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⑷『リズムの剽窃』

⑷『リズムの剽窃』



リズムの剽窃によって、俺は過去/現在/未来を、執筆で復活させる。それは、過去の街の記憶や、現在の街の記憶、未来の街の予想、などである。リズムなんだ、リズムによって、そのリズムを、俺は拝借し、剽窃すると言っているのである。



であるからして、リズムは剽窃されるのである。雑踏の音、生活音を、文章にするのだ。出来るだけ克明に、素早く、ということなんだが、如何せん、難しい時もあるが、しかし、早朝、昼間、夕方、だけでも、街の見せる風景は異なって来る。



そうだろ、俺は自分に言い聞かせて、街のリズムを剽窃する訳だが、それはそれは、何たる小説家気どりなのだ、とは言うものの、やはり、心底、リズムの剽窃は、意味深いものなのだ。分かってくれるか、この苦労というものを。

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