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第十四話:カブラ、狙われる

 やっぱり四季崎の刀がそうだったようにカブラも狙われるわけでして、お約束になってしまうわけですよ。

とあるオフィス街にある小さな喫茶店のカウンター席での会話




「おい、例の男の行方は掴めたのか?」



「もちろんです。

 あの男、鍛冶職人甲子園に飛び入り参加で優勝した謎の男はトーキョー都にいるそうです」



 会話をするのは二人の男。

 一方はスーツを着た若いサラリーマン風の男。もう一方はでっぷりと太った油ギッシュな中年男性。


「我々の計画のためにもあの男は絶対に必要だ!

 方法は問わん。

 なんとしてもあの男を我らの組織に迎え入れるのだ」



「御意。

 では刺客としてあの男を差し向けようと思います」



「あの男か。

 正直気は進まないが実力だけなら頼りになる。

 そこら辺はお前に任せよう。

 では早速行動に移るとするか。

 我らの悲願のために!」



 そうして二人の男たちは席を立ち、雑踏に姿を紛れさせた。









シブヤ村



「ではアスカよ。

 今日の修行は俺が実力の0,0001%しか出さないから本気で掛かって来い!

 もしも俺に一撃でも加えることが出来ればお前はさらに一段上の刀鍛冶になれるだろう」



「了解だ師匠!

 でもあとから怪我して文句言っても知らねーからな!!」



 俺はいまアスカの修行をしている。

 剣士としても一流なもんだから教えがいがあって楽しいんだよ。



 毎朝俺をたたき起しに来るもんだからそんなに元気があるならと、この修行を提案してみたら「是非に!」と言われたからこうして鍛冶の修行のついでに武術も教えているのだ。



 少なくとも手加減したとしても俺を前にして戦意を失わない奴なんかそうはいないからな。

 俺の修行にもなってるし一石二鳥なんだよ。



 遠くから黒いオーラを出しているチウちゃんがちょっと怖いけど……



「食らえ師匠!

 フタエノキワミアー!」



 アスカはいきなり大技を放ったが俺は軽く避ける。



「フゥォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」


 0,0001%とはいえ、感情を完全に消した俺の拳が直撃したアスカは苦悶の表情を浮かべて距離を取るが俺は攻撃の手を緩めない。



「ドウシタ? コンナモンカ?」



 アスカは避けることに専念しだしたが、達人相手にその戦法は間違いだ。

 

 最初は避けれていたが段々とかわせなくなり、ついに俺の拳は完全にアスカの体を捉えた。



「そのふざけた元気をぶるぁぁぁぁぁぁぁ!」



「ぐっはぁ!」



 アスカ撃沈。

 さて、俺もいい汗をかいたし、朝飯の前に朝風呂にすっか。



 気を失ったアスカを担いで風呂に入れてやる。

 その時チウちゃんも一緒に入ってきたので仲良く三人で朝風呂だ。

 朝から風呂ってのもいいもんだなぁ。


……


…………



「ねぇ、カブラ。

 ちょっといまネットで噂になってるんだけどカブラが狙われてるらしいよ」



 チウちゃんは湯船に浸かり一息ついたところで言ってきた。

 その肌は白磁のようなスベスベと滑らかで、年相応のぷにぷにとマカロンのように柔らかくて美しい芸術品のような柔肌なのだが、入浴剤を入れてあるため残念にもその裸身を拝むことは出来なかった。

 もちろん俺はロリではないから手は出さないぞ!



「俺を狙うとは命知らずだな。

 俺が特S級のハンターだというのもすでに広まってるだろうに」



 ちなみに俺はアスカを抱えながら湯船に浸かっている。

 アスカは意識は戻ったもののダメージが大きかったらしく一人だと沈んでしまうからな。

 心なしか顔が赤くなってるようにも見えるが、『師匠になら……』と言いながら積極的に俺に体を預けてきた。

 弟子の健康に気を使うのも師匠の役目だからな。

 汗まみれのまま放置はしておけまい。



「狙ってる組織はいっぱいあるみたいだよ。

 で、その中でも特に大きいのが『黄金の大地を探そう会』という連中よ。

 黄金郷っていう伝説の地を探すのにカブラの作る武器が大量に必要みたいだから専属鍛冶師として引き込みたいみたいよ」



「なんか胡散臭そうな組織だな。

 とりあえず警戒を怠らなければいいだろう。

 俺はいくら強くたって人間をやめちゃいないし死ぬ時は死ぬから一応注意しておこうか」



「カブラが死んだら僕もあとを追うから死んだら駄目よ」



「肝に銘じとくさ」



 そうして風呂から上がった俺達はその少しあとにやってきたキヌちゃんの手料理を食べた。

 あぶねえ、あと少し長風呂してたら風呂場でキヌちゃんと鉢合せするところだったぜ。


 

 アスカはご飯を食べればたいてい回復するので今ではすっかり元気になっている。



 さってと、大物組織に狙われてるそうだがこれはある意味チャンスだ。

 そんなでかい組織を倒したとなればこの村の知名度はますます上がるだろうな。

 

 来るなら気やがれッてんだ。ふふふ。面白そうだ♪

 風来のシレン5とモンハンP3は発売日同じってなんてことしてくれるんじゃー!?と言いたくなりますね。

 シレン4はシレン3と違って面白かったですがアイテム持ち込み可のダンジョンが少なすぎるので武器を鍛える楽しさが半減したので5ではその辺の改良をしてくれてるとありがたいですね。


 そして魔界戦記ディスガイア4とファンタシースターポータブル2インフニティも発売日が一緒ってのは勘弁してほしい。影分身の術ができるようになりたいな。

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