第6話 準備
「おーい、翔太くーん」
僕の呼ぶ声が聞こえた。その声はジルの声のようで僕に向かって走って来る。
「どうしたの?」
「今ちょうど用事も終わったことなので、お昼一緒に食べようよ。ちょうど話したいことがあるし」
翔太とジルは、近くにあったレストランで一緒に食事することになった。
「ねえ、用事って何だの?」
「そんなに大したことじゃないよ。ちょっと長旅の準備をしただけ」
北にある洞窟にいるキッズギドラを倒したら旅に出ることになったのだ。もともと1人で旅に出る予定だったのが、長老がジルに『翔太と一緒に旅にでろ』みたいなことを言ったのを思い出した。
「大丈夫なの?そんなに無理してやるものじゃないのに」
「いいの、私はこの世界を自分の目で見てみたいの。ちょうど良い機会だから」
ジルは自分の夢を翔太に向けて楽しそうに語った。
「そういえば、キッズギドラだっけか? 今の僕たちに勝てるのかな」
「分からない、噂によれば毒を使うらしいわよ」
ゲームの最初のボス的存在であるその魔物は、毒を使うという情報を聞いて顔を少々歪める。食事中だからか食欲が少し失せてきたような気がする。
「なあ毒を治す薬とか魔術などこの里に売ってるか」
「魔術に関しては私才能無いけど、薬とかは魔術店に売ってるわ」
魔術店に関しては今日の昼前に行ったので場所は大丈夫だが、ざっくりとしか見てなかったので毒を治す薬を売ってることは知らなかった。
「なるほど、魔術店に売ってるのか。それで値段は」
「確か、250ぐらいだったわ」
「ありがとう、明日か明後日ぐらいに倒すか」
「明後日にしよう。今日と明日も力をつけなきゃ、死んだら元も子も無いしね」
「じゃあお昼過ぎ用事が無かったら一緒にレベル上げするか」
「大丈夫よ、一緒に頑張ろう」
翔太とジルは友に魔物達と戦った。ジルの弓術はとてもすごく、少なくとも僕は彼女の矢が魔物に外したことを見たことない。彼女だけでもアイツ倒せるんじゃないかと思うほどに彼女は強かった。
「ねえ、・・・ハァ・・・ハァ、僕って役に立ってるの」
強くなろうという思いが強いせいか、無駄に体を動かしてるので疲労がすぐ溜まった。い」
僕の呼ぶ声が聞こえた。その声はジルの声のようで僕に向かって走って来る。
「どうしたの?」
「今ちょうど用事も終わったことなので、お昼一緒に食べようよ。ちょうど話したいことがあるし」
翔太とジルは、近くにあったレストランで一緒に食事することになった。
「ねえ、用事って何だの?」
「そんなに大したことじゃないよ。ちょっと長旅の準備をしただけ」
北にある洞窟にいるキッズギドラを倒したら旅に出ることになったのだ。もともと1人で旅に出る予定だったのが、長老がジルに『翔太と一緒に旅にでろ』みたいなことを言ったのを思い出した。
「大丈夫なの?そんなに無理してやるものじゃないのに」
「いいの、私はこの世界を自分の目で見てみたいの。ちょうど良い機会だから」
ジルは自分の夢を翔太に向けて楽しそうに語った。
「そういえば、キッズギドラだっけか? 今の僕たちに勝てるのかな」
「分からない、噂によれば毒を使うらしいわよ」
ゲームの最初のボス的存在であるその魔物は、毒を使うという情報を聞いて顔を少々歪める。食事中だからか食欲が少し失せてきたような気がする。
「なあ毒を治す薬とか魔術などこの里に売ってるか」
「魔術に関しては私才能無いけど、薬とかは魔術店に売ってるわ」
魔術店に関しては今日の昼前に行ったので場所は大丈夫だが、ざっくりとしか見てなかったので毒を治す薬を売ってることは知らなかった。
「なるほど、魔術店に売ってるのか。それで値段は」
「確か、250ぐらいだったわ」
「ありがとう、明日か明後日ぐらいに倒すか」
「明後日にしよう。今日と明日も力をつけなきゃ、死んだら元も子も無いしね」
「じゃあお昼過ぎ用事が無かったら一緒にレベル上げするか」
「大丈夫よ、一緒に頑張ろう」
翔太とジルは友に魔物達と戦った。ジルの弓術はとてもすごく、少なくとも僕は彼女の矢が魔物に外したことを見たことない。彼女だけでもアイツ倒せるんじゃないかと思うほどに彼女は強かった。
「ねえ、・・・ハァ・・・ハァ、僕って役に立ってるの」
強くなろうという思いが強いせいか、無駄に体を動かしてるので疲労がすぐ溜まった。
「大丈夫よそんな心配しなくても。前衛がいるだけでしっかり狙い撃ちができるから。それに私も最初の頃は全然ダメだったし、それはそうと翔太こそレベルの上がり方が早いわよ。」
確認してみるとレベル5から7になっていた。ジルはというと、さっきの戦いで6になったばかりだ。
「最初は動きとか鈍かったけど、それと比べると格段に強くなってる。・・・まだ無駄な動きが多いけど」
「そう言ってくれたらなんか少し元気出たよ」
どうやら僕はレベルの伸びが早いらしい。いつの間にかジルよりレベルが高くなっていた。これも素質のおかげかもしれない。
「なあ、特技とかって存在するの?」
「え、それってどういう意味なの」
少し気になった程度だが、彼女に聞いてみる。特技というのは例えば何かカッコいい動きとかで敵を倒すような事だ。こういうものがあれば覚えておきたいもの、敵が簡単に倒せるかもしれない。
「えーっと、普通の攻撃より特別な技と言った方がいいかな。それってあるの」
「あるけど」
「あるのか」
あるなら早めに言って欲しかった。今以上に疲れる必要ないかもしれないが、彼女の後の言葉に違和感を感じる。
「けどってなんだよ」
「道具屋に極意っていう本やらスクロールなどがあるんだけど、それは魔術のスクロールと同じで結構値段が高いのよ」
「なるほどね」
あるのは理解したし、店に売ってることも知った。てか道具屋にこんな大層な売ってるのか。
「ジルは何か使えるのか」
「あー、えーっと、た、≪体当たり≫は覚えてる」
ジルが恥ずかしそうに答えた。体当たりってあれか、思いっきり自分の体を相手にぶつける技か。翔太は『え、なにそれ、使えるん』みたいな目をした。彼女の弓術ならばそれを覚える必要ないのだが。
「あー、今、しょうもない技だなっと思ったでしょ」
「まあね、それって何のたmグハァ」
ジルは翔太に向けて体当たりを使った。距離はそんなに離れてないのに翔太は思いっきり後ろに吹き飛ぶ。あんまり痛くはないが衝撃は強く、吹き飛んだ衝撃で目が回る。
「どうよ、多少の魔力を使ってるから衝撃はすごいでしょ」
「どこの世界にいきなり体当たりをぶちかます奴がどこにいるんだよ。あやうくお星さまが見えるところだったわ」
「アハハ、それはごめん。私弓しかろくに使えなくて、もし敵が近づいた時の攻撃手段として覚えてるの」
「確かにこの距離を取れれば多少の時間稼ぎになるな。申し訳ないが起こしてくれ、未だに視界がクラクラする」
翔太を起こした後も魔物を2人で狩り続けた。
翌日
「体が痛すぎる。なにこれ、筋肉がものすごくいたい」
筋肉痛になっていた。歩くたびに右の脹脛がズキズキしてくる、我慢して宿屋のトイレに向かうがちょうどジルに出くわしてしまい笑われた。
「何それアハハハハ、その歩き方、おかしすぎるでしょアッハッハッハッハ」
どうやら僕の歩き方が変らしく、ジルのツボにはまってしまった。




