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第十六話:狂気

 前作で出したいと思いながらうっかり書き忘れていた大好きなキャラをイメージして書きました♪

 コンボウside


 くくく、ボクに依頼が来るだけあって今回のターゲットはかなりの実力者らしいね。



 このシブヤ村は規模は小さいが四方を天災級のモンスター『レッドヘルム』の毛皮で囲んでいるところを見るとずいぶんと強者がいるのだろうな。


 これなら並みのモンスターでは近寄りもしないだろう。




 だがボクは行くよ。久しぶりにボクを楽しませてくれそうな奴がいるんだもんなぁ♪


 そして村の中に入り、


「手始めにこの村の住人を何人か始末しちゃおうかな……」



「おっとそうは問屋が卸さないぜ」



 現れたのはネットに出回っていた写真と同じ『不忍』と書かれた仮面を被った男。



「俺の顔を知らないだろうから鍛冶職人甲子園で使った仮面を被って出てきてやったぞ

 お前は『黄金の大地を探そう会』から依頼された殺し屋のナガマキ・コンボウだろ?

 俺は天才刀鍛冶マンジ・カブラだ」



「へぇ、ボクが誰か知ってて出てきたのかい?

 たいていの人はボクの名前を聞くと糞尿を垂らして泣き叫び這いつくばって命乞いをするんだけどね」



「ほぉう、じゃあ糞尿を垂らし、泣き叫び、命乞いをすれば助けてくれるのか?」



 こいつボクに怯えてないな。



「面白い、面白いよお前。

 依頼主からは生きたまま連れてこいとは言われてないしちょっとくらい壊れてもいいよねぇ♪」



 ひゃははは。結局はこいつもボクに壊されるために生まれてきたんだろうし、飽きるまで遊んでやるよ!









カブラside



 こいつバカじゃねえのか?

 依頼主から刀鍛冶として利用したいから拉致するように言われたんだろうに壊してどうする。

 まぁ、壊されるつもりは毛頭ないけどな。アホかってんだ。


 

 俺の方こそこいつで遊んでやろう♪


……


…………


…………………


戦闘シーンは割愛♪


「すいませんでしたー!!」



「うむ、わかればよろしい!」



 あのあとこいつがデカいロボットを召喚して襲って来るという、あーそういえばここって剣と魔法の異世界だったなぁ。

 と、すでに忘れてしまっていた設定を久しぶりに思いだすようなバトルを演じたわけだが、俺が試作品として作っていた『マインドレンデル』というハサミで闘ってみたんだが実はこいつのロボットは見かけ倒しでハリボテだったのだ。



 前から見れば脅威かもしれないが、後ろは装甲が一切なく、ロボットの首を斬り落としたら動かなくなったし、あまりにも弱かったのでこっちが驚いてしまったぞ。貧乏なのかもしれないな。

 よくもまぁ、こんなのが俺の刺客として選ばれたもんだ。



「ところでよー、俺を狙ったのは『黄金の大地を探そう会』の連中で間違いないのか?」



「は、はい、ボクに依頼してきたのは名前は知りませんがスーツ姿の若いサラリーマン風の男でした」



 なるほど、昨日ネットで『黄金の大地を探そう会』のホームページを見たがその会の会員は全員アロハシャツなのに一人だけスーツの男がいたな。

 たぶんそいつだろう。



「ボ、ボクはそれ以上何も知らない!

 だから命だけは助けてくれ!!」



「まぁ、そう急いで結論を出すこともあるまい。

 話をしよう。

 俺はこの村が好きなんだよ」



「は?」



「とりあえず最後まで聞け。

 この村はまだ発展途上でな。

 村人も全部で14人しかいないんだ。

 だからお前にもこの村で生活をしてほしいと思ってるんだ」



「あの、ボクは暗殺者なんですけど……」



「そんなことは知らん。

 ちょうど俺の店の雑用係も欲しかったことだし、お前にはこれまでの人生で味わったことのないような面白い経験を味あわせてやろう。

 ではまず最初に俺を無理やり仲間に引き込もうとした『黄金の大地を探そう会』を潰しに行こうか♪」



 そいつらが諸悪の根源みたいだしな。



「どぅえぇぇぇぇぇ!?

 あんた本気かよ!

 あの『黄金の大地を探そう会』に一人で喧嘩売るつもりか!?」



「一人ではない。

 俺の弟子と妹とおまえを合わせて4人だ!」



 店の方からそれぞれに荷物を持ったアスカとチウちゃんがこっちに歩いてくる。



「師匠、こっちは準備できてるぜー」



「カブラは優しすぎるわよ。

 自分の命を狙ってきたんだから二度と狙わないようにせめて心を壊してやればいいのに」



 アスカは全然気にしてないようだが、チウちゃんは俺の命を狙ってきたこの男を許せないのか警戒心を緩めない。


「そう言うなってチウちゃん。

 ちゃんと策は練ってある」



 そう言って襲ってきた男、ナガマキ・コンボウの背後に回り込み、


「悪の心だけ都合良く消し去る波ぁぁぁー!(技名のつもり)」



 この男の悪の心を消し去った。



「お前には新しく『ステギ』という名前をやろう。

 これからはお前も俺の弟として悪の道に走らないように教育してやるからそのつもりでいろよ♪」


 暗殺者コンボウはカブラの弟ステギへと生まれ変わった。



「師匠ー。

 さっさと悪の組織退治に行こうぜ~」



「おう、ではっさっさと片付けにいくとしますか」



 俺の村を狙った報いは受けさせねばな。

 はーっはっはっはっはっはっは!


 「うたわれるもの」ではハウエンクアがとにかく大好きなんですよw

 なんか『と魔禁』の一方通行さんの初登場時みたいな感じがいいですね。しかもこちらは子ども相手にも容赦なく殺しにかかる狂いっぷりと、本気出したハクオロにビビる小物っぷりが最高に笑える♪

 最初はカブラに鉄扇を持たせようかと思ったのですがハクオロの鉄扇って名前があったっけ?と思いましたので、同じく小型の武器としてマインドレンデルにしてみました。

 ちなみにこの物語は15禁でもないですし、最終回は大団円みたいにしますからグロくはなりませんので。


 2012年4月1日:二次創作禁止一覧に含まれる「技」を使うのも禁止になったので一部修正しました。

 それとこの時のハウエンクアへの思いが自身の8作目へと昇華しましたので「うたわれるもの」好きでしたらそちらもご覧ください♪

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