雑文エッセイ「『乖離』という漢字の『かい』の文字って見慣れないけどどうゆう生い立ち?」
さて、漢字って象形文字と言われるだけあって、その生い立ちは大抵グラフィックなものです。
ほら、『山』って漢字は、峰がみっつある『形』をしているでしょ?
つまり、多くの漢字ってそれが表すモノをピクトグラム化したものなのでしょう。まぁ、全部が全部ではないでしょうけどね。
因みにそれらの作業をしたのは古代中国の方々です。そう、日本はそれを『輸入』したの。
もっとも今は中国の漢字と日本の漢字はほぼ別物で、中国系の漢字は読めない事の方が多いけどね。
そもそも中国って広いからさ。地域によっても言語が違うらしいんだよね。ほら、一言で中国語と言っても北京語や広東語、上海語、これら以外にも地域で使われている『言葉』があるらしいのよ。
まぁ、日本にも『方言』はあるし、話し言葉は多様でも書き文字は同じなのかも知れない。つまり文章ならば統一されているんじゃないだろうか。
で、そんな漢字の中で、私はある時『乖離』という漢字を見つけ、その『かい』という文字の部分って見慣れないけどどうゆう生い立ちなのかと思ったわけよ。
だって、この漢字。よくよく見ると簡単な漢字の組み合わせだったんだもの。はい、『千』と『北』って漢字ですね。
ただ、上に位置する『千』の縦棒が長くなって、下の『北』の漢字にぶっささっているから、パッっと見、変な感覚に襲われたんだと思う。
で、ここでまたグーグル先生のお出ましだ。実はこの漢字の成り立ちってパーツである『千』と『北』はその漢字が表している数字と方位とは全く関係ないとの事でした。
はい、上の『千』は左右に大きく開いた『手』の形を表しているそうな。まっ、一本横棒が抜けているけどね。
そして下の『北』は、二人の人間が背中合わせに座っている、または立っている形を表しているそうです。
ははは、そう言われればそう見えなくも無いな。
で、このふたつを組み合わせて『左右に広がった手で、背中合わせの二人の人間をさらに引き離す』様子を表したと言うことらしい。
そしてこれと『離れる』という漢字をセットにして、『本来近くにあるべきものや、一致しているべきもの同士が、背きあって大きく離れる』という意味の『乖離』という漢字と言葉を作ったらしいです。
いや~、本当かなぁ。なんか後付けっぽいんだけど?
因みに『乖離』とは別に『かいり』という読み方をする漢字に『解離』ってのがあるらしい。
そしてまたまたグーグル先生曰く。『乖離』が気持ちや意見の「ズレ」などを指すのに対し、『解離』は結びついていたものが「分解して離れる」という意味があり、心理学や化学・医療用語などで使われることが多いのが特徴です。との事でした。
成る程ね、意味が違うから漢字も別々にしたのか。でも読みは一緒なんだね。なんでだろう?
と言うか、『離』って漢字、何気に画数が多くないか?←19画だそうだ。『蹴』や『厨』も19画だったよ。うん、絶対手書きでは書きたくない漢字だな。
で、漢字が組み合わせで作れるとなると、その気になれば新しい漢字は幾らでも作れるはずだ。まぁ、それが世間に受け入れられて使われるようになるかは疑問だがやり方としては王道らしい。
と言うか、その方法で作られた漢字って多分画数が増える傾向になるはずだからきっと使われなくなるはず。
と言うか21画以上の漢字なんてまず使われていないだろう?いや、ロシアの『露』は歴史系は軍事モノでは使われているか・・。
でも通常の生活では使わな・・、あーっ、『結露』でこの漢字を使っているよ。
ちっ、命拾いしたな、『露』の字よっ!
-お後がよろしいようで。-




