プロローグ
次回作は「デモンズソウル」と言っておきながらなんですけど、なんかオリジナルでもネタが出たので書いてみます。前作「ジン・コーシュの冒険」と近いノリでいきますので楽しんでいただければ幸いです。
しかし来月から連載開始の「デモンズソウル」の二次小説をメインに据えるのでこちらは不定期更新ですのであしからず。
俺の名前は万寺 過胸当というどこにでもいる普通の高校生だ。
ある日家の倉庫の整理をしていたら古い巻物を見つけたんだが、その中に封印されていた邪神を復活させちまったみたいなんだ。
「貴公、助けていただき感謝する。
私は邪神ヴァルボル。私にできることならなんでもしてやろう」
「邪神の割に礼儀正しいんだな。
ところで何ができるんだ?」
邪神とはいえ神なら何かしらすごい事ができるだろう。
「うーむ……姿を消して女子のスカートの中を覗いて色を貴公に教えるなどどうだ?」
「そんなこと自分でできるわい!もっとあるだろう。
チート能力つけて剣と魔法の異世界へ飛ばすとか」
「そんな願いで大丈夫か?
一応できるが」
「大丈夫だ、問題ない。
俺は両親もすでに死んでるし、遺産はたくさんあるけど友達もいないしさ。
この世界に未練はないんだよ」
「ではチート能力をやろう。
そして異世界、剣と魔法の世界へ飛ばしてやろう。
お別れだ。
貴公のおかげで私はかつての使命を果たしに行ける。
ではいずれまた相見えることもあるだろう」
邪神はお約束のように脚元に穴を開けて落っことすというやり方で俺を異世界へと送った。
「ヒャッホー♪
ここから俺の異世界ライフが始まるぜ。
でもどんな能力なのか聞いてなかったな」
こんな感じで書いていきます。ノリでネタをまぶしたギャグですが、今回はグロは一切なしだと思います。