出会い
僕が籍を置いている4年4組の教室は呪われている。ここのクラスは毎年必ず誰かが精神を病み、鬱状態になる人もいれば発狂する人もいる。そして最後は首を吊る。僕らはこれを呪いだと思い、校長に直談判を挑んだ。
校長は半信半疑だと思っていることであろう。ある骨董品屋の主が憑き物落としを生業としているという風の噂を耳にした。その為彼は警察をやめ遠野で骨董品屋を営業していると情報を手に入れ僕は“鵺鴉”に行くため千年坂を登っている。
その名称は、どこまでも永遠と千年後まで続くからだそうだ。登って実感する本当に長い。登ること二時間、此処が鵺鴉。
立派な門の横の両側に鬼の像が出迎えてくれる。
「こんばんわ」
声を掛けても応答しない…。表には骨休めと看板は掛かっていないのだが。すると奥の方に声が聞こえた。こっそりと盗人の様に襖をゆっくりと開けた。その時僕は机にあったペンケースを落としてしまい鉛筆が散らばってしまった。するとその音に気付いたのかこちらに歩いていく足音が聞こえる。僕は怒られるんじゃないかと手に汗握るようだった。
見た目は岩石のような頑固そうな顔立ちだったが性格からしてみて面倒臭そうで後回しにしそうなタイプであった。服装は副職やプライベートの時は着流しや和服を来て、警察官や探偵の頃はがらりと服装が代わり紳士的な服を着る。
僕は藍染さんに事情を簡易に説明すると噺の出来る椿の間で事件の内容を会話した。
事件の事情を一から十まで噺を聞くと探偵の東方直也と刑事の藤田和樹が今追っている事件と似ていた。藍染曰く其の学校に縊鬼が存在するのでは無いかと説く。
続く