違和感
いつものようにこの既婚者の男性は私を軽々と持ち上げて、優しく触れる。
いつも同じ場所を触るのね。
そんなにそこが気に入ったの?
彼はまた同じ場所を、今度は少し力強く押した。
普段なら触られただけでビリビリしてしまう。
しかし今日はそのような感覚は無く自分でも違和感があった。
ぼそっと彼は呟いた。
「やっぱり、もうダメかもしれないな。」
散々好き勝手しておいて…そんなのヒドイ。
そう思った矢先、彼は言った。
「なぁ、電池あったっけ?リモコンの電池が切れたみたいでさ。」