表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

さみしい希望

作者: 秋葉竹
掲載日:2024/12/17


 


カッくんがご飯をほおばるのが

好きだった


心象は朝から降りつづける雨のせいで

すこし軽めに滅入っていたり

部屋から一歩出る勇気の取り出しかたを

なんだか忘れてしまったり


そんなまるで急がない時間の中でも

受け止められる繰り返しの言葉を

衰えてしまった町の新しさを探すように

でも信じながら生きてゆくんだ


カッくんがご飯をほおばるのが

好きだった


日々どこへ通うのか知っているから

怯えながらでも恐れながらでも

その唇が告げる場所にゆこうとする

かけ声をたまにはかけたりしながら

愛してるって稀には告げたりしながら


昨夜みたのはあなたの夢だったかな


カッくんがご飯をほおばるのが

好きだった


あなたの夢をみたのは何年ぶりだろう


夢の中だからちゃんと気持ちを伝えられた

だから目が醒めたらやっぱり泣いていた


むろん絵物語のようなさみしい希望だ







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ