表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚士は行く。  作者: さぼてん
第二章 ファラード王国編
2/8

第1話 こんにちは異世界

お気に入り登録が2件も!

嬉しい!!



キリが悪くてなんだかとても短くなってしまいました。反省しています。


次はもう少し長く……

小鳥のさえずりのような音と、木が揺れて擦りあう音が聞こえる。涼しさを纏った一陣の風が吹き抜けて、僕の意識は覚醒した。


「ん、んー、ここは、アヴァスだよね?」


疑問形にしても、答える者はいない。


当然だ。僕が居るのはだだっ広い草原なのだから。幸い道らしきものは見えるから、あれを伝っていけば街には着くだろう。


「あ、手紙読まなきゃ」


とりあえず体を起こして、アイテムボックスを発動してGIを取り出し、【次元間転送】を発動することでGIに電源を入れる。すると『倉庫』と画面に表示されたのでそれをタッチ。リストから欲しいものを探す。


「えーと、手紙手紙……。うわ、やっぱりこの倉庫とんでもないな」


僕の予想通り、創造神様の倉庫は混沌を極めていた。


武器、防具、装飾品、道具、魔道具……と、様々な物がずらりと並んでいる。しかもどれもアホみたいにたくさん入っている。いやもうね、何も言えないや。宣言通り魔物とかも入ってるみたいだし。なんでか分からないけどカードゲームに使うカードみたいな感じにはなっているけど、名前的に魔物っぽい。


しかも無茶苦茶なのが、召喚候補にスキルがある。スキルが召喚出来るのだ。もうわけ分からん。


つまりあれか? 僕は何もせずとも武器スキルとかも得られるってこと? チート過ぎて笑えない……。


「手紙ってこれか。なになに……」


やっと手紙が見つかったので、気持ちを入れ直して読む。そこには箇条書きで、天界で伝えられなかった事がこれでもかと言うほど記されていた。


曰く、


・特に使命とかはないから好きに生きたらいい

・お金は倉庫に入れてあるから、好きなだけ持っていっていい

・≪ステータス≫と唱えると自分の能力が分かる

・全属性は珍しいから使う属性を固定した方がいいかもしれない

・魔眼スキルはおすすめ

・こたつは最新式を鋭意製作中

・詳しいことは倉庫にある『創造神の常識本』を参照


……と言った内容etc。




手紙長いよ!

全部読んだけど、まとめられないよ!


使命がないのは楽でいいかな。気の向くまま旅すれば良いわけだし。


お金は……なんとなく想像つくから後にしよう。


ステータスは後で唱えてみよう。どれくらいやれるか分からないしな。


属性固定はどうしようかな、考えてみようかな? でもせっかくだから全部使っちゃいそうだな。


そして魔眼もスキルで取れちゃうんですね、はいはい。まぁかっこいいので取りますけど。


てかこたつ最新式って何!?

最高神の間にあったやつでよくない!?

まぁ作ってもらえるんだから文句は言わないけどさぁ。


常識本は後で読もうかな、宿屋に着いた後にでも。必要なことだし。


「とりあえず、街道に出ようかな」


うん、まずは街道に出よう。で、しばらく往来を待ってみて、人が来たらついて行こう。来なかったらまぁ道沿いに行けばいつかは街に着くでしょ。


「街道は見えてるし、魔法とかいろいろ試しながら行こうかな。道に着いたらスキルも召喚しちゃおう」


よし、れっつごー!










感想、誤字・脱字・誤用法報告など、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ