表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/26

第五話:最強の弟子

 またもお約束を少し違った方向に全力投球!まさに消える炎の魔球のような私の文章は自分でもどうなるか全く予想できないw

 

 それと次回から少し更新を遅らせます。こっちの話は毎日ノリで書いてるのでストックがあるわけでもなく、デモンズソウルの方を優先させていきますので。

 デモンズソウルの方は確実に毎日更新の予定で、明日から連載開始ですのでよければ読んでみてください。原作とはずいぶんと違う設定まで出したりしますけどw


 俺はいま、ヒロシマにいる。



 それはなぜかって? 



 ふふふ、前回オキナワ県での鍛冶職人甲子園で優勝したあと、マスコミ各社から引っ張りだこでな。


  

 なんやかんやと最初はインタビューにも答えていたんだが面倒くさくなってきたのですぐにトンズラしてヒロシマで観光してから帰ろうと思ったのさ。


 いつかシブヤ村を街にするためにはよその街の観察は必要不可欠だからな。



 ……だが、俺はただいま現在進行形で謎の人物にしつこく追われている。



「ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセーン。HAHAHA♪」


 最初はまたインタビューだろうと思って陽気な外国人のフリして逃げようと思ったら日本人だとバレたようだ。


 電車やタクシーの上に乗ってあっちこっちへと逃げるのだがその人物はしつこく追ってくる。



「だー、あんた何で俺を追って来るんだよ。

 俺のファンか!?サインはやらないぞ!」


 そもそも無敵な超人の身体能力で人に通れないルートで走ってる俺に追いつくとかなんなのこいつ?




「……」


 追ってくる人物は顔を隠すようにフード付きのローブで全身を覆い、何も言わずにただ黙って追ってくる。


 時々フードの隙間から見える口元はえらく愉悦に歪んだ気持ちの悪い笑みを浮かべていた。



「だー、くそっ!

 じゃあ話をしよう。

 だからお前も要件を言え」


 いい加減逃げるのにも飽きてきたので俺は立ち止まる。


 相手も止まるが相変わらず黙ったまま何も言わず静かに立ったままだ。



「俺に何か用事があるんじゃないのか?

 俺は観光で来ただけだし、ヒロシマの街並みを見たらすぐに帰る予定なんだが」



「……」


 追ってきた人物は何も言わないが再び歩きはじめ、俺に近づいてくる。

 そしてフードを脱いだ。


 見てみれば謎のフード人間は絶世の美少女だったのだ。


 女の子にしては背の高い方だが、ローブで隠されていたから気付かなかったがかすかに膨らんだ胸。

 

 細見の外見といい、女性だったのに気づけなかったとはなんと間抜けなのだ。



 俺としたことがこんな美少女の追っかけから逃げるようなことをしてしまうとは修行が足りんな。



 そして少女は言った。


「……あんた、あたしの師匠になってもいいぜ」



「は?」



「あたしは超一流の刀鍛冶を目指している天才剣士ソウリュー・アスカ。

 あんたの技術をあたしに教えてもいいぞ」



 身勝手な考えだが相手がだれであっても下手に出ないところは好感が持てる。


 確かに俺は技術を持っているがまだ未熟だしな。


 人に教えることで人はさらに強くなると言うし、弟子をとるのもいいかもしれない。


 それに見た目も可愛いし気に入った。



「弟子になりたいなら別にかまわんが、鍛冶屋ならこのヒロシマ県にいくらでも一流の職人がいるんじゃないか?」



「ふっ、愚問だな。

 あたしはこの街ですでに一番の刀鍛冶なんだ。

 だからあたしに教えることができる奴なんてあんたくらいしかいねーよ」


 なるほど街一番の職人ということは自分以上の職人に会ったことがないのだろう。


 よし、では俺が作る新しい街の中ボスとして見事に育て上げてやろうではないか。


 ふぁーはははははははは!



「弟子の件はわかった。

 俺がお前を超一流の職人に鍛えてやる。

 ただし、俺の修行は厳しいぞ、ついてこれるかな」



「あたしは剣士としても達人だから肉体的にも精神的にもあたし以上の奴なんていねーぜ!」


 ほう元気までも一人前か。果たしてその根性がどこまでもつかな。


 ふふふ、遊んでやろうじゃないか。



 そうして俺はヒロシマ県の観光を済ませ、行きと違ってヒロシマからトーキョーまで走るのは弟子にはきついと思ったので電車で帰ることにした。


 いやー、この世界にも駅弁とかあるんだな。前の世界と同じ旅の楽しみが味わえるなんていい世界だ。



「ヒィーハァー!

 弟子よ、お前には俺のスーパーパワーを見せてやろうウーハー!」


「イエーイ!

 あたしも血がたぎってきたぜー♪」

 気づいてる人もいるかもしれませんがこの物語の人名は『風来のシレン』関連でつけていきます。

 もちろん新キャラのアスカもシレンの方のアスカです。外見イメージも。そして苗字はなかったのでアスカつながりでソウリューにしました。

 そして昨日「マインドレンデル」の画像を見つけて私も作りたくなりましたのでちょっと挑戦してみますw

 高校時代は美術部にいたのでいろいろと木工細工や彫刻もやってるし、彫刻刀を自作したりしてましたし似たようなものしれませんね。戯言シリーズのキャラの人形でも彫ろうかな。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ