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縊鬼の呪い  作者: 躯
3/8

矛盾

藍染と楠は呪いが起きたとされる兵庫県神戸市榊原高等學校に清浄しに来たが、四年四組には蒐念はかんじられなかった。

蒐念とは死後、魂が生身から離れて成仏する場所の宛もなく迷い集まった魂。後に地縛霊となる。

なら何処に蒐念を感じるのだろうか藍染は不自然に感じた。

「此処では無い。」

蒐念を感じるのは四年四組では無かった…

では、何処に蒐念が感じられるのであろう僕は疑問に思った。

「んじゃ何処なんです?」

僕は疑問を感じながら問いただした。

すると眉間にシワを寄せながら藍染は使われていない旧校舎に向かって指を指した。旧校舎が諸悪の根元何じゃないかと答える。

藍染曰くもし本当に呪いであるのなら意味が違ってくると云う。呪いとは呪殺したい人を恨みという欲望で呪う。だが此の場合呪いというよりか呪殺師が浮遊している霊を式神として扱い殺したい人に落として精神を病ませていると藍染は考察する。もしそうだとしたら此は殺人事件という体で大問題になり別の噺になる。

此の推測が正しければ憑き物落としの藍染纏では無く怪奇探偵の綾野雪羅と為ってしまう。楠は何としても犯人を捕まえて日常の生活を取り戻したいと再度依頼を怪奇探偵に申し出た。

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