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⑼『リズムの剽窃』

⑼『リズムの剽窃』



リズムがどうのこうの、と言った様な、深刻な話ではないのである。ただ、街の雑踏から聞こえて来る、リズムをただ、取得するというこであって、犯罪でもなんでもない、ただの、リズムの剽窃、な訳なのであるから。



しかし不可思議だ、この様なことを思い付いたことが。一体、リズムの剽窃をして、小説に組み込んで、それを小説として、リズムの剽窃ということが、何とも不可思議な感じがするのである。まさに、俺は俺だ、という一つの明証に過ぎない。



であるからして、俺はまだ、リズムの剽窃を書き進めるのである。何か、得体の知れない現実を、暴くかのような、得も言われぬ行為。俺はそこに、価値を認めているのであるから、こうして、そうやって、リズムを剽窃するのだ。

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