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第2話 ロスト



「夢の中で見るもう一つの世界。そこでは皆が、私の事を嫌ってる」


「どうしてそんな夢を見るんだろう」


 夢の中 泣いて 悩んでる私

 ここにいるのは 笑って 喜んでる私


 おかしな感覚が 頭をかきまわすの


 思い出せない何か

 違和感のようなもの


 みんなみんな 優しくて 温かくて

 それなのに どうしてこんなに 空っぽに感じてしまうのだろう


 時が虚ろになって 過ぎ去っていくみたい


 友達だった誰かは「そうじゃなかった」

 大好きなあの人には「嫌われていた」

 積み上げて来た思い出は「何もかもがおかしくて」

 心に刻んだ記憶が「違和感を主張する」


 紡がれ続けてきた 時の世界が

 止まって 壊れて 欠けて

 剥がれていく


「嘘つき」




「ストーリー」


 少女がいた世界は、偽物の世界。

 禁じられた時の世界。

 本物はわずかで、偽物だらけ。


 少女のせいで、時が繰り返される。

 気が付いた者達はとっくに排除されてしまった。



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