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キミが空を飛ぶならば!  作者: 白桜有歩
18/68

彼女の背中を見ておきながら15

今回も読む方を選びますので注意を。

 教室に入るとスピーカーどもが、痺れを切らしていた。


『何話していたんですか? 先生! 早く小道具担当決めましょうよー!』


『あたいらは待つのは苦手なんで』


 言いたいことをべらべらと、舌が何枚あるんだ?


 一度に何個も文句を言っているように聞こえる。


 自己主張が激しい彼女たちは、言いたいことを捲し立てる。


 彼女たちの声で不満は募り、ギシギシと悲鳴を上げる心臓。


 彼女たちの罵声に、咲叶たちが埋もれていく。


 周りの音が聞こえないぐらいに彼女たちの声が響く。心臓がギシギシと痛み、心の叫びまでも埋もれてしまう。咲叶たちを否定するかのように彼女たちは、言いたいことをスピーカーの如く教室に反響させる。


 友千も言いたいことがあるのか、限界だ、と言わんばかりに手が震えている。


 佐川先生は、咲叶たちを見守っている。


 だが——


『『ごめん。早くじゃんけんしよう』』


 佐川先生の期待に応えられなかった。


 彼は頭を片手で支えてため息を付き、


『お前らその辺にしておけ』


『はーい』


『これだから陰キャは』


『なんで怒られなきゃいけないのよ』


 じゃんけんをした結果、咲叶たちと彼女たちは、小道具担当に選ばれた。




朝に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に、『キミが空を飛ぶならば!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい! 良い眠りを! いい明日を!

次回も読み手を選びますのでご注意を。

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