表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

第4話 ドールハウス



 どうして どうしてなの

 疑問の声 

 投げかけても 

 どこにも届かない

 誰にも聞こえない

 誰も分からない


 わずかな 希望

 全部こぼれ落ちて


 あっという間に

 消えていって


 目の前で

 なくなってしまった


 この世界に残されたのは 

 たった二人きり


 私とあなた

 それだけの本物


 ここが結末

 ここが最後


 世界のはじっこ

 終わりの墓所で


 最果て 先のない

 未来もない 明日もない


 限界の 袋小路

 尻すぼみの 収束点


 もう終わっちゃう

 何もなくなっちゃう


 どうして 何も言わないの?

 何も話してくれないないの?


 せめて理由が知りたいの

 

 分からないよ


 伝わらないよ


 分かれないし


 伝わってこないよ


 この世界で

 作られた世界で


 あとどれだけ 迷い続ければいいの?

 繰り返せばいいの?

 どこまで いつまで

 生き続ければいいの?


「王様はどうして私を助けたんですか?

 私は友達を犠牲にしてまで、生きたくなかったのに。

 どうして今まで生かしていたんですか?」






「ストーリー」


 王には、かつて愛した女がいた。

 平民の女性で、だから彼女は身を引いたのだろう。

 長らく交流は途絶えていた。

 けれど

 王は、忘れる事ができなかった。


 そして数年後、女の足跡を知った王は、かつて愛した女の形見を。

 病弱な娘を守ろうとした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ