レキラ暗殺計画、始動。
これからは、予約投稿で同じ時間に投稿していこうと思います。
ラキュレスとリングは珍しく手を組み、アラガス村に潜入した。
「なんで私までカンレスの言うこと聞かなきゃいけないの。」
リングは小さく悪口を吐いた。
「父上の悪口を言うな。殺されるぞ。そもそも父上の名前を呼び捨てにするんじゃない。」
ラキュレスはいつもの言葉のキレがなくなっており、リングを優しく注意した。リングはカンレスとラキュレス、父と子の差はこれほどまで大きいのかと静かに驚いていた。
ラキュレスとリングはアラガス村に来た女騎士として潜入した。馬は近くの村で掻っ払ってきたそうだ。
「女の騎士とは珍しいね。ゆっくりしておいき。」
上機嫌なおばちゃんがラキュレスたちを快く出迎えた。ドラキュラとは知らずに。
「なんだあの女騎士は?そんなヤツが来るとは聞いてないぞ。アイツらはなんなんだ。」
ラキュレスたちを疑いの目で見る人もいた。
「紅茶とケーキを出すから待っていてね。」
おばちゃんはラキュレスとリングを椅子に座らせた。
ケーキを切り分けているナイフを見て、リングは刺し殺したほうがいいか、斬り殺したほうがいいか考えていた。
おばちゃんはケーキを皿に分け、紅茶と一緒に2人に差し出した。すると突然、ラキュレスが立ち上がり、ケーキを切り分けたナイフを取っておばちゃんに刃を向けた。
おばちゃんは困惑していた。
響はレキラに逮捕された。何か不満そうな顔だった。
(なんで俺がひったくり役なんだよ。翔はいいよな。子供だから仕事しなくていいし。)
響そんなことを考えていた。
パトカーに入れられ、連れて行かれた響を見たみつきは「よし!」と思った。
(警察に怪しまれないように暗殺するには、信用が大切だから。響、私がレキラを暗殺するまで警察署で頑張ってね。)
このレキラ暗殺試験に合格するために練った計画は、ほとんど全てみつきが考えていた。
「俺がひったくり役?嫌だよ、そんなの!」
響は愚痴った。
「嫌なら、私よりも合理的な暗殺の方法を考えてよ。」
みつきはそう言い返した。響はみつきよりも合理的な暗殺の方法が思いつかず、結局みつきの案に乗っかった。
「風間さんですね?ひったくりに遭った時、どのような状況でしたか?」
レキラは響の起こしたひったくりの現場で、早速みつきに聞いた。
みつきは響に有利が向くように証言をした。その証言をレキラは微塵も疑わなかった。
みつきはレキラの趣味などを聞き出そうとした。
「あ、そのミッキーのキーホルダー、私も持ってます!可愛いですよね!」
みつきはレキラの興味をひいた。
「分かります?いつも制服のベルトに付けて、お守りがわりに持ってるんです!でも可愛すぎて休憩時間に眺めて、癒させてるんですよ。」
みつきは友だちのような関係を、レキラと築こうとした。時間はとてもかかったが、みつきの目論見は成功した。
友だちのような関係を築き、暗殺を有利に進めようとしたのだ。
レキラはみつきを信頼したらしく、家に呼んだ。みつきは待ってましたとばかりに、クロノスを呼んで一緒に向かった。
「その男は、まさか。暗殺集団、アサシンスの第2リーダーのクロノスか?」
レキラはそう言ったあと、急いで玄関ドアを閉めようとした。が、クロノスに止められてしまった。
「正解だよ。アサシンスの裏切り者が、生きて帰れると思うなよ!」
クロノスは叫び、持っていた鎌でレキラを暗殺した。
暗殺したレキラの死体は、写真を撮った後にバッグに詰め込んだ。
そしてみつきはそのまま暗殺集団、アサシンスの本部に戻り、クロノスは響を警察署から脱出させに向かった。
久しぶりにまた、紹介したいものがあります。
今回紹介するのは、暗殺集団の団体名「アサシンス」の名前の由来です。
「アサシンス」は英語の「アサシン」の複数形で、意味は「暗殺者」「暗殺団」「刺客」などの意味があります。
「アサシンス」は暗殺集団にぴったりの名前ですね。




