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君と君

作者: 雨音れいん

君と君

どちらも君

ときどき入れ替わっている?

でもだれも気付かない

これがほんとなら

君と君は

だれとだれ?

わたしたちが見ていたのは誰?


唯一無二と思っていた「あの人」は誰だったの?



もしそうだとしても

どの感情も否定なんてできない


たとえ君が複数でも単数でも

あの時の感動やトキメキは本物だから



あの澄み切った瞳をした少年も

あの儚く消えてしまいそうになりながらも果敢に病魔と闘った青年も

生徒と恋人とトライアングルを描いた教師も

舞台で観客を虜にした舞姫も 

夕日を背にして命を振り絞るように渾身のダンスパフォーマンスと歌を披露したアーティストも


心揺さぶられ輝いて見えた

それは嘘じゃない

みんみ

みんな

「君」という人間


“別の人間を演じる”



たとえ君が複数でも単数でも

あの時の感動やトキメキは本物だから

それは嘘偽りのない事実




  You and You




 すべて含めて君だから





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