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黎明高校旅行部!  作者: 伊和目翔
4/4

travel4 旅行部始動

ステイホームで家にずっといて、体を動かさないからか、体が鈍ってきました。


ラジオ体操しただけで身体中がパキパキってなりました。


もうおじさんだ。

「おまえってさぁ、宮崎さんと付き合ってんの?」

「は?」

何故そうなるのか詳しくお聞かせ願いたい。

「昨日の帰り、お前と宮崎さんが一緒に帰ってるのを見たんだよ。で?どうなんだ?」

「付き合ってるわけないだろ、あいつは僕の幼なじみってだけ」

「そうなのか、じゃあ宮崎さんは好きな人いるのかな?」

「知らん」

その時教室の扉が開いた。

「奏!部活行こう!」

その声は教室中に響いた。

「お前!嘘つきやがったな」

「違うよ、部活が一緒なんだよ。じゃあ、部活行くから」

「うらやましー」


旅行部の活動は図書室で行われる。本が多く、パソコンも使えるからだそうだ。

「早速だが、部員を紹介していこうと思う、あとから新入部員3人にも紹介してもらうからな」

部長がそう言った.3人?この部活に入ったのは俺たちだけじゃなかったのか?確かにこの部屋には先生も含めて7人いた。

「まず、私が2年3組部長の石が動くと書いて石動いするぎ櫻子だ。自分で言うのもなんだが、電車をこよなく愛している。1番好きなのはやはり富山県のあいの風鉄道だ。電車は乗るのも好きだし、撮るのも好きだし、中で駅弁を食べるのも好きだ」

「私は、2年1組副部長の泊翼です。アニメを愛しています。聖地巡礼が大好きです。富山もいろいろなアニメの聖地になっているんですよ。知ってましたか?よろしくお願いします」

「僕は、2年5組の高岡華月だよ。神社が大好きなんだ。将来の夢は日本の神社を全部まわること!この部活で君たちをいろんな神社に連れて行きたいんだ。よろしくね!」

「あー、こいつは僕って言ってるが女だ」

僕っ子なのか。一人一人の個性がすごいな、この部活。

「じゃあ君たちにも挨拶をしてもらおうかな」

「あっ、私は、1年2組の宮崎陽菜です。旅行はあんまりしたことないけどこの部活を通していろんなことを知っていきたいです」

「僕は1年2組の東奏介です。旅行は大好きです。今までいろんなところに行ってきました。よろしくお願いします」

「じゃあ、次は妹よ」

『え??』

陽菜と声がそろってしまうほどの驚きだった。

「1年3組の石動椿子です。姉さんに誘われてこの部活に入りました。写真を撮ることが大好きです。よろしく」

もう1人の部員は部長の妹だったのか、誰がこんな個性の強い先輩のいる部活に入ろうと思うのかと不思議だったが、それなら納得だ。

「最後に顧問の紹介だ。この人はほぼ部活に来ない。まぁ、顧問がいなけりゃ部活も作れんしな。形上の顧問だ」

「そうなの。私忙しくて部活まで手が回らないの、ごめんね。けど、部活のことはちゃんと櫻ちゃんに一任しているから、あと、名前は黒部薫って言います。よろしくね」

「自己紹介も終わったことだ。では、第一回目の旅行の行き先を考えるぞー!」

『おー!』


次回は行き先を決めるそうです。お楽しみください。

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