代隠神刑部様の造られた人間除けのアジトなんですよ」


「それは来た時に聞いたよ。松山城を護って戦ってたのに、最後は罪を着せられて眷族諸共封印されたって」


「はい。残った雌狸や幼い狸は、人間に見付からぬ様にこの山に結界を張り、生き残った訳ですが……人間にも法力の強い僧侶や陰陽師などが居りますからね。破られて入り口が発見された時の為に、抜け道が用意されてるんですっとあった!!」


ポン吉君は岩の出っ張りに手を掛けると、それを時計回りに捻った。


するとどこからか、歯車が回る音がして、行き止まりだった岩が階段状に引っ込み、新たな道が出来ていく。


「成る程、これがその抜け道って訳じゃな?」


「そうです。幽世側へ逃げてしまえば、そこは人間の世界じゃありませんからね。追って来た人間も手を出しづらいって訳です」


話しながら歩く、ポン吉君に着いて行くと、急に霧が出て来て前が見えなくなる。


足元に気を付けてくださいと言う、ポン吉君の声だけを頼りに進んでいくと、さっきまでの霧が嘘の様に晴れ、目の前には大きな旅館? と言っていいのか? 古風な温泉宿が現れた。


「これが人間には入れない、幽世側の道後温泉……」


小鳥遊先輩が、目を輝かせながらそう呟く。


「たまーに迷い込んだ人間が来るらしいが、受付では入れてもらえまい。御主らに言っておくことがある。あくまで妾の神使という設定で行くので、人間だとバレぬようにな」


「ば、バレるとどうなるんですか?」


香住が恐る恐る聞いて生唾を呑む。


「摘まみ出されるだけで、済むかもしれぬが。最悪の場合は、代金として寿命を取られる……百年ほどな。神なら百年などたかが知れて居るが、人間では生き残れぬじゃろうて」


マジカ!? 百年って人間の寿命のほぼ限界値じゃないか。香住でもすでに16年生きてるし、百年も持ってかれたら百十六歳……無理だわ。


「香住も先輩も大丈夫?」


「千尋……できるだけフォローして」


「うん、僕も初めてだけど頑張る。先輩は大丈夫?」


「人間ってバレなきゃ良いんでしょ? こんな機会滅多に無いもの。どうにか乗り切って見せるわ」


こっちはこっちで、根拠の無い自信が不安だな……大丈夫か?


「とにかく、最高神である(わらわ)の神使としておけば、それ以上は追及されぬであろう。もう一つ言っておく事がある、ここでは全員個人風呂ではなく、露天風呂に入って貰うぞ」


「何故ですか?」


「個人風呂はどこの神だか聞かれるからじゃ。それを聞かれたら、人間だとバレるであろう?」


天照様の言葉の足りない部分を建御雷様が――――――


「うむ。神は八百万(やおよろず)の神々と言うだけあって、色々な形の神が居られる故な。お湯が苦手な神、海水が好きな神、湯舟が大きすぎると溺れてしまう神、逆に身体が大きすぎて普通の湯舟には入れぬ神などなど、その神々に合わせた湯舟が存在するのだ」


「なるほど、神に合わせた湯を用意してくれる反面、詳しくどこの神だか聞かれるので、人間とバレるわけですね」


「そう言う事じゃ」


「でも、それはそれで見てみたいわね」


先輩は、寿命を取られる恐怖より、好奇心の方が勝ってるみたい。



僕らが温泉宿の中へ入ろうとすると、ポン吉君が――――――


「それでは受付を済ませて入ってください。ここから先は、神でも神使でもない若輩のオイラでは、中へ入れませんから」


「なんじゃ若狸。お主は長老狸から案内役を引き受けたのじゃろ? ちゃんと中まで案内せんか。なんなら(わらわ)の眷族にしてやるぞ」


「ええええっ!? そんな畏れ多い。勿体無い御言葉です」


「ならば今だけでも良い。中まで来るのじゃ! どうせ人間の娘も連れて行くのじゃから、化け狸が一匹増えた処で些細な事じゃ」


「…………分かりました。中までご案内します」


「うむ、頼むぞよ」


湯と書かれた暖簾(のれん)を押し退け中へ入ると、温泉地特有のゆで卵の様な臭いが更に強くなる。


所謂、硫黄の臭いと言うヤツだ。


「ゆで卵か……腹減ったなぁ」


「セイはそればっかだな」


「仕方ねえだろ。(ぬえ)と2連戦したら腹減ったんだから」


「分かったよ、時間があったら御飯も頼もう。今回もみんな頑張ったものね」


「やった」


僕の頭の上で喜ぶセイを乗せたまま、天照(あまてらす)様の後ろについて受付前まで行くと――――――


奥へ続く廊下には、和服を着た仲居(なかい)さんの出迎(でむか)えがたくさん()り。


その全てが、何らかの神使(しんし)であるというのだから凄い光景だ。


大概(たいがい)仲居(なかい)さんは、耳や尻尾で何の神使(しんし)だか分かるのだが、それら特徴の無い(かた)だと、何の神使(しんし)なのか分からなかった。


そう言った(かた)は、もしかしたらウチの神使(しんし)である桔梗(ききょう)さんみたいに、人化の術が完璧なのかも知れない。


怒ると(かに)(はさみ)が出るけどね。



受付には、(すずめ)であろうか? そんな感じの神使(しんし)が――――――


「いらっしゃいませ。こちらに御記帳をお願い致します」


うむ。と返事をして記帳をしようとするが、台帳の置いてあるカウンターに背が届かない天照(あまてらす)様。


「むぅ。10分の1であるこの身体は、背が低く不便で仕方がないわ」


すぐに建御雷(たけみかづち)様が台帳を持って、天照(あまてらす)様の前に書きやすい位置へ降ろしてくれる。


天照(あまてらす)様は台帳に筆で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)とその眷族(けんぞく)一行。と書き記し、台帳をカウンターへ戻す建御雷(たけみかづち)様。


その名前を見た、受付の(すずめ)が――――――


「えっと…………あまてら…………なななな、なんと!! 天照(あまてらす)様!?」


その叫び声に、どよめきが起こる。


天照(あまてらす)様?」


「今、天照(あまてらす)様って……」


「え? 私初めて」


何かエライ騒ぎになってしまった。


それも仕方ないか……伊邪那岐(イザナギ)様が引退されて以来、天照(あまてらす)様は現在日本の最高神であるのだから。


常に高天ヶ原に居り。まず地上に顕現(けんげん)される事など無いと言っても良いのに、お風呂に入りに来てるんだから、お姿を見るだけで吃驚(びっくり)されるのは当然だ。


そこに――――――


「何を騒いでおるのです! お客様に失礼でしょう」


廊下の奥から歩いて来る女性が一喝(いっかつ)すると、すぐに騒ぎは収まった。


受付の(すずめ)娘が――――――


女将(おかみ)。こちらを……」


そう言って台帳の名前を見せると、女将(おかみ)と呼ばれた女性は、そこに正座をし深く御辞儀をしながら――――――


天照(あまてらす)様。良くおいで下さりました。私はここの女将(おかみ)である白鷺(しらさぎ)湯名(ゆな)と申します。お見知り置きを……」


女将(おかみ)である湯名(ゆな)さんのお辞儀に合わせて、仲居(なかい)さん達も深くお辞儀をする。


まるで高級旅館に来たみたいだ。


だいたい僕、そんなにお金の持ち合わせがないぞ。


と言うか、幽世(かくりよ)側の通貨って何なんだろう?


日本銀行券が使えるのかな? 使えなかったらどうしよう……


そんな不安を抱えつつ、僕らは天照(あまてらす)様に全てを(ゆだ)ねるしか無かった。




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