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プロローグ


 ある日、ボクは目を覚ました時、知らない場所にいた。


「うぅん…?」


 あれ?ベットじゃない?ここはどこなんだ?少なくとも自分の部屋じゃないな…


「おぉ、やっと起きたか、神桜(かんざくら)(はる)よ」


上の方から女性のような声が聞こえてきたので、周りを見回してみると暗くてよく見えないが1つの人影が見えた。


「あ、あの誰ですか? どうして僕の名前を?」


「妾はここ、転生の間の管理をしている神じゃ。さっさと転生の手続きを終わらせるのじゃ」


「ぼ、ボク、転生するんですか⁈ どうして⁈」


「そんなのお主が死んだからに決まっとるじゃろ。お主、まだ気づいとらんかったのか」


ボク、死んじゃったのかぁ…何があったんだろう…


「お主、死んだと分かった瞬間、妙に落ち着きだしたのぉ……一応お主の死因だが、寝てる間に強盗が家に侵入し殺されたんじゃ」


「直前に少し痛みがあった記憶はありますが、死んだ感覚はあまり無いので…それで、転生の手続きとは何をするのでしょうか?」


「そうじゃった、話が逸れてしまったのぉ。お主が転生する体は決まっておるから、スキルポイントを振り分ける必要があるのじゃ。とりあえず、『ステータス』と言ってくれなのじゃ」


「『ステータス』」


 そう言うと、ボクの目の前に青色の半透明な画面が現れた。

 

───────────────────


名前:ハル・カンザクラ

性別:??

年齢:??

種族:??

職業:

称号:なし


Lv:??

MP:??/??

スタミナ:??/??

パワー:??

ディフェンス:??

スピード:??


スキル一覧

【言語翻訳】 【聴力強化】【嗅覚強化】【魅了】【鑑定眼】【夢見眼】【千里眼】【透視眼】【予見眼】【獣使い】【魔獣使い】…………


───────────────────


 この『??』ってのはなんだろう


「それはステータスページというのじゃ、今は魂だけの状態じゃから『??』と映っとるのじゃから安心するのじゃ、そして『ステータス』と唱えると自分だけに映り『ステータス・オープン』と唱えると他の者にも自分のステータス画面が映るようになるのじゃ、今回はそこにはお主が現在、取得可能なスキルも載っておるはずじゃ、そして、左上の方に数字があるじゃろ? それがスキルポイントじゃ、それを全て使い切ってくれなのじゃ」


 なんかゲームみたいだなぁ…


「スキルポイントでスキル獲得とスキルLvを上げることができるのじゃ、スキルLvは最高は10じゃ、ちなみに向こうの世界に行ってから使い続けてるうちにスキルLvが上がったり、スキルが獲得されたりすることがあるのじゃ、とりあえず説明はこれで終わりなのじゃ」


 神様はそう締めくくったけど、一つ気になったことがあった。


「あの…『職業』って何ですか? 何も書かれてないのですが…」


「『職業』はその者の適正みたいなものじゃ、何になるかは向こうの世界に行くまで妾にも分からぬ、ステータスも関係してくるからのぉ」


「そうなんですね」


 とりあえず、気になっていたことが分かったので、スキルとその説明を見てみるけど…数が物凄く多い…100個くらいはありそう…


「ん〜どうしよう…」


こんなに多いと決めるのが大変だなぁ…


──約2時間後──


「やっと終わったぁ…」


 スキルポイントも意外に多くて決め切るお終わるのに時間がかかった。

ちなみにスキルはこんな感じになった


【言語翻訳 Lv10】

言葉を理解できるようになるスキル


【鑑定眼 Lv10】

対象の能力や効果などを知ることができる

魔力を込めるほど見ることのできる量が増える

【隠蔽術】または【擬装術】を発動されていると、それよりスキルLvが高くなければ正確に見ることができない


【精霊使い Lv10】

精霊を使役可能にするスキル

スキルLvが高い程、強い精霊の使役が可能になる

(精霊の好みや相性、抵抗率などが使役成功率反映される)


【魔法耐性 Lv10】

魔法ダメージを軽減するスキル


【闇耐性 Lv10】

闇属性の攻撃のダメージや効果を軽減するスキル


【状態異常耐性 Lv10】

状態異常を無効化または緩和するスキル


【病気耐性 Lv10】

病気に陥りづらくなるスキル


【魔力操作 Lv10】

魔力を操作するスキル

スキルLvに応じて可能なことが増える

Lv10であればイメージさえできれば無詠唱で魔法を発動することが可能


【魔力強化 Lv10】

魔法の効果を上げることができるスキル

代わりに消費魔力量が増える


【風魔法 Lv7】

魔力を使い、風属性の力が使えるスキル

スキルLvに応じて使用可能な魔法が増える

Lv1 ウインド(軽く風を起こす)

Lv2 エアーバレット(手から空気の魂を放つ)

Lv3 ウインドスラッシュ(手刀、または武器を振り下ろした方向に風の刃を放つ)

Lv4 ブラスト(強烈な風が起こる)

Lv5 ウインドウォール(目の前に風の壁を生み出す)

Lv6 エアーインパクト(手から空気の衝撃波を放つ)

Lv7 カマイタチ(体の周りに風の刃を纏う)

Lv8 ストーム(自分の周りに強烈な風を起こす)

Lv9 エアーボム(爆音とともに強烈な空気の衝撃を放つ)

Lv10 ハリケーン(大きな竜巻を起こす)


【光魔法 Lv7】

魔力を使い、光属性の力が使えるスキル

スキルLvに応じて使用可能な魔法が増える

Lv1 ライト(光の玉を出す)

Lv2 ライトアロー(光の矢を手から放つ)

Lv3 フラッシュ(閃光を一瞬起こす)

Lv4 ライトシールド(光の盾をを目の前に出す※闇属性と相性悪)

Lv5 スターライト(光り輝く小さな星を手から放つ)

Lv6 マジカルレイ(手から3本の光線を放つ)

Lv7 ミラー(込めた魔力より弱い魔力によるものを跳ね返す)

Lv8 シャイニング(光のエネルギーを濃縮させた玉を弾けさせる)

Lv9 ヘブンズレイ(強力な極太光線を放つ)

Lv10 サンシャイン(小さな太陽を生み出す)


【身体強化 Lv1】

ステータスを上げるスキル


【転移 Lv10】

魔力を使い、一度訪れた場所に一瞬で移動するスキル

消費魔力は転移する距離が遠い程多くなる


【調合 Lv10】

色んな物を混ぜ合わせ、ポーションや薬を作成するスキル

Lvが高い程、高品質なものと作成の難しいものを作れる



 こんな感じだ。最初は生きることが大事だと思って耐性などスキルを取り、次に魔法や精霊に興味が湧いて【精霊使い】や獲得できた2つの魔法スキルを取った。


「おぉ、やっと終わったのじゃな。では、お主に神技という力を与えるのじゃ」


 すると、急にボクの体が神々しい光に包まれた。


「え?! これは?!」


 急なことでビックリしたが段々と光が収まっていき、やがて消えるとステータス画面に変化があった。


神技:【アロマキュア】

自分の体液をかけることで傷を完全に癒し、全ての状態異常を治すことができる、代わりに使用した相手に眠気を誘わせる


 こんなのが追加されていた…


(これって物凄いモノなんじゃないかなぁ…でも、体液をかけるって…)


 ボクはそう思った。


「では、最後にこれを渡しておくのじゃ」


 そう言った瞬間僕の目の前に花で装飾された緑色の鞄が現れた。


「これはなんですか?」


「それはアイテムバッグというのじゃ。小さくて持ち運びやすく、所有者のMPによって容量が変わるものじゃ、一応向こうの世界にも似たような物はあるのじゃ、ついでにその中に向こうの世界の通貨を少しとナイフを入れておいたのじゃ」


 こんなことまでしてくれるなんてとてもありがたい。


「では、手続きはこれで終わりじゃ。後はこのクリスタルに触れれば向こうの世界に行けるのじゃ」


 上の方から光り輝くクリスタルが現れた。

 それに触れる前にボクは神様に一つ質問をした。


「最後に一つ質問いいですか? 向こうの世界にボク以外にも転生者の方っているんですか?」


「いるが、そう多くはないのじゃ。世界の調和のために転生が必要なのじゃが、上質な魂の者しか転生させらない上、見つけるのは難しいからのぉ」


「そうなんですね、ありがとうございました」


 ボクは神様にお礼を言い、会えるかなぁ、と思った。

 そしてクリスタルに触れた瞬間激しい光に包まれ、自然と意識が遠のいていった…

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― 新着の感想 ―
[良い点] ハルちゃんも精霊さんも可愛いですね! あらすじの魔王とか謎の人とかも気になる... [一言] 面白かったです! 頑張って下さい!!
[気になる点] 何度もすいません... 飛ばし読みしていたスキルを深く読んでいて気がついたのですが、細かい指摘なのですが、スキルの説明の件です。 スキルの鑑定眼のなのですが... 対抗スキルが隠蔽と…
[良い点] 数多くのスキルを有した、主人公がどのように活躍していくのか、また、固有スキルのような神技の存在をどのように活用していくのかが、戦記とタグに入っているところと、合わせて今から楽しみです。 […
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