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夢守と夢食いは明晰夢を望む  作者: 神埼 漣
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プロローグ

初投稿です。これから趣味の範疇ですが、投稿していこうと思います。

今回は導入部分というか、この物語の紹介的な章で非常に短いものなのですが、タイトルと合わせて少し興味を持っていただければいいなと思って書きました。少しでも気になっていただければ幸いです。



 皆は夢を見るだろうか。寝る時に見る夢のことだ。人によっては全く見なかったり、寝るたびに見ると頻度は様々らしいが、僕は後者の人間に当たる。寝るときの夢というのは脳の記憶の整頓作業に垣間見える記憶の断片らしいのだが、世の中には夢占いや、予知夢などそれだけとは思えない要素もみられる。

そんな不思議な夢の世界。基本的には、こちら側は見せられるだけで、自分の思うように展開を操作するようなことはできない。よく好きなこと仲良くしたり、好きな物に囲まれていた夢を見て、もう一度続きが見たいと思った経験はないだろうか。

ぼくも、昔はよくそんな経験をした。特撮ヒーローの新しい玩具を何の理由もなく買ってもらい、いざ遊ぶぞ!と意気込んだところで眼が覚めたり大体、夢というのはいいところで空気を読まずに終わってしまうのだ。そんな夢だからこそ…



 もし、夢の世界で自分が自由に行動できたら?



誰もが人生で何度か頭をよぎることだと思う。自由に空を飛びまわったり、芸能人と会ったり、マンガの世界に飛び込んだり、あのいいところで終っていた夢を最後まで楽しめたらどんなにいいだろうと。

 世界とは広いもので、それが出来てしまう人が存在するのだ。まるで映画のようにみることしかできない夢を、神の如く操り、自分のものにできる夢が。夢で見た事象が現実世界で起こってしまうものを予知夢と呼ぶように、登場人物、内容、状況を好きに操ることができるものを『明晰夢』と呼ぶ。


そして俺はたった今、夢の中にいる。



そう、明晰夢を見れる人間、それは俺だ。


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