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prr:「アンゼラの悲劇」

YouTubeチャンネルで投稿しようと思っている新しいシリーズ「星降る世界の天体観測部」の断片的なストーリーをクソ適当に書き記したものです。

このストーリーは、「アストレア魔法学院」という高校に通い、「天体観測部」という部活に所属する生徒たちを描いています。

「アンゼラの悲劇」

この国に住む人で、これを知らない人はいない。

去年の7月、隣町のウェローズに小惑星アンゼラが直撃、数万人が亡くなった災害の事だ。

長い目で見れば、()()()()()()らしい。

それでも―――


【202/320】


学校から送られてきた生存者確認メールで、確認できた生存者数の数。202名。

だがこれは、その次に知った事実と比べれば些細なものだった。


―親が、帰ってこない。


この時私は察していたのかもしれない。だが信じることはできなかった。


幸い、このアストレアという町はウェローズから高原を挟んで反対側にあったので、学校自体は通常通り始まった、のだが


Kalea「人こんなに来ないものだっけ?」

Ciel『そりゃ、そうよ。』

(カレア)の問いに答えたのは、同学年の幼馴染、白鷺シエル。

Ciel『()()()が吹っ飛ばされたじゃないですか。』

Kalea「・・・あぁ、そういう・・・」


話が脱線するが、このアストレアという町は首都クロイザから東に300キロほど離れており、直行の鉄道路線「南海岸本線」がある。

そしてその南海岸本線は途中でウェローズを経由する、と言えば察しもつくだろう。

ウェローズより西に住んでいた奴らが来れなくなってしまったのだ。

この学年だけで、80人以上が登校困難となってしまったらしい。


Kalea「というかさ、それ何?」

私はシエルの両手足を順に見る。もともと色白だった彼女だが、今の彼女には金属の輝きが見受けられた。

Ciel『義手、それと義足。』

Kalea「なんでよ?」

Ciel『破片・・・』

そのまま黙ってしまった。大方隕石の余波で怪我を貰ったんだろう。

Kalea「それにしちゃあ、ピンピンしてるじゃないか」


両手足丸ごと義手義足にするような怪我を負って一ヶ月で動けてるのが不思議に思った私は、遠回しに聞いてみることにした。

Ciel『お医者さんが言うには、特別製なんだって。』

『魔力供給で動かすことができるんだ。』

確かに、普通のそれだったら明らかに不要な構造をしているように見える。

Kalea「動くんだ、それ。」

Ciel『だから言ったでしょ、特別製だって。』

Kalea「ふーん」

一体いくらしたんだろうかとか聞いてみたくなったが、それより前に彼女から話しかけられた。

Ciel『というか人のこと言えないけど、いつまで残るつもり?』


・・・学校は疾うの昔に終わっている。本来なら下校してもよい時間だ。

だが、私には帰る家がない。

Kalea「さて、どうしようかね・・・」

Ciel『何よそれ』

彼女は数秒黙ったあと、『あっ』と声を漏らした。

長い付き合いだ、事情を察してくれたのだろう。

するとすぐに彼女は電話を取り出した。

Ciel『ちょっと失礼』

そう言うと彼女は2分ほど通話をし、スマホをしまって向き直る。

Ciel『今日は泊っていきなさい。』


―――こうして私は、幼馴染の家に泊まることになった。

これは「天体観測部」を設立する、ちょうど一か月前の事だった。

マジで設定とか考えずに適当に書いてしまったのでクッソ下手ですが、本番をYouTubeで作るときはもうちょっとまともなストーリー作ります。

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