神様たちに会ってみた
まあ、魔法の練習を始めて四年が過ぎた。えっ四年間何してたかって。そりゃー魔法の猛特訓ですよ。
そのおかげで、火以外の全属性中級魔法までできるようになりましたよ。少し紹介しよう。
初級魔法、ボール系 中級魔法、攻撃型 ランス系 防御型 ウォール系
こんな感じになってます。ちなみにステータスは・・・
名前 カイン・フォン・ブレイド 種族 人族 年齢5歳
レベル1
称号 神々の寵愛を受けし者 辺境伯の息子 天成の魔法使い 努力の鬼 精霊の寵愛を受けし者
STA・・・10
DEX・・・13
INT・・・42
AGI・・・15
MND・・・25,000
LUK・・・720
こんな感じだ。あっちなみに、俺は自分のステータスを鑑定で見てるけど、この世界には鑑定水晶もあるよ。
「カイン~行くよ~」
「はーい」
えっ今どこ行くかって。協会だよ。この世界では5歳になったら協会に洗礼しに行くのだ。
「ところでお母様、洗礼ってなんですか?」
「ん~神様達にこれからよろしくお願いしますって言って、前に説明した神様の誰かから加護をもらうのよ。」
とのことだ。ちなみに神様達の名前はこんな感じだ!!
創造神 ゼノ
生命神 ライフ
運命神 カエラ
魔法神 レノ
武闘神 ノバ
商業神 マエラ
技能神 サリム
創造神ゼノを筆頭として六人の神が役割を担っている。
おっと、こんな無駄話をしていたら協会についたみたいだ。ここで貰える加護で大体の職業が決まるらしい。
商業神からもらう人の多くは商人になり、魔法神からもらう人の多くは軍の魔法部や冒険者へ、武闘・技能神からもらった人は騎士や冒険者みたいな感じだ。
「やっぱり冒険者になりたいな」
俺は、5男だから家を継げないことは分かってるし、何と言っても異世界だから冒険したいじゃん。
「馬車から降りるわよ、カイン」
「はい、お母様」
こうして俺は、協会に入り受付に向かった。
「ガリム・フォン・ブレイドだ。今年5歳になったカインを洗礼のため連れてきたのだが」
親父は、金貨何枚かを司祭に渡す
「はい、洗礼ですねこちらにお越しください。」
親父にせかされ、俺は司祭のほうに歩き、司祭の前で片膝をつき手を組む。
「カイン・フォン・ブレイド汝をララフム教の名において、5歳の洗礼を行う。」
その瞬間視界が真っ白に
うっ・・・ようやく目が慣れていったから辺りを見回してみるとそこには見知った顔があった。
「元気にしてた~?」
「馬鹿門、今回はそんなこと言いに来たわけではなかろう」
誰かわからない真ん中に座ってる人が女神様をたたいた。
「あっそうでした」
すると周りにいた人たちが・・・
「「すみませんでしたー」」
「ドっどうしたんですか、急に頭を下げて早く上げてください{汗」
すると、さっき女神様をはたいた人がしゃべりかけてきた
「このたびはすまなかった。儂は創造神ゼノじゃ」
えってことは!!
「そう此処にいるものは全員神じゃ」
な、なんですとー!!!
「一度会ったことがあると思うけど、私の名前はライフ生命神だよ~」
めっ女神様が生・命・神・だとー!!すると、ゼノ様の左隣にいる筋肉隆々の神様が
「俺の名前はノバ武闘神よろしくな」
さらにその、左のいかにも魔女っぽい神様が
「私の名前はレノ魔法神よろしくね。」
ライフ様の右にいるいかにも眠そうな神様が
「私の名前は、は~わ カエラ運命神よろは~わしく~」
さらにその右にいる神様が
「私は、商業神マエラよ、よろしく」
そして最後にレノ様の隣にいるおじいちゃんぽい神様が・・
「おじいちゃんぽい・・・儂の名前はサリム技能神だ・・・おじいちゃんぽい」
すごい落ち込んだ。
「わあっははは、おじいちゃんぽいとさ{笑」
それ以上言うのやめてあげてください、ノバ様~
「まあ、あいさつも済んだことだし本題に入ろうか。」
本題?
「ああワシ等のせいで殺してしまったから君のことを」
「そんな、別に気にしなくていいですよ。こっちの世界も楽しいですし。」
「そうかの~でも、それだと儂らも少しは気が楽になるじゃが何もしないのは心苦しいのお~」
「じゃあ、皆さんから加護をもらえませんか?」
「そんなんでいいのかのぉ~いいじゃろう」
「ありがとうございます」
「そろそろ時間じゃなさらば人の子よ」
「元気でね~」
神様たち本当にありがとう。そして、女神様ホントかわんねーな。