剣を手に入れろ
ユグドラシルでは、10歳から3年間を学園で過ごす。
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俺は今、親父の後について薄暗い地下へ行く階段を歩いている。なぜ、こんなことになったかというと、少し時間を遡ろう。
「カインお前が行く学園が決まった」
親父が、神妙な顔で言ってくる。
「お前が行く学園は、王都の魔法学校だ、って5歳に言っても判んないか」
そうかやっぱり、王都になったか~
「お父様、王都ってどこですか? 」
「王都っていうのは、昨日行った協会のあるところだ」
行きたくね~
「とは言っても行くのは、5年後だから、まだまだ先だぞ。それまでに、体術や剣も使えるようにならないとな」
なんだと~!!つ、ついに剣を持てるだと!!
「お父様、剣の練習ですか? 」
「そうだ、今からカインにあった剣を探しに行くぞ」
よし、ついに念願の剣が我がもとに。やっべー中二病入ってた。危ない危ない。
「はい、お父様! 」
「ついてこい」
こうして俺は、薄暗い地下へ続く階段を歩いているのだ。
正直めちゃくちゃ怖い。
いつも頼りないはずの親父の背中が頼りたいと思う背中に・・・・なってない。いつも道理の背中でした。
そんなどうでもいいことを考えていたら、大人一人通れるかどうかぐらいの高さのドアについた。
「カイン、入るぞ! 」
「はい、お父様」
恐る恐る中に入ってみるとそこには・・・階段があった。
「あっはははは、カイン此処に武器があると思ったか残念だったな武器はこの下だ」
は~、死ねこのくそじじい。俺は、早く剣の練習がしたいんだよ。
「お父様早く、下に行きましょう」
親父の顔が、ぽカーンとしている。
「なんだカイン驚かないのか? 」
なんだそんなことか。
「驚いたに決まってるじゃないですか。でも、早く剣の練習がしてみたいんです。お父様みたいに強くなりたいんです」
「っそそうか」
照れてんじゃねーよ気持ち悪い。
「じゃ、進むとするか」
こうして俺は、幽霊が出そうなほど薄暗い階段を下りていくのだ。
降りること5分ようやく武器庫の前まで来た。
「カイン、入るぞ~」
親父が先に入っていき、その後に俺が入るとそこには・・・・たくさんの剣や弓、槍などが置いてあった。
「よし、カインどの剣使いたいか言ってみろ」
俺はすかさず部屋に入ってから気になっていた剣を指しながらこう言う
「お父様、あの剣が使いたいです」
親父の顔が真剣な顔つきになる。
「そうか、あれを選ぶか」
なんなんだ、あの剣にはなんかあるのか?
「お父様あの剣じゃだめですか?」
俺はもう一度古びて錆びだらけになった剣を指して言う。
「よしわかった。この剣にするかこの剣はな、初めに持った人の適正や感情などを読み取りその人に一番あった剣になるといわれている」
なにそれ最高の剣じゃん
「だが、この剣は持つ人を選ぶらしく誰が触ってもそんな反応を見ることができなかった剣だ。それでもいいか? 」
何それ、剣が適正有と思えば最高の剣に無と思えば錆びた剣のままかよ・・・面白い受けて立ってやるよ。
「はい、この剣がいいです!! 」
「そうか・・・じゃあ触れてみろ」
これからは、夜の7時に更新します。後、たまに24時