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キミが空を飛ぶならば!  作者: 白桜有歩
25/68

人の心を縛る悪魔

読み手を選ぶ作品となっております。

気を付けて。

 自分の気持ちを尊重し、暴走していた。


 呆れかえる話である。


 涙を袖で拭いて走る彼女の背中を見ているしかなかった。


 やってしまった、と言う後悔は遅すぎた。


 過ちはした後では遅い。


 何も取り戻す事は出来ない。


 後悔が残りあとは何もない。


 一緒に歩んでくれる幸せは過ちで消えていく。


 一瞬にして消える希望は絶望に。


 孤独は心を縛り付けて、絶望で冷たくなった心が、ギシギシと悲鳴を上げる。


 混乱した私は、彼女に求めてしまう。一緒にいたい、どこまでもこの手を強く握り締めて欲しい。


 付いてきて欲しい——私の手を取ってどこまでも。


 何も見えないぐらいにぼやけてしまう視界の中、咲叶は、友千の手を求めて震えた手で手を伸ばす。


 人の心を縛ってしまう孤独は。


 孤独は人の心を縛る悪魔だ。


 だからと言って過ちを正しいとは言わない。


 間違いだ。


 受け入れてくれるお人好しはいない。


「この手を——強く握ってよ!? 友千!?」


「咲叶が欲しい幸せを奪わないで!? 一人が怖いの!? どこにも行かないで、この手を強く握り締めて安心させて!? お願いだから、ねえ? 友千・・・・・・!」


 ぼやけて見える視界では、彼女が見えない。


 嗚咽を零してしゃがむ私は、まだ、反省していなかった。


 手に入れたいのは何? と言われたら、誰もが幸せと言うだろう。


 幸せを望みもするし掴むのに努力をするだろう。


 願っている幸せは人によって違う。


 進みたい道も全員違う。


 どんな仲良しでも進む道が一緒な訳がない。


 何を目指すの?


 何を求めているの?


 何を手に入れようとしているの?


 全員目的を果たす事が出来るか分からなくても答えは一緒。


 それぞれが目指した場所へと歩むのが人だ。


 どれだけ仲が良くても道は同じじゃない。


 みんな一生懸命に頑張り、辿り着く日までその日を願い信じる。


 それぞれ人生を歩んで手に入れようとする幸せは違う。


 咲叶の求める幸せは、友千といる事、彼女の笑顔と元気のない人を笑顔にさせる事、自分にも自慢できる能力があると胸を張って生きていく事。


 後悔しか残らないのに人は、離れていく人の手を掴もうとする。


 それでも現実は、その手を掴むことはできない。


 現実を知る事を私は、拒絶した。


「どうして!? どうしてなの!? 友千!」


「嫌われちゃったよ・・・・・・!」


「咲。なんでともちーの気持ちが分からないんだ!」


「大! 落ち着け! さきっちこいつを押さえとくから保健室へ行け!」


朝に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます! 


昼休憩に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい! いい夜を! いい明日を!


いい夜を!

いい明日を!

では! さいなら~!

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