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プロローグ
こんな感じでいいのかな?
聖暦5646年、クラウレリウス聖教会が大陸を統べ、クラウレリウス聖国が大陸の頂点となった、そして彼等の暴虐はそこから始まった。
多くの女性が聖職者に食われ、男は殺され、子供は奴隷にされた、そんな時彼は現れた。
聖暦5650年、新たな異端審問庁長官アスレリウス・ミカエリス、齢12と言う若すぎる年齢で異端審問官長になったにも関わらず暴虐の限りを尽くした者たちを裁き、血濡れた狩人、もしくは聖悪の審判長と呼ばれた少年である。
異端審問庁とは異端を狩る者たちでありその長官にもなれば枢機卿と同等とも言われる程の権限を行使でき唯一全ての国にて公爵の地位が与えられる、
これはその国で動きやすいようにと言う教会の国の計らいであり聖国でも唯一の公爵であり聖職者は基本的には貴族位に着くことすら無い。
教会で彼を止められるのはただ一人、教皇だけだった、だが彼は教皇すら手玉に取り自身の派閥に引き込む事で実質的な実権を得たのだった。
いぇい