友千の口の端が釣り上がる2
「さーて! 咲叶? 行くべき所があるんじゃなくて?」
両手で大きな音を立てて叩き腰に手を添えた友千は、人差し指を私に向けて笑顔を向ける。
「教室、だよね・・・・・・?」
「違いますぅー。さ・き・か・の・お・う・ち・でしょう?」
「授業始まるよ!?」
「始まるから何かしらー? 人生賭けてでも大切な人を助けるべきよ? 咲叶のお母さん、苦しんでいるんだからねー?」
「なんとかしてあげるから、氷の女王様の心にある冷たーい、氷を、温かい愛で溶かしちゃいな!」
背を向けた友千は、手を振り、
「童貞の大くん! 損しそうな晴くん! 全員で咲叶をサポートよ? エンジン温まってきたわあああぁ! 行くぞっ! 童貞大くん! 損しそうな晴くん! 校門前にはハゲ若丸にピッチピッチタンクトップの童貞汗臭教師がいるわっ!
作戦会議! 頭の中の友千全員集合!」
額に指で叩きながら唸って円を描き歩いて考えに没頭する友千は、指を弾き、
「晴くん! 大くんと友千にあの技を伝授するのよっ!」
「あの技はまだお前らには早いっ!? 危険を伴うのだぞ!? それと俺は損しないぞっ! というかいつ知った!?」
「お前らの目を見ればわかるわよ? この獣どもめっ!」
「そんな目で見ていないっ!? 大だけだっ!?」
「なんでオレをそういう目で見るんだよっ!? お前らっ!?」
「うっさい黙れっ! この羊を装った獣どもめっ! さっさと作戦を説明するわよ!」
「友千たちはこれを被り咲叶のサポート!」
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