2.とりあえず人を探す
応援してくれる人がいたので頑張ってみました!
ちなみに歌舞郎君は変態仮面式の被り方をしています。
俺はパンツを被り森を歩いていると茂みがガサガサと音を出す。風では無さそうだったので俺はビビりながら近くに落ちていた棒を拾う。
『なになに!?モンスター?ちょちょちょっといきなり襲ってくるのだけは勘弁してよ〜』
俺は少し泣きそうになりながらも茂みへの警戒心を高める。俺がビビりまくってるのを理解しているのか茂みから棍棒?を持った緑の小さい人みたいなのが出て来た。
『ご、ゴブリン?ゴブリンだよな?漫画で出てくるのにそっくりだし、そうだ鑑定があったんだった』
俺は鑑定をモンスターに使う
[名称] ゴブリン
[レベル] 3
[腕力] 15
[体力] 12
[知力] 7
[魔力] 1
[敏捷] 10
[精神] 6
[幸運] 2
俺は絶望した、知力がゴブリン以下だと分かってしまって・・・
『ギャギャギャッ!』
ゴブリンは絶望している俺の事を慰める事もせず襲って来た。俺は持っていた棒を振り回し応戦する。
振り回した棒がゴブリンの頭に当たると棒とゴブリンの頭が弾け飛んだ。
『うぇぇ!?何事!?ゔぉえ気持ち悪っ!?』
俺は頭の無いゴブリンを見て吐きそうにしていると急にアナウンスが流れる。
(ゴブリンを倒しました。経験値を獲得し女神のパンツのレベルが上がりました。[[パンツスキル]異次元収納]を覚えました。)
『パンツのレベルが上がるの!?しかも何だよパンツスキルって!しかもチートスキルだろ異次元収納とか!』
俺はパンツを鑑定しようとしたが被っているので鑑定出来なかった。俺は考えた末にステータスで確認出来ないか調べてみるとパンツスキルの項目があったので鑑定してみる。
[パンツスキル]
パンツスキルを持ったパンツを装備する事で装備者にパンツスキルが使えるようになる。
『ふむ、頭がおかしくなりそうだが、つまり俺は異次元収納が使えるのか、色々失った気がするが許そう』
俺は人を探す事にして再度森を歩き始める。しばらく歩くと道に出られたすると遠くに馬車が見える。
『あれって馬車だ!人に会えるぞー!』
俺はパンツを被っている事を忘れ馬車に駆け寄る。すると馬車から6人の男達が出て来て俺の事を見ていた。
俺が近づくと男達は跪き涙を流しながら祈り始めた。
『え??何この状況、絵面が酷い事になってそう』
男達の前で棒立ちしていると太った身なりの良さそうな男が話始めた。
『あ、貴方様の被られている下着は女神エロス様の物ではありませんか?』
俺は突然の質問に動揺する。(どういう事だ?何故コイツ等はこのパンツが女神様のだって知ってんの?怖いんだけど、正解が分からないし)思案した結果、とりあえず勢いで乗り切る事にする。
『何故この下着が女神様の物だと分かった?質問に答えよ』
『そ、それは500年程前に巫女様に女神様がその下着をお見せになり、その美しく神々しい下着を当時の巫女様が生涯を賭け再現し教会本部にてレプリカが飾られておりますので』
女神様は何をやっているのだろうと空を見上げていると手紙が落ちてくる。俺は手紙を開けて手紙を見る。
(あの時は裁縫の神にオーダーメイドの下着を作って貰ってね、嬉し過ぎて自慢しちゃったのよ。 女神エロス)
手紙を読み終えると手紙は勝手に消失した。女神様って結構ヤバいな。
『これもレプリカかもしれないのに何故祈る?』
『レプリカはその様に神々しく輝いておりません!つまりは巫女様が見たという下着だと思いまして』
レプリカは神々しく無いらしい、神々しいパンツって何だ?俺はこの下着が本物と明言せずに生きようと誓った。
『私は人の多く住んでいる場所に行きたいのだが案内してくれるだろうか?』
『も、勿論喜んで案内させて頂きます!私は商人のアコギーと申します』
『お、おう、俺は歌舞郎と呼んでくれ』
この人達目がキラキラしてて怖いよと思いながら名前を教える。
『ささっカブロー様どうぞ馬車の中へ!』
俺は馬車に乗り込み目的地まで運んで貰う事にした。
次回も未定ですのでご容赦を