勉強会の後は王都へ
死ぬ~
えっ今俺が何してるかって。お母様による地獄の勉強会だよ。
前世でも今世でも俺は、勉強ができないらしい。
でもまあ、この勉強会により新しくわかったことがある。
まず一つ目は、国だ。
ユグドラシルには、6つの国がある。
1つ目は、ホォーテラム王国。俺が住んでいる国で、昔魔王を倒すために召喚された勇者によって作られた国だ。
2つ目は、ビースト王国。読んで字のごとく獣人の国だ。
3つ目は、コフィン帝国。うちの国と仲が悪く、開戦まじかの国だ。
4つ目は、リジオン神国。宗教の国で、獣人を迫害している。
5つ目は、エルフの里。これは国と言っていいかどうかわからない。だが、一応国扱いらしい。
6つ目は、ドワーフ王国。ドワーフが王の国でこの6つの国で一番の武器の生産地だ。
まあ、国に関してはこんなもんだ。
後、ユグドラシルでは奴隷がいることもわかった。
そして奴隷は、物同然の扱いらしい。
ちなみに、うちに奴隷はいない。うちは、奴隷反対みたいだ。
あっ、ちなみに奴隷と言っても2パターンある。
1つ目は、犯罪を犯した時になる犯罪奴隷。これは、高山送りのなり奴隷期間分働くと釈放される。
罪の大きさによって奴隷期間が決まる。
2つ目は、身売りなどでなる普通奴隷だ。これは、買った人が解放しない限り一生奴隷だ。
ちなみに奴隷には、奴隷紋か奴隷の首輪がつけられ主人の命令には逆らえない。
後、この国の歴史について学んだ。
この国は、魔王を倒した勇者が作った国でどの種族も平等にがコンセプトみたいだ。
今回の勉強で知れたのはこんなもんだ。後は簡単な計算をやった。
計算は、四則演算だったので大学受験前の俺にはとても簡単にできた。
あ、ちなみに時間は地球と同じで24時間364日だった。
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錆びた剣を触れてから、数日たった今家の前には大貴族が乗ってますと言ってるぐらい派手な馬車が止まっている。
なぜ止まっているかというと・・・・何でも俺に話があるらしい。
「カイン降りてきなさい」
親父が二階にいる俺に呼びかけてくる。
ダッダッダッダッダ
俺は階段を勢いよく降り、そのままの勢いで部屋に入る。
「お父様降りてきました!! 」
部屋の中には、数日前に協会であった司祭様がいた。
「お父様、何で司祭様がいるんですか?? 」
俺に話があるのは司祭様なのか?とりあえず親父に聞いてみた。
「何でもお前に話があるらしい」
やっぱり司祭様か。俺なんかしたかな。
「カイン君昨日信託が下りてきて君を協会に連れてくるよう言われたんだ、着いてきてくれるかい? 」
神様達に呼ばれただと、それは行かなきゃなでも・・・
「司祭様、何日ぐらいで帰ってこれますか? 」
「私の信託では、連れてくるようにとしか言われてないので何とも言えませんが束縛はしないと約束しましょう」
そうか、なら行くか。
「わかりました、行きましょう。出発はいつにしますか? 」
「明日の朝王都に向かいましょう。ガムル様もそれでよろしいですか? 」
「うむ、了解した」
親父は珍しく威厳のこもった声で返事をした。
遅れてすみません
寝過ごしました
今日もう一話上げます