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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

都市百合伝説

作者: ユリチャン

波瑠うさぎは、特に取り柄もないの一般人だ。


でも、自分は女の子でありながら、女性が大好きであることが普通では無いと、彼女を知っていた。


この気持ちを隠し通すしかない日々の中に、ある都市伝説を聞いていた。


興味本位で動かした波瑠うさぎは、この都市伝説の渦に巻き込んまれていた。


意外の選択肢(色んな意味で)を出した彼女は、今後どうなるでしょうか



コンコンコン


「トイレの中に誰がいるの?」


ドアがゆっくり開けていくと


「私と遊びましょう?」


少女の目の前にいるのは○○○○です



私は波瑠うさぎです!!


今年の春は高校へ入学して!!ピチピチのJKになる!!はずだか


はい、高校デビュー失敗!!初日から友達ゼロ人!!


いいだもん、こっちは、一人ぼっちの方は遥かに楽しいもん!!


そんな私ですか、メガネをかけて、髪を梳かして、学校への支度をしている


あまりメイクの興味もないし、髪の毛もボブのままで、前髪もそこそこ目を遮っているか


えぇ!?何?そんなだから友達ができないって!??あぁ!!聞こえない、聞こえない!!


正直、学校初日からぼっちになったので、普通の人なら、もう既にどん底に落ちっていて、学校に行くのも辛いことになりそうだか


私は全然気にしない、むしろ逆だ!!毎日学校に行くとワクワクするの!!


何故かって??決まっている、ピチピチのJKを合法的に見れると決まっている


そのためにわざわざ女子校を選んで、死ぬ気で勉強して、その結果が受かったの


いや、本当に良かった良かった!!


という訳で、今朝も元気いっぱいってJK見に行こう!!


って、あれ!??誰か私に質問してるのかな?


まぁ、いいや、気のせい気のせい


さて、通学路の時間では、たくさんのJKを鉢合わせしちゃって、なんという至福の空間!!


うちの学校のブレザーがめちゃくちゃ可愛い方なんで、それを身につけているJK達は普通の人より1倍ぐらい輝いている


そんなJK達、私の目に焼き付くために、頭を使って、一生懸命で記録しに行く


なぜか、そんなにJKを拘るって?


別にJKじゃなくっても良くってよ、女子中学生、女子大学生、OLも、可愛い美少女がいれば、なんでもありだからね


でも、やっぱり女子にとって、人生の一番輝いている時期って、高校の間だと思うだ


女子に拘りの理由もちゃんとある


私、女の子を好きなんだ。友情とか、家族愛とか、姉妹への憧れとか、そういうのは一切関係なくて、愛情的な好き、likeじゃなくて、Loveの方だ


生まれつきからには、ずっと女の子に目で追われているの


男への趣味が全然ないのよ。正直友達として、まぁまぁ行けるだけど


でも、やっぱどうせ友達が作りたいなら、女の子と友達になりたいな


だか、自分はいつも、女の子に性的な目を向けているので、結局は友達でさえも作らないからね


教室に着くと、後ろの隅の一角が私の空間なんで、正直こんなところで都合が良すぎる。ほとんどの女の子が前で見られるだからね


「ねぇねぇ、聞いた??」


「なになに?」


「沙耶、恋人が出来たらしいよ!!」


こうやって、女の子達の対話こっそり盗み聞くことが出来るので


「本当!??」


「嘘!??」


「ねぇ、どんな人!??」


「えっと、非常に可愛い人です。その、キスするとすぐ照れちゃって、どこまでも、手を繋いてるし、私と離れたくないので、本当に可愛いらしいです。後々、いつも私のことばっか考えちゃって」


そのさやの子って、どう聞いても、恋人が男じゃなくって、女の方でしょうか


「キャ!!こっちが聞いて火が出そうだ!!」


「こんなにラブラブなの!??」


「やっば、いい彼氏じゃん!!」


ほら、彼氏の単語聞いた瞬間、気まずそうに苦笑してるじゃん


いいな、私も混ぜたいな、女の子の内輪ノリって、恋愛バナとかめちゃ盛り上がれるし。それに、黄色の声を上げるのも超可愛いし!!


それに、私も彼女が欲しいな


午後になると、体育の授業がある。ぼっちの私はもちろん、体育苦手だ


それでも、めちゃ期待してるの!!なぜかと言うと、それは、JK着替え瞬間を生で見れるのことだよ!!


同じ女子なので、合法的に見られるし、それに、みんなの下着姿で興奮するし!!ヤッバ、鼻血出そう


「最近なんか妙な話があるよね」


「なんの話し?」


と女子達の会話を聞いて、興味津々なので、こっそり耳を立てて、筒抜けようとする


「最近さ、うちの学校のトイレで、一人の女子はドアの前に漏れちゃってさ」


想像するだけって、めちゃ興奮する、そのパンツぜひ舐めさせていただきたい!!


「えぇ!??どういうこと?トイレへ間に合わなかったのか?」


「そうでも無いらしい、他の生徒達に見つかった後、どうやら気を失ったらしくて」


どういうこと?


「その後、保健室を送ったんだけど、目を覚めると、めちゃ怖かっていて」


「その子話によると、トイレの中に着物を着ている女の子を見当たらしちゃってさ」


ふむふむ、女の子か


「あまりにも不気味って、うっかり見ると、女の子の足は床に届かず、宙に浮かんでいるらしい。手を伸ばして、触りたいだけど、あそこには、何もなくってさ、結局空振りをして、その後、あまりにもショックのせいで、気絶したらしくて」


「えぇ!??嘘!??それ都市伝説とかじゃないの?」


ホラーとか苦手だよね


「そうだね、私もそう思うので、でも、あの子様子があまりにも必死って、教員まで動き出して、探しに行ったのだけど、何も見つからなくって」


「やっぱ、ガセじゃん!??」


「そうね、実際、後あのトイレに人が訪ねてるだけど、そんなこと全然なかったらしくて」


なるほどね、女の子の霊に多少興味があるけど、やめておこ、怖いもうね


いや、でも、万が一友達になれたかもしれないし


結局一日を経って、そろそろ下校の時間になりそうだし


あの話、気になって、気になって、しょうがないだ


一日中ずっと悩んでるけど、やっぱり探したいだ


そう決めると、トイレを入れまくることにしたか


結果は散々なもんだ。1階から、5階まで、探しまくっているけど、全然見つからない


結局何日を探しまくっているけど、結果を言わなくても、見つからなかった


やっぱりただの噂じゃないかなと思いながら、時間を経つと、このことを忘れてしまった


1週間を経って、私もすっかり日常生活に戻っていた。毎日目で女の子を可愛いす姿を記録し続け、ぼっちの一日を過ごしている


別に気にしてないけどさ、でも、一人ぼっちで教室にいると、昼飯を食べていても、気まずくなりかねないし。でも便所飯なんで絶対嫌だ!!


悲しそうだけど、毎日のお昼では、流石に外で食べることにした。たまに他のクラスの女の子を見かけること出来てるので、それは良しとしよ


翌日


大嵐なんだ。いや、なんで!??昨日から外で食べると決まったばかじゃん!???神様意地悪すぎ


しょうがない、今日は他のところを探すか


って、なんで人はどこでもいるのよ!!


見つかった場所はほとんど先客いるので、多分大嵐のせいかもしれないから、自分も諦めつつ、教室に戻ったか、教室にいるグループで占領されてる


選択肢が絞られている。わかっている、もう私に残り道がないと


新学期早々便所飯なんで、学園生活が終わったな


三階まで上がって、トイレに籠って、ご飯を食べる


悲しいそうに、私には自分のクラスの近くにあるトイレで食べる勇気がなかった。少なくとも、バレだとしても、速攻身分までバレないので、違う階に行くことにした


外が大嵐のせいで、トイレの中にも、一層寂しいそうに見えるのだか


はぁ。大きなため息をして、一人は奥にある個室が入っている


はぁ。2度目のため息


ついてない日々。もしかして、毎日エロい目で女の子を見ているのは罰をくださったのでしょうか


「悲しそうなお姉さん、私と遊びましょう」


と幻聴しているようだ。私もいよいよやばい領域へ踏み込んでいた


「ねぇねぇ、無視しないでよ、私と遊んだら、どんな願いも叶ってあげる」


うん?フィクションとして、些か違和感があるような気がする。周りを見ると何も無いらしい


やっぱりフィクションだな


「上を見て」


上?


さし仰ぐと、そこには着物を着ている美少女がいる、うん?逆立ちというか、反転されてない??


足は天井を踏んで、全身まること反転されている、多分相手もさし仰ぐこちらを見てるだと思う


重力はどんなっているの?後違和感を感じている。なぜ反転してるのに、髪の毛は普通に天井まで下ろしてるように見えるだか


そんなことが気にしてない


美少女が天井から降ろした、私と普通の水平面に立った


私は彼女の顔が見て、こんな美少女初めて見たのせいか


「綺麗な子、まるで人形みたいな」


と自然に口から零した言葉


少女を聞いた瞬間、突然顔赤くになってきた


「急に何を!??私は70年生きてる伝説の一人、花子です」


「お姉さん可哀想に見えるだか、便乗飯さびしいよね。大丈夫、私と遊んだら、一つの願い、なんでも叶えてあげる」


やっぱり聞き違いではなかったらしい


「どうした、顔俯いてして、前の人みたいに、ビビりすぎて漏らしちゃったら困るからさ、でもしょうがないよね、生きてる伝説を見れるのは光栄と思い」


少女話を詳しくを聞いていないか、やっぱりあの噂が本当なものだよね


ってことは、なんでありだな、つまりって、やりたい放題ってこと??


脳内に少女の話を反芻している


そして、手で弁当箱を蓋をする


「どうしたの??ちょっと反応しなさいよ!!ねぇってば!!」


私も我慢しなくていいだよね。今までずっと、怖かっている。人間関係を破壊するのは


他人に指を刺されると、怖かっている。別にぼっちでも構わないけど、女の子にドン引きされ、怖かって、遠ざかってるのはずっと怖かっている


いや、むしろ、ぼっちでありがたいの話だね


自分ノーマルではないことをバレずに済むのも、女の子への欲情を日々高まっているのも

、何もかも気にせず欲望を漏らしても、いいってことだよね


「もう、ダメだ、話を通じない」


この美少女を去りたいのように見えるだか、させない


「なんでも叶えてくれるよね」


「ようやく反応してくれた!!」


言葉を返すだけって、そんなに嬉しそうに


「そうよ、この私の言葉だから、嘘なんでないわよ!!」


私の両手で花子の肩を掴んできた


「えぇ!??どうしたの??なんで掴んできた??」


花子が怖がっている


「花子の名前だっけ?」


「そうだけど、ねぇ、なんで掴んできた!??」


もう一度同じ質問をしてくれるけど、気にしない、気にしない


「花子ちゃんね、今年も70歳ってことかな?」


「花子ちゃん!????いや、普通の人間の基準と違って、でも70年以上に存在するのも事実だから」


ちょっと驚いた顔してるけど、かわいい


「つまり、法律的にも大丈夫ってことかな」


多分、今私の顔がやばいことになっている、欲望を只漏らすのも、どうしょうもなくなっていることも、今は気にしない


「ねぇ、何呟いてる!??怖いだけど!??先からなんなのよ!??ねぇ!?私の話を聞いてる!??」


花子ちゃんがビビっている。でも、こんな可愛い子なんでもしてくれるの方が悪いのよ


「ねぇ、顔が怖いよ、先からはぁはぁしてるけど、ねぇ!??」


「私の彼女になりなさい」


「はい!??」


花子が聞き取れないようなので


「私の彼女になりなさい!!」


「聞き違いじゃなかったの!???ってどういうこと、私達同じ女の子でしょう、いや、その前他の問題か、私は人間じゃないのよ!??」


「そんなこと、どうだっていいのよ、こんな可愛い子を目の前にして、誰でも好きになるの!!」


「かわ……」


花子ちゃんの顔まだ真っ赤になっている


「サラサラの髪の毛、丸くて大きな瞳、どうしてそんなに美少女なんでしょう!!それに、この艶々の肌、女の子とは思えない、後々、着物に似合っすぎ!!後、褒めると照れ照れの表情、どうして、そんなに可愛いのよ、もう!!まるで女神じゃない!!!」


我ながら陰キャ感が凄まじいだね。早口なので、ドン引きされないよね


いや、なんかますます顔が赤くなってきたらしい、ヤバ、この子可愛いすぎ!!


「女神じゃなくて、都市伝説、って、そうじゃなくて、そんなに褒められると………う」


「私の彼女になってください!!好きです!!」


勢いで告白しちゃった


「そんな、私は人間じゃないのよ」


我慢したいけど、我慢できない、こんな愛しい表情に見られると


「その、ま………、えぇ!??」


思わずキスしちゃった


「なんでも叶えてくれて言いてるじゃないか!??」


「そうだけど!!そうだけど!!!??」


なんかめちゃ驚いたみたいだけど、どんな願いを叶えてくれるなら、こうなるのよ


「おかしいな人間、もう無理!!」


なんか逃げよとしてるか、花子はビックともしないの。つまり、私を受け入るという意味では無いか


「私を受け入るということだね、両思いってことよね」


「ちょっと呪力が強制的に発揮した、動けない!!こんなところで呪力が仇になるとは!!!?」


「私の全てを君に捧げる、お金も!!人生も!!純潔も!!魂も!!」


私の全てをあげる。だから、君の全てを


「やめて!!人生も純潔もいらないし!!魂も更にいらないから!!悪魔でもあるまいし!!離して!!!!」


「さぁ、愛の営みをしましょうか♡♡♡花子」


愛を囁いて、こんな可愛い顔してる彼女が欲しい


「人の話を聞け!!!離して!!!いや!!服を脱がないて!!あぁ♡!??」


「そんなやらしい声で、誘われている???」


「違う!その、いや♡!!」


そうして、私は野獣に化して、花子をおいしくいただきました


ーーーーーーーーーー

トイレの一室で


「花子!!遊ぼう!!!」


何も無い所から、花子を現した


私の顔を見ると、花子の頬が紅潮になる


相変わらず愛しいだね、キスしよう


「もう、いきなり抱きつくな、それにキスするな」


「えぇ!!??いいじゃん!??晴れる恋人同士だもんね、私達は!!」


「お前が勝手に決まったことだろう!!私はまだ何も言ってない!!」


なんか隙があるような言い方なんだけど


「まだってことは!?つまり、いつか私を認めるってことかな」


花子が顔でそっぽ向けている、耳の根まで赤くなってきた、もう、わかりやすいな


「じゃ、最初出会ったの日のように、今後毎日愛を囁くにしようかな」


「それはやめろ!!」


「冗談冗談」


笑いながら流したいだけど


「君の口から言うと、冗談に聞こえないわよ!!」


と否定した。うん、悲しい、恋人ぐらい信頼してくれてもいいじゃない


「そういえば、最初は噂に興味があって、花子を探していた」


「どんな噂?」


少々興味があるように、こっちを見ている


「そうね、あれよ、あれ」


と花子に説明した後


「あぁ、最初私のところで漏らした子のことね」


「あれって、どういうことなんの?」


「ちょっと、普段通りのトイレの中から、ドアをあげると、まさかそんなに怖かっているとは、今更の人が本当に軟弱だね」


普段通り?なんかおかしくない?


「普段通り??なんで私の時とはちょっと違うの??」


「それは前あんなことになったから、流石にもう一度くると、ちょっと嫌いなんで、トイレに入ったあと、流石に普通対話できるかと思って」


なるほどね、普通に納得できる


「つまり、私のことが特別のことだな!??」


「違うわよ!!いや、ある意味違わないか、君はある意味特別だ」


「へぇへぇ、そんなに褒められる照れちゃうよ」


特別の人から、特別に言われると、全然嬉しいよ!!


「褒めてねぇし!!」


そんなに否定されると悲しいだね、、


「その後、あの子はもう一度私のところで尋ねてきた」


おやおや!?まだ続きあるの??


「それって」


「あぁ、どうやら、叶えたい願いがあるらしい、告白を成功するように」


「花子が叶えしてあげたの?」


「もちろんよ、その子がそんなに私を怖かっているのに、告白のために、そんなに努力してるなんで、放っておけないからね」


まぁ、気持ちが分からなくてもないか、それでも


「やさしいね」


「別に」


わかりやすいな


「実際は、私そんな力ないからな、強いて言うなら、呪力で告白させ、成功させるぐらいしかできないから。呪力が消えると、わかれるもの別れるから」


「へぇ、そんなの??なぜ、私の時、ビックともしないの?」


「いや、知ってるの??それなのに無理やりさせて」


怒ってる様子も可愛い


「そうね。知ってるよ。でも、脈がないというなさそうだし、それに、そのチャンスを逃げると、何となくわかる、もう二度と花子に会えないとね。だから、無理やりでもいいから、花子を私の傍に引き止めたい」


私が真剣に花子をこの感情を伝えた、でも、花子がなんか諦めたように、ため息をした


「はぁ、普段弱々しいなのに、好…好きな人のことに関しては、そんなに必死って」


「まぁ、君の場合とその子は違う、私は”願い”を叶えるだけの力を持っている」


どこが違うだろうか、検討が付かないな


「君の”願い”は、その、私と彼…彼女になりたいので、それを成功させただけ」


「その子の”願い”は告白を成功したいので、告白の時のみ、私の呪力が発揮できる」


なるほど、ってことは?


「でも、例え告白成功だとして、その後は長く続けられるかどうか、まだ分からないじゃない」


「だから、私の呪力を使って、彼女を勇気のみ与えた」


うん??呪力は強制的じゃないのか?


「それに、たとえ、一生付き合いたいという願いをしようとしても、そこまでする呪力がないし、結局のところ意味が無い願望になるだけ」


なるほど、つまり届ける範囲って届くってことか、それ以上は無理だね


「たまたま覗き見に行ったところ、あの子告白成功した挙句、今毎日楽しいそうだね、中々やるじゃん」


「やっぱり、優しいね、花子」


「ふん、気まぐれなだけ」


やっぱり優しくて、可愛いらしい彼女が素敵だね


「ふふ、やっぱりかわいいね」


「バカ!!やめろ!!」


私の話を遮ように、手をパタパタしてるか、流石にちょっと届かないな


「そういえば、呪力を自分の選択で与えることできるなら、なぜ、私の時それをしないの?」


気になって、聞いてみた


「それは…あんなに褒められる、頭を混乱してるから」


「なるほど、やっぱり両思いか」


「もう!!!」


全く、この娘はどこまで私の心を誑かして済むのよ


「ふふふ。まぁ、いいよ、いずれにせよ必ず私の彼女なってもらう。それに呪力が長く続けないので、今私と会うのは自分の意識ってことよね。本当に嬉しいだよ!!」


「そうね、君がなんか変なことをしてないか、わざわざ監視に来たわよ」


相変わらず照れ隠しだな。


それに、本当に嬉しい、こんな私でも会ってくれる人がいるなんで、それにあの人も、私の大切な人なんで、昔の私なら想像ですら出来なかった


「最後の質問なんだけど」


「なに?」


「なんで花子は、人の願いを叶えるの?」


それは一番気になるところ


「あぁ、それは、私たちは、霊と違って、霊と人の願望によって、生まれたからだ。ある意味、自然の力と言った方が正しい」


幽霊とかじゃないの??通りに掴めるってわけが。いや、呪力は原因じゃない??


「口裂け女みたいに、褒めてくれないと、呪われるのように。私はその逆だ。多分だけど、私に宿った子は生きてる頃には、遊んでくれる人が欲しかっているだろうか」


うん?つまりあの子が寂しかってるってこと?


「この子と一緒に遊んでたら、その代わりに、一つの願いを叶えてあげる。つまり、それは取引だ。きっと自分を良くしてる人の幸せも願っているだろう」


なんといい娘だ!!


「私たちみたいの存在は、人間の余計の欲望を吸い取って、その分で何らかの形で消耗する。この子は”かなえ”という形を消耗したいだから、私が生まれたわけ」


「でも、最近この子の感じを取れないし、後は呪縛が消える感じがする、多分今後この学校から出て行けるようになると思う」


この話を聞いた後、私を思い切って、花子を抱きしめたの


「えぇ!??なになに!??」


今ははっきりわかった。どうしてたまに花子が寂しいそうに見えることも、私と初日に会う時も、悲しそうに見せてくれることも


この娘と花子は何十年かけて、自分を大切にする人を探して続けているだろう。自分の寂しさを埋めるために、自分をこの地から解き放すために、その人を探し続けている


「もう、寂しくないよ、もう、一人ぼっちにならないよ」


私はそんな花子の大切な人になりたい。


「そうね、私と彼女は、もう、寂しくないからな」


今、花子の顔が見えない。でも、見えなくてもわかる。


最初はただ欲情と彼女を欲しい願望で彼女を抱いた。でも、たまにこんな寂しいそうな顔を見せてくれる花子が悪い。


だから


「私は、君の家族になって欲しい、私は、君を一人しない」


どうしても、彼女の心を埋めたい


「私は花子のことが好きです」


彼女を一人にならないという感情が溢れ出している


「だから、付き合ってください」


花子が泣いたかもしれない、それでも、力いっぱい彼女を抱きしめている。その答えを聞かせて欲しい、その気持ちを聞かせて欲しい


「うん、これからよろしくね、うさぎさん」


初めて名前で呼ばれた、それでも嬉しくて、嬉しくて、しょうがないの話だった


年月日の経って、学生達の間はこういう都市伝説を伝えている。


学校のトイレの中に、神様がいる。


この学校中で告白をしたいなら、ぜひあそこで拝むべし


そうすれば、上手く行けます。ここ女子校なんだから、学校の中の告白とすれば、基本女の子同士なので、だから、その神様は百合神と呼ばれています。


ーーーー[おわり]ーーーー



ーーーー[おまけ]ーーーー



それはまだ、波瑠うさぎが在校している間の話


「そういえば、沙耶の彼氏をみたいな」


「私も」


「どんな人なんだろう?」


女子達が騒いている


「気になる」


「あぁ、噂をすれば、沙耶っち!!」


「どうしたの、みんなさん?」


相変わらず落ち着けそうな子ね


「沙耶の彼氏って、どんな人??」


「みたい!!」


「私も賛成」


沙耶と呼ばれる子が顔赤くている


「呼んでいいの??」


つまりっことは、やっぱり!!


「えぇ、ここは女子校じゃん!!」


「男子って入れないしっよ??」


「いや、まさか!!!!???」


沙耶が他のクラスから女の子を連れてきた


「紹介する、この子は陽葵遥ちゃん、私の彼女」


「まさか、本当に女の子と付き合っているなんで!!」


「ごめんなさい、私デリカシーもない話を。早とちりのせいで、てっきり彼氏だと思うの」


「私もごめん」


謝れるのはいい子、いい子


「大丈夫だから、私は全然気にしてない」


「もう、沙耶ったら、なんでバレたのよ。万が一嫌われたらどうするのよ」


「前にも言ったでしょう、みんながいい人だって。それに、はるかちゃんとの関係を隠し通すのも辛いだから、こんな可愛い恋人自慢したいのよ!!ダメなのか?」


はるかが紅潮になっている


「もう、沙耶ったら、調子いいだから」


「イチャイチャするなよ!!熱々すぎて、火傷しまう」


「ごめんごめん」


いいな、人前にイチャつくのは


「そういや、二人共どうやって付き合ったの?」


「最初は、色々あって、この子を保健室を運んできた、って、色々あって」


保健室!??ほうほう、なんか妄想が止まらない!!


「そう、色々」


二人の顔が真っ赤になった


「いやいやいや、モヤモヤしすぎ」


「まぁ、はるかちゃんが頑張って、私に告白してくれた。その姿を見ると、受け入れよと思って、あまりにも可愛いだから」


はるか俯いている


「キャ、素敵だね」


「羨ましい、こんな恋人いるなんで」


私も正直素敵だと思うだけど、羨ましくない、花子がいるもん!!


「もう、二人共揶揄うのはやめなさいね」


「って、遥さん呼んでいい??」


「大丈夫ですよ」


「なぜ沙耶に告白するの?」


私も気になる


「きっかけは先沙耶が言った通り、告白成功できると思いません。多分ですね、神様が私たちを見守ってるかもしれませんから」


私は教室内の隅の一角で座って、彼女たちを見守っている。まぁ、後ほど花子に怒られそうだもんね


でも、女子への愛はそんな軽いものでは無い!!!


だからと言って、花子を悲しませることが絶対したくない


いいな、私もそういう風に、自分の恋人を自慢したいな。まぁ、ちょっと特殊の恋人だけど


後は知ったことだ。その陽葵遥っていう女の子は、最初から花子の前で漏らしった子って、今はたまに、沙耶という子と一緒に、花子のところに行って、感謝をしている


まぁ、最終の目的地がトイレだけどね

これから波瑠うさぎさんと花子ちゃんは幸せになることが決まっています!!


自分の興味本意で創った作品です!!小説の新人なんですから、この話、興味があればぜひ評価とかしてください!!


例えば分かりにくいとか、誰か何を言ってるんだ?みたいな感想と気になる点があれば、もどんどん送っても大丈夫です!!


個人としては、女の子達のハッピエンドと両思いとか、いい話だけを書きたいので、時間があれば、まだ小説をアップします!!



今後もよろしくお願いします



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― 新着の感想 ―
[良い点] 非常に良きですねぇ、ヘヘヘ 栄養価の高い百合をありがとうございますm(_ _)m
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