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⑺『リズムの剽窃』

⑺『リズムの剽窃』



リズムとは、パクったと分からないものだ。不可視なものに、酷似し、カテゴライズされるだろう。音楽で言えばドラム、小説で言えば、文体、そういう、詳細には分からないもの、その人が人生で得た、体感したものである。



これらは、街での、人々の歩幅や歩く速度などにも現れ、それらが混ざって、雑踏の音楽的リズムへと、響く音楽になっているのだ。そう言った意味においても、我々は、リズムの剽窃が、必要なのである。心臓の鼓動にも似ているのだ。



リズムの剽窃をしなければならない。これは、例えば、人生で関わった人々から、自然と受容したリズムとして、である。リズムの剽窃、俺はこの小説を完成させるためにも、リズムの剽窃をしなければならない、そして、いつかリズムは、死と共に、消え去るのである。

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